ヨセフィーヌの マンマルメゾン♪

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2008.06.01
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5月30日31日 軽井沢への旅行の日記、その3

雨やどりのつもりのアウトレット は  East NewEast エリアのみにして
早めにホテルに向いました。

1764年 明和元年 佐藤万右衛門 旅籠「亀屋」を開業。
このときから、 万平ホテル の歴史がはじまりました。

1850年、万右衛門から数えて9代目にあたる初代万平が誕生し
旅籠「亀屋」主人として、外国人客の接待に力を注ぎます。
現在の万平ホテルの黎明期です。

この佐藤万平と娘婿の明治元年生まれの佐藤国三郎が
万右衛門の興した旅籠「亀屋」を発展させ
旅籠からホテルへと発展した「万平ホテル」の基礎を築き上げました。

万平ホテルの発展には
軽井沢 を見出したふたりの外国人宣教師の存在も忘れてはなりません。

ディクソン氏とA・C・ショー氏です。
ディクソン氏が旅籠「亀屋」にひと夏滞在します。
ディクソン氏は当時A・C・ショー氏とともに英国国教会の宣教師として
行動をともにしていたそうです。

A・C・ショー 氏は 豊かな自然や気候が母国と似ていると感嘆し、
友人や宣教師に軽井沢を紹介しました。

やがてたくさんの外国人、そして各界の著名な日本人が避暑に訪れるようになり
軽井沢が今日まで 避暑地として発展することになったのでした。

軽井沢の歴史は万平ホテルともにあると言っても過言ではありませんね。
それだけに、一度泊まってみたかった憧れのホテルです。

RIMG0523

お部屋へ向う廊下の窓・・・雨は止みませんが緑がきれい・・・

RIMG0500

資料室があり、その入り口の年表・・・
つづきは  万平ホテルのホームページ で読みましょうか・・・

資料館にある年表のなかで、目をひいた三枚目
ヒトラーユーゲント一行の滞在
ドイツ人の疎開・・・

RIMG0497

1972年 浅間館・桜の間で
当時の田中角栄首相・キッシンジャー大統領補佐官の会談が行われました。

RIMG0516

そのときの椅子もありました。

RIMG0501

あまりにさりげない資料室の展示に、思わず腰掛けそうになりましたが
さすがに 「お座りにならないでください」との張り紙がありました。

夢の夜のお食事は昭和11年建築の  メインダイニング で 
伝統的なフレンチを頂きました。

古さのなかに重厚な威厳が感じられますが
長い歴史のなかで、人の世のさまざまな運命を
すっぽり包み込んできたせいでしょうか・・・なぜか、とても温かい。

スタッフのみなさんのおもてなしも柔らかい。

敷居のたかさを感じさせない、だけれども背筋が伸びる居心地のよさに
浮世を忘れる 夜でした。

夢でない証拠にご同行の レオさんの日記 もご覧くださいませ。






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最終更新日  2008.06.04 09:30:45
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