CAPTAINの航海日記

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CAPTAIN @ Re:滋賀県彦根市(03/21) >滋賀県彦根市さんへ デマはやめましょ…
滋賀県彦根市@ 滋賀県彦根市 2025年8月1日【午前8時00分滋賀県北西地…
CAPTAIN @ Re:松本さん(03/17) >松本さんさんへ ???
松本さん@ 松本さん 2025年8月5日【大地震発表決定】
CAPTAIN @ Re:昨晩の地震(03/17) >松本さんへ すみません。コメント頂戴…
2011.09.13
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カテゴリ: 東日本大震災
最近ちょくちょく訪れているブログのひとつに、 「Ketupa blakistoni」
執筆されている方はどうやら福島県立医大の先生のようなのですが、内容が深い! 感情論に流されない筆致には、見習わなきゃなと思う部分が多々あります。
最近執筆された文章を読むと、例えば 「位置」 と題された一文。自主避難から戻ってきた子供達をどのように迎え入れればいいのだろうかと苦悩する様子には、深く同感します。
地元に残り続けた子供達が自主避難帰りの子供を迎え入れる鍵は、親が握っていると、個人的には考えます。「Ketupa blakistoni」の内容からは少しずれますが、残った側、避難した側、双方の親が価値相対主義的な考え方を徹底させないと、言い換えると「考え方の違う人」を受け入れる度量を示さないと、子供の動向にも影響してくると思うのですが…
また、 「The International Expert Synposium in Fukushima -Radiation and Health Risk」 と題された一文では一昨日から昨日にかけて福島県立医大にて開催された放射線の専門者の国際会議のことが書かれていましたが、その中に、こんな文章があったのが、非常に印象に残りました。

「当たり前ですが、感じたのは、とくにこういう前例のない事態においては、優れた専門家の話でないと相手にしたらだめ。この議論で誰もがもっとも大事と考え、だけど誰もが悩んでいたことは、どうやれば一般市民に正しい情報が伝わるかということ。今回の事故で、最大の健康被害は精神的な損害であることは、いままで書いてきたとおりで、彼らもそう言ってました。何しろ、それで沖縄まで避難してる人がいるんです。こういう話を学会でやると受けるんですが、どれほど我々が辛い気持ちだったかは福島に住んでる人間にしかわからないでしょう。まともな判断をするのはとても難しい状況でした。


「悪い『科学』は人々を怖がらせる」ハマり過ぎてもう苦笑するしかないですね。
しかし、その悪い科学を信じ切っている人が一定数いるのも事実であり、彼らをマインドコントロールから解き放つためには相当な苦労が必要なのではないかと思います。この際にも、先に述べた価値相対的な考え方が、重要視されるべきなのでしょう。

「たぶん、最も手強い相手は、人の心・・・。」

これは、「Ketupa blakistoni」と同じく私がちょくちょく訪問している 「ひまわりの種」 というブログに書かれていたフレーズですが、福島第一原発事故に関連しての住民の健康を巡る動向は、事故後半年を経て「心理戦」に移行しつつあるのかな… と感じる次第です。


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Last updated  2011.09.13 23:53:37
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