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我庭で栽培しているイチリンソウ属の2品種目は キクザキイチゲ。
国内の自生地は、北は北海道、南限は広島県北部と言われています。
ユキワリイチゲ
の国内自生地は、北限が滋賀県、南限が四国、九州中部と
キクザキイチゲ
の方が北方型、 ユキワリイチゲ
は南方型と言えます。
岡山県北部の ある谷
では、 キクザキイチゲ
と ユキワリイチゲ
が、仲良く
並んで自生している貴重な場所があります。
キクザキイチゲ 雪の精

雪の精
満開です(2024.03.22)

植えている場所は、ほぼ一日中太陽が当たる場所です。 スプリングエフェメラル
の
仲間だとは信じられない。通常、 スプリングエフェメラル
と言われる花たちは、
午前中に日が当たり
午後には日影になる、いわゆる 半日陰の場所が適地
だと
いわれています。 雪の精
は例外中の例外と
言えます。
( ちなみにこのキクザキイチゲ雪の精は、新潟県佐渡島で
発見されたとの事。)
今年も 雪の精
の蕾があちこちで上がってきました。(2025.03.07)

上写真から4日後(2025.03.11)

キクザキイチゲ雪の精
は、豪華で綺麗な八重咲種で、見ごたえがあります。
しかも非常に丈夫でよく殖えます。
最近特にですが、地球温暖化の影響か、当地岡山は非常に暑く、かつ年間を
通じ雨量が極端に少ない等、 ユキワリイチゲ
、 イチリンソウ
等には少なからず
影響が出ていますが、この 雪の精
だけは、そのような条件下でも勢力範囲を
広げています。
キクザキイチゲ青色花

午前中2時間ほどしか陽が当たらない場所に植えています。
昨年(写真は、2024.03.25)はいい花が咲きました。今年は
どうでしょう?
キクザキイチゲ濃青花

国内で流通しているキクザキイチゲの中で、一番紺色が濃い品種と
言われています。
蒼穹(そうきゅう) という品種名で市販されています。
キクザキイチゲ

金木犀下の半日陰(午前中2時間くらいしか陽は当たらない)の場所。
キクザキイチゲ
の奥には、 ニリンソウ
、 イチリンソウ
を植えています。
やはり キクザキイチゲ
は半日陰が調子は良いようです。
唯一
、雪の精
だけが
例外
のよう
です。
この項続く!!
今日はこの辺で。
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