音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

音楽日記 ~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

2014年08月20日
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テーマ: 洋楽(3388)
カテゴリ: 動画紹介




 だいぶ前に、カーペンターズ(Carpenters)の通算第5作 『ナウ&ゼン』 というアルバムについて書きました。同アルバムの後半のほとんどを費やして収められたオールディーズ・メドレーというのがあり、今回はそれを取り上げたいと思います。このメドレーの冒頭に含まれる「ファン、ファン、ファン」(元はビーチ・ボーイズの1964年のヒット曲)を思い出し、名ナンバーのカバーということで取り上げたいと考えた次第です。

 カーペンターズによるこのメドレーは、代表曲として知られることになる「イエスタデイ・ワンス・モア」および「同(リプライズ)」にはさまれる形で、発売時のLPのB面に収められ、合計15分ほどの演奏となっています。

 収められている曲は、「ファン、ファン、ファン」(上述の通りビーチ・ボーイズの曲で、ブライアン・ウィルソンとマイク・ラヴのペンによる)のほか、収録順に、「この世の果てまで(ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド)」(スキータ・デイヴィス、1962~63年)、「ハイ・ロン・ロン」(ザ・クリスタルズ、1963年)、「デッドマンズ・カーブ」(ジャン&ディーン、1964年)、「ジョニー・エンジェル」(シェリー・フェブレー、1962年)、「燃ゆる瞳(ザ・ナイト・ハズ・ア・サウザンド・アイズ)」(ボビー・ヴィー、1962~63年)、「アワ・デイ・ウィル・カム」(ルビー&ザ・ロマンティックス、1963年)、「ワン・ファイン・デイ」(ザ・シフォンズ、1963年)です。





 アルバムを取り上げた記事中にも書きましたが、長いのにあっという間の心地よい15分間です。ちなみに曲間のDJ風ナレーションをやっているのは、カーペンターズのリード・ギターを担当していたトニー・ペルーソ(Tony Peluso)という人で、カレンの死去でカーペンターズの活動が終焉した後はレコーディング・プロデューサーおよびエンジニアとして活躍し、2010年に亡くなっています。

 さらに今回は、もう一つ。この同じ曲の滅法カッコいいカバーもお楽しみください。1996年にステイタス・クオー(Status Quo)がビーチ・ボーイズとの共演で演奏した「ファン、ファン、ファン」です。









[収録アルバム]

Carpenters / Now & Then (1973年)
Status Quo / Don’t Stop(1996年)






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Last updated  2014年08月20日 09時15分33秒
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