パティはこれ以前には1993年と2004年にアルバムを制作しており、本作『プレイ・イット・アズ・イット・レイズ(Play It As It Lays)』は2007年発表のサード・アルバムとなる。時期的にはバンドの方ではB・スプリングスティーン名義の『マジック』と同じ時期に並行してソロアルバム制作をやっていたようで、『マジック』がスプリングスティーン節全開のアメリカン・ロック・サウンドであるのに対し、こちらのパティのソロ作品の方は、落ち着いた雰囲気とアメリカン・ミュージックの深さが前面に出た対比的な仕上がりになっている。
1. Looking For Elvis 2. Like Any Woman Would 3. Town Called Heartbreak 4. Play Around 5. Rainy Day Man 6. The Word 7. Bad For You 8. Run, Run, Run 9. Play It As It Lays 10. Black Ladder