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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2012.02.26
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カテゴリ: 経済・ビジネス

 さらに、この業界を目指している人間が、もう一人いる。
 そこで、この業界とは、消費者としての関わりしか持たない私も、
 この二人について、より理解を深めるために、本著を購入した次第である。

 本著は、医薬品について、そして、それに関わる人々について、
 専門外の読者にも分かりやすく、コンパクトにまとめられている。
 例えば、医薬品は「モノ」と「情報」とに分かれることを2ページで、
 「医療用医薬品」と「OTC医薬品」に分けられることも2ページで説明してくれる。

また、医薬品に携わる人々については、次の6つのカテゴリーに分けて説明している。


 2.創る人々(製薬企業、バイオベンチャー)
 3.売る人々(製薬企業、ドラッグストア)
 4.運ぶ人々(医薬品卸、販社)
 5.選ぶ人々(病院や医院、保険薬局)
 6.払う人々(患者、国や自治体、健康保険組合)

さらに、一口に薬剤師と言っても、その働き方は、
病院薬剤師、保険薬局薬剤師、ドラッグストア薬剤師、製薬企業薬剤師の4つに大別され、
従属的であるか主体的であるか、多様性があるか画一性があるかが、
それぞれに随分異なるようで、その「理想と現実の姿」もそれぞれ紹介されている。

そして、学ぶ期間が6年に増えた薬科系大学についても、
その卒業は、なかなか難しいものであるだけでなく、

この辺りの状況は、薄々知ってはいたことだが、現実はより厳しいもののようだ。

現在、この業界には、消費者としての関わりしか持たない私だが、
実は、就活における企業訪問の際には、製薬企業や卸に出向いた経験を持つ。
そんな私には、製薬企業やバイオベンチャー、ドラッグストア、医薬品卸についてのお話し、
さらに、薬剤費の仕組み、これからの医薬品業界のお話しは、大変面白いものだった。





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Last updated  2012.02.26 13:54:06
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