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2006年03月22日
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テーマ: お勧めの本(7415)
カテゴリ: 海外文学
魔女と暮らせば 『魔女と暮らせば―大魔法使いクレストマンシー 』CHARMED LIFE 
1977年に英国で出版。英国日刊紙「ガーディアン」の児童文学賞受賞。
日本では「魔女集会通り26番地」で1985年に翻訳されました。
ダイアナ・ウィン・ジョーンズの作品は日本ではこれが第一号。
その後「わたしが幽霊だった時」「九年目の魔法」「いたずらロバート」
「魔法使いハウルと火の悪魔」「アブダラと空飛ぶ絨毯」が出版されましたが、クレストマンシー・シリーズは長らくこれ一作でした。現在はシリーズ全5作が出揃っています。
トニーノの歌う魔法 魔法使いはだれだ
クリストファーの魔法の旅 魔法がいっぱい

「大魔法使いクレストマンシー・シリーズ」 関連作品: 「ハウルの動く城」
お城 イラストgif
グウェンドリンとキャット の姉弟は、近所の魔術師たちの世話になって暮らしていた。グウェンドリンは将来有望な魔女で、そのことに自信を持っており、キャットは姉に頼りきっていた。
やがて二人は、 遠縁の大魔法使いクレストマンシーの城にひきとられた が、きゅうくつな暮らしにがまんができなくなったグウェンドリンは、魔法でさまざまな嫌がらせをしたあげく、ある日姿を消してしまう。代わりに現われた、 姉にそっくりだが「別の世界から来た別人」の少女 ジャネット に頭をかかえるキャット。 やがて、グウェンドリンの野望の大きさが明らかになる事件が…


感想:
みなしご姉弟グエンドリンとキャットのおはなし。
「魔法使いハウル~」よりすごく読みやすかったです。優秀な魔女で性格も強い姉に押され気味。キャットには魔法の才能は見受けられません。姉を慕っているの主人公の気弱な弟キャットには、同情しちゃいます。キャットが慕っている心情に答えて姉もやさしく、絆の強い姉弟なのか。。とばかり思っていたのですが、。クレストマンシーシリーズ(真の主人公)ですが、彼の魅力は、キャットの目から見た姿のみ。クレストマンシーをもっと知りたい、このシリーズの続きを読みたくなります。


姉のグエンドリンのいたずらで大魔法使いの城はてんやわんや。まあ、このグウェンドリンは強い子、悪い子です。つぎはどんな悪さをするのやら、はなしを盛り上げてくれてますけど。彼女の常に自分が一番で注目され、かしづかれてなければ、いやだという厄介で強烈な性格がよく描かれてました。いつか反省して心を入れ替えるのかな、っと思いつつ読んでましたが。。まさに”氷や、冬の女王”タイプの女の子です。


面白かったのは、本の世界のほかにも平行世界(パラレルワールド)があり、本人にそっくりな人物がそれぞれの世界にはいて、魔法でそれらの人物と世界がずれて存在するようになる、というものでした。 ちょうど、オクラホマミキサーのダンスをしててパートナーが隣にずれるというように。自分が何人も他の世界にいて、いろんな境遇にあって、あるときそれがパチンと変わったらら、面白いな~。


クレストマンシーは、大魔法使いという称号のこと。肩書きの割にはどこかフワフワ感を感じます。ちょうど「魔法使いハウルと火の悪魔」のハウルのように、魔法使いらしい威厳とか不気味さ、というのは感じません。この魔法使い像はダイアナ・ウィン・ジョーンズならではなのでしょうか。おしゃれでクール。クレストマンシーをしょうがないからやってます、という佇まいが不思議でおかしな雰囲気です。





クレストマンシー・シリーズ
 ■  魔女と暮らせば
 ■  トニーノの歌う魔法
 ■  魔法使いはだれだ
 ■  クリストファーの魔法の旅
 ■ 外伝 魔法がいっぱい
城イラスト.JPG
これは同一の主人公の登場するものではなく、「大魔法使いクレストマンシー」とは役職名であり、いくつも存在する平行世界の各々で発生する魔法に関連した事件を解決するのが主な仕事である。舞台となる世界や主人公は毎回異なっており、連作といった趣が強い。全シリーズを通して、基本的にクレストマンシーを勤めているのはクリストファー・チャントである(「クリストファーの魔法の旅」のみクリストファーの少年時代の物語)。
ダイアナ・ウィン・ジョーンズの本棚



ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんのファン・ページ
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
ダイアナさんインタビュー

本好きピープル.gif





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最終更新日  2006年03月24日 09時10分30秒


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