職場で世界の一人当たりGDPランキングを見ていたら… 日本は2005年の名目で14位、金額は35,757ドルとなっています。 これを見ながら同僚に"Wow, increible, yo gano mucho menos!"と叫んだら"Es que hay gente que gana mucho mas"と笑ってもらえたのでよかったのですが、一人当たりGDPというのは貧富の差の激しい国ほど大多数の国民の実感とはかけ離れた数字になりがちです。 ブラジルはじめ中南米や新興経済国は大概そうでしょう。人口の割合から言うとごく一部の富裕層が冨のほとんどを占有してしまっているからです。 米国の一人当たりGDPが高いのだって、ビルゲイツとかジョージソロスみたいな桁外れな金持ちたちも皆一人と勘定しているからで、国民が皆4万ドル以上の収入を得ている実感は到底ないんじゃないかと思います。