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"ゆりかごから墓場まで バカヤロウがついてまわる 1000のバイオリンが鳴り響く"
(真島昌利作詞 1000のバイオリンより抜粋)
いろいろイベントあって間あいたっすねw
未来はわしらの手の中
って日記は前フリだと書いたっすけど、続きっす。どうすれば かっこよく歳をとれるかの自己暗示みたいな話を書いたと思うのですが、ま~でも襲ってくる現実というのは想像以上に過酷っすよ。容姿はどんどん醜くなっていくし、目も耳も鼻も 感覚器は衰えていき、四肢は動かなくなり、そして脳はもう回転しなくなっていくっす。これは誰にでもすぐやってくるっす。美しい時は短いとはよく言ったもので、みにくい時間の方が圧倒的に長いっす。そりゃエステ技術や整形技術は格段に進歩してますからね、俺の周りにもいますよ。50代、60代にはまったく見えない美人とかね。ま~でもほとんどの場合は想像を絶する努力と大量につぎこんだ金があっての事っすよね。まれにナチュラルに美しい60代の人とかいてるけどレアケースなので、ちょっと参考にならんすよね。なんかずるいっすw
ん~結局ね、自分の醜さを自覚し始めると、すごく臆病になっていく。自信が失われていくっすよね。例えば、おいそれと異性を好きになれなくなってくるっす。ま~30代、40代ともなれば、結婚している人も大勢いると思うので、異性を 好き
になる必要がない人も大勢かもしれねーっすけどね。んだけど、 好き
って感情は基本的には必要性とかとあんま関係ねーっすよね。
「彼氏(彼女)つくらなきゃな~」
こんなため息はよく聞くっすけどね。だけどこれは基本的には 違う
っすよね。つくるもんじゃねーっすよねw 誰かを好きになるという感情は、自然に芽生える感情であって、それは自分が結婚してようが、恋人がいようが、子供だろうが、大人だろうが、みにくい容姿をしてようが、理屈なく勝手に芽生えるのが本来の 好き
の姿っすよね。
俺はこうゆう 好き
という感情に尊ささえ覚えるっすよ。でもこれが恋愛に発展できるかは、かなり別問題っすよね。 特に自分に自信がない人生の晩年はもうこの誰かを好きになるって感情そのものに防御システムが働く。傷つきたくないから、 好き
って感情を押し殺すように制御されるっす。この防御システムはバリやっかいっすよ。
なにしろ両想いという素晴らしい結論が出ても、防御システムが作動するんすからね。
例えば恋愛しはじめって、何も見えないんすよ。好きでしょうがないから、もう感情にまかせてxxx。 だけど歳をとればとるほど、この恋愛が長続きするわけがないと思うようになる。 相手ががっかりしないうちに、身を引こうとか思い出してくる。ん~特に歳の差があったりすると余計そうっすかね。つまり、流行の歳の離れたカップル。若い方は序盤そんな事はまったくおもわないっすけどね。
年寄りのほうは自分の現実を考えると、素直に相手の 好き
を受け入れられない。もちろん相手の事も考えるあまりなんだけど、若い方がこの恋愛に冷めた時の自分の絶望を考えると、まだ傷が浅いうちに はまらないうちに 身を引きたいと思うようになるっす。例えばセックスひとつとってもそうっすよ。自分がセックスできなくなる年齢は相手より、すぐ来るわけですからね。そして相手より早く死ぬ可能性が高いわけですからね。臆病になって当然っす。人によっていろんな防御の仕方があると思いますよ。片思いのままにと割り切る人もいるだろうし、遊びだと言い聞かせる人もいると思う。
あと、歳の差だけじゃないっすよね。歳をとるといろんな現実というお荷物を抱えるわけっすよ。例えば、俺なんかは多額の借金という現実を持っているし、子供がいるという現実を抱えている人もいるっすよね。
でも不条理なのは、そんなわかりきっている現実と、 好き
になるという感情はまったく関係ねーってことっすね。どんな現実を抱えてようが、好きになってしまうのは止められねーっすよw なんで神様はこんなに苦しむように人間をプログラミングしたかなw この防御システムを解き放っても、長く続かないんだと自分に言い聞かせながら恋愛する事になるかもしれねーっすよね。
ま~多くの人はもっと浅い所で防御するようになってるっすよ。つまり人を好きにならないようになっていくっす。人を好きになれない。これはたぶんおそろしく不幸な事っす。
俺は勇気を出してアタックアタックなんてポジティブな事は絶対言わねーっすよw でも恋をする能力そのものを押し殺したら、下手すると生きる意味さえねーっすよ