モモ

モモ

2007年03月14日
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カテゴリ: 子育て
 昨日から、ANAの胴体着陸のニュースが報じられて、あの映像を初めてみたとき、息を飲むってこのことかと思った。見事な着陸で、まるで、映画のワンシーンのよう。ニュースの音声に拍手も入っていて、緊張が解かれた瞬間を思った。機長はもちろん、搭乗されていた全ての人たち、そして、その人たちに繋がる人たちは、安心されたことでしょう。

 搭乗されていた人が、全員、怪我もなく無事に飛行機から降りたということは、ただ機長の操縦の上手さというのではない。だって、プロですもの。緊急時に冷静に判断して操縦できることを訓練されている。操縦技術とは別に、機長の判断として、乗客への配慮、こんな時にも使っていいのか迷うのだが、インフォームドコンセントが、出来ていたということが、乗客の無事に繋がったと思う。

 乗客に事実を告げる時の機長の気持ち、状況からも緊張の最高の状態だったこと察する。嘘やごまかしではなく、真実を伝えることで、キャビンアテンダントは、乗客の不安の緩和につとめることも容易になり、乗客も協力する体制になる。飛行機という同じ空間の中で、みんなが、無事な着陸のために協力しあったとうところに、人として、乗客も乗員も平等に協力してやり遂げたように思う。

 身体は、無事でも心に傷を負う方もいる。身体の痛みと同じに心の痛みにも注目して、全員、無事にという言葉を理解したとき、今回の事故の原因は、もちろん追究して、再発を防いでほしいが、こんなことが起こった時に、このような冷静で、インフォームドコンセントができることが大切であると学んだことも大きいように思う。

 娘は、このニュースをみて、キャビンアテンダントの仕事が怖いという。
 確かに、事故は怖いけど、自動車の交通事故に比べれば、飛行機の事故はめったにおこらないし、どんな仕事にも危険はあるのだから、もしも、そういう状態になったときに、どう対応できるかということが大切。ということを話した。怖がっていたら、どんな職業にもつけないし、外を歩くことさえできなくなってしまう。

 医療の現場でも医師が、患者様によく説明して理解を得ることが大切。そして、医師が一方的に治療するのではなく、患者様ととりまく看護師や他のスタッフと共に協力して病気を治療するということが、大切。人と関わる仕事は、関わる人の全てが協力することで効果が上がると思う。そして、事故は起こさないように最大限に努力することが最も大事なこと。l





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最終更新日  2007年03月15日 00時31分56秒
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