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73年から75年にかけては原田芳雄が頭角を現してきた時期である。具体的には次の作品で確かにその通りである。
赤い鳥逃げた?(1973年)
竜馬暗殺(1974年)田園に死す(1974年)
祭りの準備(1975年)
この時期は「仁義なき戦い」シリーズが圧倒した時期でもある。
「仁義なき戦い」が1973年で、完結編が1974年である。
1975年は「仁義の墓場」と「県警対組織暴力」であり、まさに
深作欣二が日本映画を制圧した時期。
そんな時期に原田芳雄が「仁義なき戦い」シリーズにキャステ
ィングされなかったことが奇異に感じられる。もし、彼がキャ
スティングされていたら、どの人物を演じたのであろうか?
「仁義なき戦い」シリーズだけでなく、原田芳雄と深作欣二は
意外なほどに縁がない。出演作としては「柳生一族の陰謀」と
「いつかギラギラする日」があるが、小さい役である。
これは一体、どういうことなのか?
原田芳雄と深作欣二という、最も相応しいコンビになりそうな
二人が、ほとんど顔を合わせていないことは実に不思議なこと
である。
これは単に、たまたまの出来事なのか?
それとも・・・?
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