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共にパーティーのシーンが冒頭にある。
この二つのパーティーの在り様、そして描き方が、この2
作品の内容を示している。
第2作目の会場は第1作目より広い会場で豪華になってい
るはずなのであるが、どこか寒々しい。イタリア人独特の
味がなくなってアメリカナイズされている。
マイケルが統率する時代は、ビトの時代と全く異なる局面
に入っていることを示している。
だからこそ、最後の部分の、もうじき帰宅する父親を待つ
兄弟たちの様子を描いたシーンが非常に生きてくる。
これらのパーティーのシーン、食事のシーンの基は、ヴィ
スコンティの「山猫」にあることは明らかである。
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