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2009年03月31日
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カテゴリ: ジュエリー
さて、昨日書き込みました、非減価償却資産について、続きです☆
ちょっと補足事項を入れますね☆




「マホガニーは虫が食わない硬い素材の木材で貴重で、現在は使われていなくて、大昔でも貴族階級だけが使っていたものです。」

・・・これについて。



 アンティーク市場で、マホガニー素材の家具は小さなサイズでもオークションではかなり高価(数千ドル)でも落札されますし、どんどん値上がりし続けているのですよ~。


 それで、改めて、マホガニーについてリサーチをちょっとしてみました☆



 すると、ウィキペディアにも載っていますが、
「原産地での乱伐がすすんだため、現在ではマホガニーの全ての種がワシントン条約によって取引が制限されていて、
マホガニー属の木材は現在では入手困難であることから、類似した外見を持つ分類学的には異なる木も、「マホガニー」の名をつけて流通している。」


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%9B%E3%82%AC%E3%83%8B%E3%83%BC




 そうだったのですね!!!

 ワシントン条約で、もうマホガニーの伐採は基本的に禁じられていて、許可が必要なのですね~!

 もう現代では、本物のマホガニー素材の家具は、超入手困難なものだったのですね!!!



 100年以上前のアンティークの高級家具は、ちゃんと本物のマホガニー素材で作られているものがありますから、そういうものがサザビーズで高値で落札されるのですね~!!!

 どうりで価値が高いもののはずでした~。

 ふむふむ、理由を知ったら、納得がいきました☆☆☆







「無垢材のマホガニーのアンティーク家具は入手困難で貴重で高価で、年々、値段が上がり続けている非減価償却資産である」

「本物のマホガニー素材は現代の高級家具には使用されていない」

「本物のマホガニーは現代は使われていない」

・・・ということは知っていましたけれども、まさか、「ワシントン条約」で伐採や取引を禁止されているものとは知りませんでした~!!!




 本来マホガニーとは黄金色を意味していて、光沢がある木材です。古くから高級木材の銘木として知られています。





 特に、18世紀のイギリスでは、貴族たちがマホガニー素材の家具を愛していたことは有名なエピソードです。木目も美しくて光沢もあるからです。とにかく大昔でもマホガニーは当時から超高級銘木素材だったのです。

 本来はもともとマホガニーの家具なんて、大昔でも一般庶民の家にはなくて、大金持ちの貴族の家にしか無かったものなのですよ。このお話しは、何度か耳にしたことがあります。。。


 家具の芸術品だったのですね☆☆☆



 アンティークの本物のマホガニーの無垢材の家具は、すでに100年以上経っていてもまだまだ全然痛んでいないので、今後もさらに数百年でも持つのですよね。すごいことです! エコロジーでもありますよね☆



 私はスペインに住んでいた時に、家の備え付けの家具にマホガニー素材のアンティーク家具があったものですから、その時にマホガニーについて覚えました☆

 それで、その重厚さと美しさ、良さを覚えてしまったので、なんだかそれから気になって、ニューヨークに引っ越してからはコンクリートジャングルの中にいるとますます、アンティークのマホガニー素材の家具が恋しくなったのです。


 いつも、頭の片隅になんとなくこういうことを考えていたものですから、アンティークのマホガニー家具があったらいいなあ♪とアンテナができていたのですね。




 そのため、超破格でその”ブツ”を見つけたときには!!!即買いました!!!
私にとったら超お宝♪だったのですが、今回リサーチして分かりましたが常識的に見てもレアアイテムのお宝だったのですね!!!

小さな棚と大きな鏡です☆
120年以上前のイギリスのものですから、19世紀のものです。1800年代ですね。



 アメリカに昔ご先祖が移民してきたイギリス人の方が、ものすごく家具がたくさんあってアンティーク家具のコレクター兼、倉庫に保管してサザビーズにオークションにちょっとずつ出品しているそうで、スイスに引越しの時にそれの一部を破格で処分するということで、見に行かせていただいたのです。
(アンティークディーラーですよね。)




 ですから、呪いの家具じゃないことが分かったので(笑)、この方のご先祖からのものだという扉つきの小さな棚と大きな鏡を譲っていただいたのですよ。それもアンティークにしたら破格で!!!


 その時に、
「ええ~?この鏡と棚も、倉庫にしまって置いておけばいいのに!」
と私もその方に言ったのですが、

「いや、もう倉庫いくつもたくさん家具があるから、パンパンで入らないし、スイスまで郵送するまでもないから、アンティークがお好きな方に譲ることにしたんだよ」
とおっしゃっていました☆



 その時は、その方の周りでは、アンティーク家具に興味があって好きな人が全くいなかったのですよ!!! 
 私だけでした!


 ええええええ~? 普通の人達って、世間一般的には、アンティークに興味がないのかああああああ!!!!!って私は驚きました☆


 そのお陰さまで、私一人しかその家具に興味がある人がいなかったために、値切るまでもなく破格で処分されて、他に競争相手もいなくて、なぜか必然的に私のところにやってきた家具だったのです☆



 その方にも、「君はまだ若いのに、アンティーク家具の価値を知っているなんて珍しいね。僕がアンティークの価値について覚えてきたのは、ご先祖から代々引き継いだ家具を見てきたせいもあるし、本格的に魅力に惹かれだしたのは40代以降の年齢になってからだよ~。
普通の人達はアンティーク家具なんて知らないし興味がないものですよ。」
と言われましたが、スペイン時代のお話をしたら納得していました☆


「将来もし困ることがあったら、この家具をサザビーズのオークションに出します! 心の支えと保険にさせていただきます! 出さないとは思いますが。 毎日美しいものが家にあると気分が違いますしありがたいです!」
と私が言うと、その方は大笑いしていました!


「そうだよ~! 困ったらサザビーズに出したらいいよ! 家に来て鑑定してくれるよ。」と言っていましたよ☆




 私もスペインに住まなかったら、きっと、未だにアンティーク家具について全く興味が無かったままだったと思います☆




 私はまだ若い年代のうちから本物のアンティークについて知りましたが、これは運が良かったと思います。
 資産としてだけではなく、毎日使いながら美意識にも無意識下で影響があると思いますし、優雅な気持ちで家で過ごせますし。
 特に芸術家を生業としている私にとっては、美的感覚を高めるためにも良い習慣です。これは、結局、私のジュエリーのお客様方のためにもなることなのですよ。私の毎日の過ごし方によって、作品の美的センスが違ってきますから。プロとしては大事なことです。


 ですから、日本にいる後輩の読者の方にも、教えてあげたいなあと思います☆☆☆




 この不況時に、年々、値段が上がっていく、非減価償却資産なのですから。アンティークは。


 年齢が若いうちにちゃんとこういうことを知って覚えておくほうが、ラッキーだと思いますよ☆ おすすめです☆☆☆





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最終更新日  2009年03月31日 19時53分23秒
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