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2011.03.17

我々も緊急車両ではないのか！？

(8)

テーマ：今日の出来事(293186)

カテゴリ：東日本大震災

我々も緊急車両ではないのか！？

ここ数日筆者は、東日本大地震で甚大な被害を受けた、とある工場の復旧工事のお手伝いをしています。

その工場では、紙オムツと深い関係がある物資を製造しているのです。
つまり、その工場が復旧しないと、すでに不足が心配されている紙オムツが作れなくなってしまうのです。

筆者の住む地域では、自立した復興が進みつつあるのですが、その足を思いっきり引っぱっているのがガソリン不足です。
ガソリンは、緊急車両に優先されて販売されます。
（そのこと自体はまったく異論はありません。）
在庫に限り、一般車両にも数量を限って販売されています。

工場を復旧している技術者や職人たちはガソリンを買えないのです。
もう明日にも、会社にこれない人が出てきます。
こうなると、生活必需品の製造を再開しようにも、生産の再開できなくなってしまいます。

職業によっては、自宅待機している人たちも少なからずいます。
技術者たちが、一生懸命工場や設備を復旧している昼間の時間に、自宅待機している人たちが一般販売用のガソリンを買いあさってしまいます。
これでは、ますます工場の再開が遅れ、自宅待機の期間が長くなり、必要なものが生産できなくなります。

わずかばかりのガソリンを手に入れて、ホットしている場合では無いのです。

工場の復旧に必要な資材も、ガソリン不足から配達は一切してくれません。
我々が今やっている仕事は・・・緊急ではないのか・・・？
考えてしまいます。（もちろん、命が第一なのですが・・・）

今朝は北東北でも、この時期珍しい低温と積雪でした。

筆者も何日出社できるか？わかりませんが、晴れさえすれば自転車ででも向かいます。

　　　”がんばろう東日本！”

ホシカツ