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2024.06.11
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 国立奈良博物館で、開催中だつた『空海展』 最終日九日に出掛ける予定が叶わず残念な事だった。

 柳居子の戸籍名『國弘』の一字『弘』が、弘法大師の諡号弘が付いている事から 何となく親しみを覚え 伝記とか学説諸々に親しんできた。
 其の時代の人としては、考えられない程 数多くの業績とか 文藻 諸々が残っている。伝承では無く 大師の弟子「真済」が、師の残した 詩・賦・表文・碑銘等を集めた『遍照発揮精霊集』という 十巻の書が残っている事から 聖人君子風の宗教人では無く 又 当時の文化の最先端をいく中国に於いても 高く評価された 最初の国際人として 興味の尽きる事の無い人と言う事である。

 本サイトに於いても 空海の事は、多分二十回程 駄文を載せているが、国際デビューを果たした 福州節度使 閻済美に宛てた手紙 『加能 啓ス 高山澹黙ナレド 禽獣労ヲ告ズシテ投帰ス深水モノ言ハザレド・・・・・・』唐での華々しいデビューがこの代筆の手紙である。

 同じ遣唐使船団に 後のライバルとなる最澄も加わっていたが 最澄の乗った船は問題なく唐土に着いたのだが 国史藤原葛野麻呂の乗った空海同乗の船は 福建の赤岸鎮という所へ流れ着いた。 上陸を許されず 度々国使であることを書いて上奏したが相手にされず 国使であることを証明するものは何もない 万策尽きかけた時 空海が登場した。 一筆認めた文書が 上陸すら認めなかった一行を ただちに国使としてその様に対応したという。

 稀代の代筆家のタイトルで以前に載せた記事には 一緒に唐土に渡った
橘逸勢 (たちばなのはやなり)の爲 日本に帰国の爲の許可願い状も 代筆している。





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Last updated  2024.06.11 12:01:07
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