CAPTAINの航海日記

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CAPTAIN @ Re:昨晩の地震(03/17) >松本さんへ すみません。コメント頂戴…
2011.06.11
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今日、上の子が屋内でソフトボールの練習をしていた時に、グラウンドで練習している別のチームを、妻が見かけたそうです。
どこのチームだろうと思って確認すると、福島市内のとある小学校のチームだったとのこと。地元のチームが放射線を心配し屋内で練習している傍で、ここよりも放射線量の高い地域のチームが屋外で練習を行う… 不思議なものです。どの程度の放射線量までなら浴びても安全だという指針が実質的に存在していないからこそ起こり得る現象なのだと思います。
すなわち、自分の住んでいる地域は原発事故の影響で多量の放射性物質が降り注いでいるから危険だ、でも今のところ普通に生活はできているから放射線量がより低い地域へ移動すればとりあえず安全なのだろう、という感覚が、福島県に限らず東日本の多くの地域で起こっているのだと思います。だから、浜通りや中通りの人たちが会津や首都圏へと避難する一方で会津の豆腐屋や首都圏のミュージシャンが更に遠方へと避難するという妙ちきりんな事態が起こり得るのでしょう。
あくまで「自分たちの地域の放射線量が目安」なのです。そこよりも低ければ安全だし高ければ危険。他地域の方と会話する時は、その地域の放射線量を頭に入れておかないと、話がトンチンカンな方向に向かいかねないということになるかもですね。例えば、私達福島県民は「会津の放射線量は低い」という話を日常的にしますけど、これは福島県内に限った話であり、他県から見れば会津の放射線量だって十分高いのです。だから、修学旅行の拒否という事態も起こり得る。これは風評被害ではなく、れっきとした原発被害と言っていいと思います。
その会津の放射線量ですが、代表都市である会津若松市の小中学校の校庭に関して言えば、市北部の河東町で線量が高い傾向を示すなど地域によってバラつきはありますが、4月上旬の調査では、概ね毎時0.4~0.6マイクロシーベルトの枠内に収まっているようです( 参考 )。
ここで話は飛ぶのですが、実は、お隣の栃木県において、この会津若松市のデータを上回る放射線量を示す学校が続出していたりします。栃木県内で5月中旬に計測した こちらのデータ を見ると、県北部、福島県と境を接する那須町や那須塩原市、あるいはこれに隣接する大田原市で、会津若松市を上回るどころか、場所によっては毎時1マイクロシーベルトを超えている学校が続出しているんですね。また、更にその周縁に位置する矢板市、塩谷町、日光市といった地域でも、会津若松市並みの放射線量を記録している学校が複数見られます。
でも、県庁所在地の宇都宮市をはじめ県の中部や南部では、毎時0.1マイクロシーベルト前後と通常値よりちょっと高い値にとどまっているので、ここから那須や日光の放射線量を見た場合、「相当高い地域」と判断せざるを得なくなるでしょう。しかも会津若松市よりも高いとなると、観光客も忌避するという流れになりかねません。



栃木県鹿沼の黒土は有機物を多く含み保水性・保肥性に優れている黒土 3L





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Last updated  2011.06.12 01:17:01
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