《櫻井ジャーナル》

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2017.12.24
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カテゴリ: カテゴリ未分類
戦争が近づいている

アメリカの国家安全保障戦略ではジョージアやウクライナに対するロシアの「侵略」が指摘されているが、前者はアメリカとイスラエルを後ろ盾とするジョージアが南オセチアを奇襲攻撃して反撃されたであり、後者はネオコンがネオ・ナチを利用して実行したクーデターに反発したクリミア住民の意思。つまり、南オセチアとウクライナへの侵略計画がアメリカの思惑通りに進まなかったということだ。しかも中東ではシリアの体制転覆に失敗、ロシアの影響力が強まっている。

こうした状況を逆転するため、アメリカはロシアや中国に対する軍事的な圧力を強めてきた。そうした流れに逆らい、ロシアとの関係修復を訴えて大統領に選ばれたのがドナルド・トランプだったが、民主党、CIAやFBIの幹部、有力メディアなどの反ロシア・キャンペーンに押され、関係修復は難しくなっている。

日本に配備される地上配備型イージスシステム「イージス・アショア」や韓国のTHAAD(終末高高度地域防衛)はヨーロッパに配備されたミサイルと同じように、ロシアや中国を威嚇、場合によっては先制攻撃に利用するためのもの。12月8日に小野寺五典防衛相は長距離巡航ミサイル(JASSM-ER、LRASM、JSM)を導入すると表明したようだが、その理由もネラー総司令官の発言が示している。

「朝鮮が相手なら勝てる」と高をくくることは危険。朝鮮だけが相手でも日本は無傷でいられないだろうが、朝鮮は中国やロシアに対する戦争の準備を進める口実として、また戦争を始める時の引き金に利用されるだけだろう。





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最終更新日  2017.12.24 13:07:13


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