音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

2011年09月20日
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 1986年制作で、トム・クルーズ主演の『トップ・ガン』は、米海軍の全面協力のもとで実現した海軍パイロットの青春を描いた映画。同年の米国内では興行成績No.1を記録し、日本でも翌年(1987年)度の洋画配給収入で1位のヒット作となった。

 大ヒットは映画ばかりかサウンドトラックでも同様だった。『フラッシュダンス』、『フットルース』などと同様、当時は映画のサントラにロック・ポップ系を多用し、それらの曲がMTVの潮流とともにヒットするという流れがあった。『トップ・ガン』のサウンドトラックにも人気アーティストが顔を揃え、ケニー・ロギンス、チープ・トリック、マイアミ・サウンド・マシーン(グロリア・エステファン)といった面々が参加している。その中から最大のヒットとなったのが
ベルリン(Berlin)による挿入歌「愛は吐息のように~トップ・ガンLOVEテーマ~」であった。

 ベルリンというバンド名だが、別にヨーロッパ出身とかドイツ出身とかいうわけではない。れっきとした米カリフォルニア出身のグループで、1981年から活動していた(メンバーが異なる前身バンドは79年結成とのこと)。女性ヴォーカリストテリー・ナンをフロントに据えてシンセを多用した音楽をやっていた。エレクトリックな方向性は欧州向きと言えなくもないので、バンド名はそのあたりに由来するのかもしれない。2枚ほどアルバムを出した後、この「愛は吐息のように~トップ・ガンLOVEテーマ~」が全米1位の大ヒットとなり、アカデミー賞とゴールデングローブ賞でも主題歌賞を受賞した(さらにこのヒット後にもう1枚アルバムを出している)。

 日本では、この時のヒットだけでなく、90年代前半(だったと思う)にも車(確かホンダだったような…)のCMに使用された。映画の内容と関係なくても実によくできたラヴ・バラードで、テリー・ナンの妖艶な歌声もなかなかのもの。聴いたら個人的には懐かしさを感じるのも事実だけど、それをさっぴいても、曲調・歌唱ともに実によくできたバラードだと思う。


  ↓ サントラのジャケット・イメージはこちら ↓


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[収録アルバム]

Berlin / Count Three & Pray (愛は吐息のように) (1986年)
Various / Top Gun [soundtrack] (1986年)






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Last updated  2011年09月21日 04時16分39秒
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