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題 名 は 「 チューさんの今昔ばなしと野菜ワールド 」
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平成2年(1990年)4月9日
鶴見緑地
で開催中の 国際花と緑の博覧会
を見学に行きました。この 博覧会 は 国際博覧会 のひとつで、何年も前から開催準備が進められていたものです。通称 「 花の万博
」 と呼ばれました。
花と緑の博覧会会場
私の目当ては、大温室の 「 咲くやこの花館
」 に来ているという ラフレシア
と キソウテンガイ
です。
咲くやこの花館
「 咲くやこの花館
」 という名称は、 古今和歌集
の序文に詠まれている 渡来人・ 王仁
(わに) が 仁徳天皇
の即位を促した歌
難波津(なにわづ)に 咲くやこの花 冬ごもり 今は春べと 咲くやこの花
から採られたことは、よくご存知のとおりです。
ラフレシア
は 世界最大の花
として有名ですが、私はまだ実物を見たことがありませんでした。
ラフレシアの花
ラフレシア
は東南アジアの一部に分布する ラフレシア科
の寄生植物で、学名は Rafflesia arnoldii
。 花の大きさは植物中最大ですが、ひどい悪臭を放つそうです。しかし館内の展示ではガラスで囲われていて、臭気は分かりませんでした。
キソウテンガイ
( 奇想天外
) は植物名として、とても変わった名です。 アフリカ
の アンゴラ
と ナミビア
の海岸の ナミブ砂漠
にだけ自生する ウェルウィッチア科
の 裸子
(らし) 植物
で、学名は Welwitschia mirabilis
。 サバクオモト
( 砂漠万年青
) の別名があります。
奇想天外(キソウテンガイ)
私は、鉢植えにした小さい株の キソウテンガイ
を見たことはありますが、大きな株の実物を見るのは始めてでした。 雌雄異株
(しゆういしゅ) で、葉は一生涯2枚だけ。25年ほどで花を着けるようになり、寿命は1000年以上
、という変わり物です。
「 咲くやこの花館
」の中には、ほかにもさまざまな珍しい植物がありました。
咲くやこの花館内のサボテン園
「 花の万博
」 会場内には多くの花や植栽があって、美しさいっぱいでした。催し物も各所で行なわれていました。
会場内の花壇

会場内での外国人によるアトラクション

会場内での琴の演奏会