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PRIMATE 『 Draw Back A Stump 』(Relapse Records)01. ALL THAT REMAINS / A War You Cannot Win 02. ALLEGAEON / Formshifter03. AS I LAY DYING / Awakening04. AXEWOUND / Vultures05. BARONESS / Yellow & Green (2CD) 06. BETWEEN THE BURIED AND ME / The Parallax II: Future Sequence07. BLEEDING THROUGH / The Great Fire (*Import)08. BURY TOMORROW / The Union Of Crowns09. CORROSION OF CONFORMITY / Corrosion of Conformity (*Import)10. CRYPTOPSY / Cryptopsy 11. DEW-SCENTED / Icarus 12. FEAR FACTORY / The Industrialist 13. GRAND MAGUS / The Hunt 14. GREENLEAF / Nest of Vipers (*Import)15. HELLYEAH / Band Of Brothers16. HIGH ON FIRE / De Vermis Mysteriis17. IT BITES / Map Of The Past 18. LAMB OF GOD / Resolution 19. MARILLION / Sounds That Can't Be Made (2CD) 20. MY DYNAMITE / My Dynamite 21. NAPALM DEATH / Utilitarian 22. NILE / At The Gate Of Sethu 23. PARADOX / Tales Of The Weird 24. PIG DESTROYER / Book Burner 25. PRIMATE / Draw Back A Stump26. RIVAL SONS / Head Down 27. SAINT VITUS / Lillie: F-65 28. SYLOSIS / Monolith 29. THE GASLIGHT ANTHEM / Handwritten (*Import)30. VISION OF DISORDER / The Cursed Remain Cursed (*Import)※2012年は良い作品が多くて悩みました。番号はカウントのために付けてありますが並びはA→Z順にしてあるだけです。一番驚かされたのはRIVAL SONSの化けっぷりには大変驚かされました。1st Albumリリース時点でも顕著に影響がみられたオールドスクールなLED ZEPPELINっぽいのは予想できましたが、よりクラッシック・ロックの良いところだけを吸収したかのようで更に今回は曲によってThe DOORSぽかったり、THE CULTのイアンにそっくりに歌っているように聞こえる曲があったりと演奏陣もメチャ器用なバンドになったもんだと将来的にカナリ期待できるなとつくづく感じました。あとMY DYNAMITEですが聞いた方はよく分かるかと思いますがまんまTHE BLACK CROWES!しかも自分が一番好きだった2nd『The Southern Harmony and Musical Companion』の頃そのもの!バックに聞こえる女性コーラスの使い方まであのサウンドを受け継いでいるので良い意味でこのままのスタイルを維持してほしいと切に願います。MASTODONやBRUTAL TRUTHのメンバーが始めたPRIMATEにしても、BFMVのマットとCANCER BATSのリアムを中心に結成されたAXEWOUNDにしてもサイド・プロジェクトで始めたバンドが予想以上にカッコ良い。ただ、IRON MAIDENのリーダー兼ベーシストのスティーヴ・ハリスが長い間温めていて、やっとアルバムをリリースしたBRITISH LIONについては悪いわけではないんだけどいかんせん地味すぎる。w Voが弱いし...これまでもスティーヴがプロデュースしたバンドもイマイチ成功しないしメイデンに専念した方がいいのかも。メタルコア勢の活躍はスゴく飛躍していると思いました。ATRとAILDは特に良かった!ATRに関して言えばクリーンVoの多用とテンポチェンジがなくなり弱体化したように言われていますが自分はフィルのVoが能力的にカナリ向上しているのもよく分かるし、ポップに感じられる曲自体も素直にキャッチーでカッコイイと思いました。AILDはプロデューサーがALL~DESCENDENTSのリーダー兼Drのビル・スティーブンソンで、PUNKバンド系には以前より定評がありましたが、メタルコアというジャンルにおいてもここまで効果的に活かせたのには驚きました。ティムの歌唱法も向上していて以前は一本調子で怒鳴っているようにしか聞こえなかったのが表現力も付いてきており、他のメンバーのコーラスや楽曲にもメロディとリフのバランスにメリハリが効いていてアルバム通して素晴らしく聞くことができました。DOOM~STONER系も充実してました。St.VITUSの復活劇はもはや自分が多くを語ることは不要だと思いますが来日だけなんとかしてもらいたい。C.O.C.はまさかマイク・ディーン(Ba,Vo)が戻っての音源が聞けるとは思ってもいなかったのですがドラムのウッディ・ウェザーマンもここまで歌えるとは知らなかったのでうれしい誤算でした。ORANGE GOBLINはここには挙げてませんが、以前のアルバムではベン・ワードがドランキーなかつルーズな歌いっぷりでしたが今回はわりとカッチリとハードロックっぽく歌って(演奏も含めて)います。BARONESSは2枚組ですが飽きさせないサウンドはさすがですし、GREENLEAFはSTONERとかいうよりも純粋にハードロックといっていいくらいに気を張らずに聞けるギターロックで良かったです。ついでに上には上げませんでしたがSONS OF OTISとWino & Conny Ochsの2つのアルバムもオススメです。自分の好きなスラッシュメタルも有名どころのOVERKILL、TESTAMENT、KREATOR、DESTRUCTIONなどもリリースして聞いてますが、ドイツのチャーリー"いぶし銀のガンコ親父"シュタインハウアーが歌うPARADOXほどはよく聞かなかったように感じます。本筋のスラッシュとは異なるネオ・スラッシュというべきSYLOSIS、ALLEGAEONやDEW-SCENTEDもなかなか売れ線をわざわざハズして曲づくりをしているかのようなストイックな楽曲も好きでけっこう聞きまくりました。THE GASLIGHT ANTHEMもアイリッシュ・パンクだろうがなんだろうがジャンルなんかどうでもよくなるくらいに激渋でカッコよかったです。パンク系は上記にあえて入れていませんがPENNYWISEとOFFSPRING、GREEN DAYなんかもよく聞いてました。プログレもいったい何年ぶりなんだか忘れてしまうくらいに久しぶりのオリジナル・アルバムをリリースしたMARILLIONも多くの先輩の英国出身プログレバンドに恥じない洗練された曲づくり、長尺なのに飽きさせないサウンドは健在であり、IT BITESも再結成前と同じくらいに充実したすばらしい内容でした。上記に上げきれないアルバムは鬼籍に入ってしまったジョン・ロードのラスト・コンサート『Concerto for Group and Orchestra』、FOCUSの『X』、キース・エマーソンの『The Three Fates Project』、また健康上の理由によりYESから離れたジョン・アンダーソンとリック・ウェイクマン二人によるアルバム『The Living Tree』(*Live音源収録の限定盤も有り)は透明感のあるジョンの声とウェイクマンにしか出せないサウンドスケープはとても存在感がありYESのサウンドとも異なり、この二人じゃないと出せない世界だと思いました。 後になってアレを入れ忘れていた!とかいうことも毎年ありますがとりあえずこんなところです。
2013/01/19
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ALL THAT REMAINS 『 A War You Cannot Win 』(6th album , 2012 , Razor & Tie/Trooper ent. )・song-list:01. Down Through The Ages02. You Can't Fill My Shadow03. Stand Up04. A Call To All Non-Believers05. Asking Too Much06. Intro07. Just Moments In Time08. What if I Was Nothing09. Sing For Liberty10. Not Fading11. Calculating Loneliness12. A War You Cannot Win13. Let Nothing Bind Me * * bunus track♪All That Remains - Stand Up (PV)⇒ http://www.youtube.com/watch?v=BBA4frqKvt8・Member:Phi Labonte - VoJeanne Sagan - Ba,ChoOli Herbert - GtMike Martin - GtJason Costa - Dr※ え~ぼーっとしている間に年が明けてしまいましたがチェックしていただいている奇特な皆さん今年も宜しくお願いします。m(_ _)mさて、2012年はHM/HRに限らず良いアルバムがたくさん聞けた年だったと思います。2012年のblackseason's Best〇〇についてですが、現在苦労して選定してますのでもうしばらくお待ちください...。おそらく1月半ばにはupしますんで。もとい・・・傑作と言われてる3rd『Fall Of Ideals 』、続く4th『Overcome』、前作5th『For We Are Many』と作を重ねる度にフィル・ラボンテのクリーン・ヴォーカル率が上がり(今回はクリーン・ヴォーカルのみで歌っている曲が2曲もある!)、曲もポップになり聞きやすくコマーシャルな音づくりになってきたATRだが今回6th『A War You Cannot Win』は特に歌モノとしての要素が高い。自分はメタルコアなATRが好きなわけではなくATRのセンスで演っている音楽が好きなわけで今回も全く異論はない。ただ、3rd『Fall Of Ideals 』収録の名曲「This Calling」のような清濁の入り混じったヴォーカルに絶妙な演奏陣のコンビネーションを求めるリスナーとしては、HC色が薄れてテンポ・チェンジもブレイクダウンも入らない曲づくりは単調に聞こえ、つまらないかもしれない。もはやメジャー化していったMASTODONに似た道を辿っていくかのように感じられなくもないですが聞き易くなってきたとはいえ、ATRのサウンドは自分は嫌いじゃないっすよ。むしろ大好きです。こういうの。
2013/01/03
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