《櫻井ジャーナル》

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2021.04.24
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カテゴリ: カテゴリ未分類

 アメリカのCDC(疾病予防管理センター)とFDA(食品医薬品局)が共同で運用している​ VAERS(ワクチン有害事象報告システム)への報告 ​によると、4月16日現在、COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)ワクチンの接種から48時間以内に死亡した人の数は前回より584名多い3186名だった。この数値は医療機関による自主的な報告を集計したものであり、48時間を過ぎてから死亡している人もいるようなので、実際の死亡者数は遙かに多いはずだ。





 西側ではBioNTech/ファイザーやモデルナの「ワクチン」、つまりmRNA(メッセンジャーRNA)技術を使った製品がが先行しているので、そうした「ワクチン」を接種した後に死亡したり深刻な副作用が現れるケースは多い。ジョンソン・アンド・ジョンソンの製品は血栓ができると報告されているが、同じ症状はほかの製品でも起こる可能性があるという。

 こうしたCOVID-19ワクチンは通常の手順を踏んでいないリスクの高い医薬品であり、こうしたことが引き起こされることは予想されていたことだが、その予想を上回っている。そうした「ワクチン」を日本政府も国民に接種させようとしている。

 そうした接種を正当化させるためには「恐怖」で脅す必要がある。死因の定義を変更して死亡者数を増やされたが、アメリカのCDC(疾病予防管理センター)は昨年4月、死亡した患者の症状がCOVID-19によるものだと考えて矛盾しないなら、死因をCOVID-19として良いと通達、同じ時期に同じ趣旨の通達をWHOも出している。

 しかし、死亡者の水増しより「感染者」を増やす方が容易だ。PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査の陽性者を「感染者」であるかのように報道してきたが、この検査がウイルスの検出法としては適切でないことは以前から指摘されていた。

 PCRを開発し、1993年にノーベル化学賞を受賞した​ キャリー・マリスはこの技術をウイルスの検査に使ってはならないと語っていた ​が、今年1月20日にはWHOはPCR検査を診断の補助手段だと表現、その結果が症状と合致しない場合は再検査するように指示している。PCR検査に頼るべきでないことを認めたと言えるだろう。

 PCRは特定の遺伝子型を試験管の中で増幅する技術。調査する人数を増やせば「感染者」を増やせるが、その増幅サイクル(Ct)を増やせば医学的に意味のないほど微量の遺伝子が存在しても陽性になる。

 以前から専門家の間ではCt値の適切な数値はできたら25から30、多くても​ 30から35 ​にするべきだと言われていた。ところが2020年3月19日に国立感染症研究所が出した「病原体検出マニュアル」を見ると、その値は40。日本では不適切なCt値が使われ、陽性者を増やしていた。

 こうしたことた知られるようになったからなのか、​ WHO(世界保健機関)は昨年12月14日にPCRのCt値を高くしすぎないようにと通告 ​している。今年1月22日には日本の厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は「医療機関・高齢者施設等における無症状者に対する検査方法について(要請)」の「別添2」にCt値を30~35にするよう書いた。この数値が守られているかどうかを確認するためにも、実際に使ったCt値を明らかにする必要がある。

 ​ この検査技術が「偽パンデミック」を引き起こす可能性がある ​ことは、2007年1月22日付けニューヨーク・タイムズ紙も報道していた。同紙によると、2006年4月にアメリカのニューハンプシャー州にあるダートマース・ヒッチコック医療センターでひとりの医師が2週間ほど咳き込み、他の医療関係者も咳をするようになったことから百日咳の感染が疑われたところから話は始まる。

 そこで医療センターで働く1000名近くが簡易検査を受け、勤務から外された。そのうち142名が百日咳に感染しているとされ、数千名がワクチンを接種する事態になったのだが、本格的な検査を実施しても百日咳菌に感染していた人は確認されず、通常の風邪だった可能性が高いことがわかったのだ。騒動が始まってから8カ月後、関係者は伝染病が発生したとする警報はまちがいだったことを知らされた。

 こうした間違いを引き起こした原因のひとつがPCRのような高感度の簡易検査だと指摘されている。PCRを過度に信じることは存在しない伝染病の幻影を作り出すことになるということだ。そうした幻影に踊らされているのではないと言いたいのなら、詳しい情報を明らかにする義務が政府や自治体にはある。






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最終更新日  2021.04.24 01:36:35


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