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昨日で中間テストも終わったので、友達と呪怨のハリウッド版 "The Grudge"を見に行きました。この作品、宣伝では本当にすごく怖そうで、ずっと見たかったんです。興行成績も初登場で1位と聞いたので、けっこう期待していったのですが・・・。あまり怖くなかったです。ストーリーは、サラ・ミッシェル・ゲラー扮する日本の大学で福祉の勉強をしている交換留学生の女の子が、ある家にいる老婦人のお世話を機に、呪われていくというもの。サラ・ミッシェル・ゲラーやビル・プルマンが「日本にいる外国人」を好演していました。キル・ビルのユマ・サーマンやルーシー・リューよりも、日本語は上手でしたよ。舞台がどうも私の日本の実家の最寄り駅沿線にあるらしく、あれ~なんだか見たことあるような・・・という景色がぽちぽちありました。飛び上がるほど怖いシーンはあまりなかったのですが、やはり寝るときに布団の中から、白い女の人がすぅ~って現れてきそうな気がちょっとしました。日本版「呪怨」では、黒い女、白い子供っていう設定みたいですね。でも、ハリウッド版では、白い女、白い子供でした。私は、この呪怨が起きたきっかけがすごく怖いと思いました。白い女と白い子供の家族は、なんで家族になったんだろうってちょっと疑問です。今回は、日本人の女友達ひとりとインドネシア人の男友達二人と見に行ったのですが、男の子たちのほうが、私たちよりもびくびくしてました。やはり、日本のホラーは怖くて、私たちは見慣れているのでしょうか。その女友達も、「呪怨」のほうがだんぜん怖いと言っていました。日本の「呪怨」が近くの単舘系の映画館で上映しているらしいので、今度はそっちを鑑賞したいと思います。
Oct 29, 2004
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今、世界に存在する価値観を勉強するクラスを取っている。いちばん初めに宿題として出されたエッセイは、「自分の価値観」について。じゃあ、私の価値観は何だろう。今日はそんなお話。私が今、いちばん大切にしているものは2つあると思う。1つ目は、人との出会いとコミュニケーション。私はいろんな人と出会うことによって、さまざまな影響を受けていると思う。人のいろんな一面をみたり、考え方を観察したりしながら、私は生きている。それに賛同したり、憤ったり、泣いたりしている。そんなことを感じる。2つ目は、人を深く愛するということ。残念ながら、私には今深く愛せるひとはいない。両親や友達は大好きだが、「もうどうにでもしてくれーー。」と思えるほど、愛している人はいない。前はいたけど、物の見事にこっぱ微塵に私の愛情は散らされた。彼くらいに深く愛せるひとを、この先の人生見つけられるのか、不安に感じるのと同時に、なんとなく恋愛しているひとに、ものすごく頭にくる。「あなたは、ちゃんとその好きって言っているひと、ホントに愛しているのか?」と私は大きな声で聞いてあげたい。考えてみれば、私のお気に入りの友達や有名人も愛情深いひとが多いと思う。フリーダ・カーロとかね。でも、まあ私も前の彼が現れるまでは、ちゃんと好きだった人って付き合ってきたひとの半分くらいかも。そう考えると、こんな感情的になっちゃいけない気もする。でも、感情があるから、人間であって、この感覚はすごく大事な人間の一部なんだ、と私は思う。ね、みなさん?今、急にいろんな感情が押し寄せてきたので、こんな日記も書いてみました。人間、感情的ですね。
Oct 20, 2004
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一昨日、朝日新聞のネット版を読んでいたら、『日本で初公開される「デジタルシネマ」は失楽園』というような記事を発見しました。なんでもこの「デジタルシネマ」はハイビジョン画質の4倍だそうです。なんと、毛穴まで見えるらしい。しかし、そんな毛穴まで見える画質を「失楽園」に使ってよいのだろうか。私はまだ鑑賞したことがない映画なので、良し悪しがわからないのだが、人間が真っ裸になっている状態の毛穴なんて見たいのでしょうか、みなさま。もしかして「デジタルシネマ」だと、アクション映画で多様されているであろうワイヤーなども、見えてしまうのでしょうか?じゃあ、アクション映画では「デジタルシネマ」は使わなければいいじゃん、とも思いますが、アクションでありつつ芸術的な作品ってありますよね。やっぱりそういう作品は、高画質でみたい気もします。テクノロジーの進みすぎもどうなのかしら、と思う今日このごろです。ちなみに記事をチェックしてみたい方はこちらまで。http://www.asahi.com/culture/update/1014/009.html
Oct 15, 2004
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私の楽天のHPに遊びに来てくれるひとは、ほとんどカ○ェス○の「映画依存症の会」にて、仲良くなった方ばかりなので、お断りする必要はないと思いますが、私がよく訪れている「映画依存症の会」のHPでは、今「きっかけの一本」というスレッドがあります。みなさんの「きっかけの一本」を見ていると、実におもしろいですね。私も実は書き込もうとしたのですが、長くなりそうなので、こちらに書くことにしました。久しぶりにちょい真面目なお話になりそうです。私が映画が好きになったきっかけは、私の住んでいるアメリカ合衆国が映画大国であり、私の住んでいる町の周りでは、映画は大切なエンタメのひとつであり、この国に来てから、映画をたくさん見てきたからでしょう。なので「私を映画好きにさせたのはこの一本!!」という作品は特にないのですが、最近、今までとはちょっと違う見方で見てしまった映画がありました。それは、「フリーダ」この作品は1年前の夏に鑑賞して以来、大好きな映画になりました。この作品は、実在のメキシコの女性画家、フリーダ・カーロの一生を描いたものです。彼女の真っ直ぐさにも、正直さにも、一生懸命さにも、素晴らしく力強いアートにも、そして波乱万丈の人生にも、ものすごく突き動かされるものがあって、鑑賞中は涙が止まらなかった覚えがあります。私には基本的に「映画は芸術のひとつ」と、捕らえているふしがあると思います。なので、どこかで作品をいつも評価するような冷静な視点で見る傾向がある気がします。映画を見ながら、自分自身を投影したこともありませんでした。しかし、「フリーダ」は違いました。「フリーダ」は1年前の夏に感銘を受けてからは、再見はしていなかったのですが、このあいだの夏に、再びスペイン語の授業でこの映画を見る機会がありました。このあいだの夏といえば、私がまだ「これ以上好きになったかもないかも、というくらいに好きになった男に私の女友達と浮名を流され、振られる」という大事件から、あまり立ち直っていないときでした。(実は今でも、いまいち立ち直ってない気がしますが・・。)そんな状態で「フリーダ」を鑑賞しているときに、気になってしまったのが、フリーダ・カーロが同じく素晴らしい画家で夫でもあるけれども、とんでもない女好きのディエゴ・リベーラに対するフリーダの愛情でした。でも、ディエゴ・リベーラは本当にどうしようもない女たらしなんです。あるときには、フリーダの妹のクリスティーナとまで浮気して、フリーダを苦しめました。この作品をみながら、「ああ、私もフリーダのごとく、あんな女たらしを愛していたのに・・。」と思い始めたら、なんだか段々とこの作品が見づらくなってきました。しかし、それと同時にフリーダ・カーロがもっと近い存在にも思えてきたのです。私も、もしかしてフリーダ並みに感情のひだが激しく動く女なのかもしれません。フリーダ・カーロのアートは、時に正直すぎて、はっきりいってグロテスクです。でも、私はそんな彼女の力強いアートが大好きです。2回目に「フリーダ」を見てから、もっと彼女のアートが好きになりました。この映画は、私が今までみた映画のなかでもっとも感情移入した映画です。こんなに映画の世界に入り込めるんだ、とも気づかせてくれた一本です。ということで、「フリーダ」はもっと私を映画好きにさせた一本なのだ、と思います。
Oct 11, 2004
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