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2005年06月28日
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カテゴリ: 友だちの話
まだ眠っているときに母が私に受話器を持ってきた。まだ6時45分、私は寝とぼけて受話器を受け取っておはようと言った。すると、

お、英語だ。でも、すぐに誰だかわかった。ミシェルだ。彼女から電話がくるだなんて思いもしなかったから、私は一瞬で目が覚めた。彼女と話すのは本当に久しぶりだ。お互いにEメール無精で最近は近況報告もしていなかった。

ミシェルは3年前に日本にALTとして来日し、私の町に1年間住んだ。出会いは彼女が日本に着いた3日後、ホームセンターでだった。同じ町に住んでいること、英語のわかる人に出会えたことがうれしかったのか、それからミシェルは毎日のように私に電話をかけてきた。カナダのバンクーバー、それもダウンタウンに住んでいた彼女にとっては初めての田舎暮らしで寂しかったそうだ。

もちろん、私たちはとても仲良くなった。今では好きでやっている空手も彼女に誘われたからだ。私は何度もやらないと断ったけど、ミシェルの熱意に負けて見学へ行き、あれよあれよと始めることになってしまったのだ。空手以外にもよく一緒に遊んだ。

今まで、いろんな出会いと別れがあったけれども、彼女との別れがいちばんつらかった。彼女の空手の最後の稽古では二人して大泣き。彼女の帰国日に高速バス乗り場まで送って行ったがそこでも大泣きで、帰りも涙が止まらなかった。別れから3ヵ月後、私は彼女に会いにバンクーバーへ行った。

今日の電話ではお互いの近況報告ばかり。ミシェルがボーフレンドと住み始めたこと(この彼氏がまたかなりいい人!)、5月に生まれ故郷のチェコをはじめヨーロッパを旅行したこと、仕事のこと、膝の手術をしたこと、膝が完治したら警察官を目指すこと…。私も英語の試験、町のこと、空手のことなど、気がつくと20分も話していた。9月に私がアメリカを旅行するといったら、
「バンクーバーへは来ないの?シアトルへは?あなた、シアトルが好きでしょ?シアトルへ来たら運転してあなたに会いに行くから」

電話を切ったあと再びベッドに戻って、これは旅のルートを変えてシアトルへ行かなければならないかな…と考えながら二度寝をしてしまったのだった。


Chikako and Michelle





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最終更新日  2005年06月28日 12時38分10秒
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