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2007年01月29日
どろろ
テーマ:
映画館で観た映画(8587)
カテゴリ:
カテゴリ未分類
『どろろ』(2007)
昭和42年「週刊少年サンデー」で発表された手塚治虫の最高傑作とも言われている怪奇漫画を実写映画化したアクション時代劇。妻夫木聡、柴咲コウ主演。失われた元の体を取り戻すため魔物との闘いを繰り返す百鬼丸とそんな百鬼丸をつけ回す盗人・どろろが繰り広げる旅の行方を壮大なスケールで描き出す。監督は「黄泉がえり」「この胸いっぱいの愛を」の塩田明彦。
「どろろ」公式サイト
賢帝歴3048年。大地の東の果てにあるその国では、数十年に及ぶ戦が続き、秩序を失った争いと荒廃だけがすべてを支配していた。
そこには、戦国の世を憂う醍醐景光という武将がいた。影光は戦乱の世を治める「力」を手にいれたいと願っていた。そして、自らの野望をかなえるため、やがて生まれてくる我が子を48体の魔物に捧げ、見返りとして巨大なる「力」を手にする。
かくして生まれた赤ん坊は、体の部位が無く塊のような姿で生まれ、景光の厳命を受けた母・百合によって捨てられてしまう。20年後…男装をした姑息な盗人・どろろは、ある砂漠の街で一人の男に出会う。
原作では室町時代が舞台だが、映画では「賢帝歴3048年」という架空の年代が舞台となっている。
原作「どろろ」独特の世界観を余すことなく表現する数々の取り組み、それは、日本映画の既存概念を覆す挑戦でもあった。アジアから世界に向けた映画作りの挑戦だ。映画『どろろ』のキャスティングには、日本を代表する俳優たち。百鬼丸とどろろに妻夫木聡と柴咲コウ。日本映画のみならずアジアで人気を誇る2人が、これまで出演したどの作品でも見せたことのない表情とアクションをスクリーンで見せる。2007年、日本は“本物のエンタテインメント”に目覚める。(作品資料より)
:ワイヤーアクション
『HERO』や『LOVERS』のアクションを手がけ、世界的に著名なアクション監督チン・シウトンのもと
:音楽 Mr.Children「フェイク」
ボーカルの桜井和寿が本作のために書き下ろした曲。2007年1月24日リリース。40万枚完全限定生産
手塚治虫ファンだったのか、年配のおじさんの姿が多かったです。
それに、子供ももちろん。
日本の、ファンタジーの実写って、これまであんまりなかったから、めずらしーなーッと思い、見てみました。原作が手塚さんなら、力が入るのは当然かな?しかし、、ニュージーランドロケとは、張り切りましたね~♪
「ロード・オブ・ザ・リング」や「ナルニア物語」に続け~ってこと?
評判は、役者にもCGにも不評の声が多いようですが。(笑)
私はというと、、
意外と気に入っちゃったんです!
自分探しのテーマが 爽やかだし。
父子の対決や、母子の情愛や。
手塚さんの普遍のテーマ:『正義』:『勇気』:『希望』
などなど、、
妻夫木くん、苦悩と迫力の表情がちと足りないし、
紫崎さん、いくら泥を塗りたくっても美貌は隠せない。
ふたりの演技力が映画の面白さを引っ張ったかな?
でも、健闘してました。
そう、やっぱり、、どろろは男役のほうが良いのでは?
百鬼丸&どろろには、もっと息のあった男同士の掛け合いが観たかった。
シリアスの中にコミカルさもっていうと、結構、難度が高いですが。
中井さんは、威厳のある、お育ちのよさそうなお声。
原田芳雄さんは、渋いですね!素敵です。
しかし、手塚さんモノだけに、身体の切り貼り役でした。
中村カズオさんは、文句なしですし。
原田美枝子さんにエイタくん、と脇役の方がた、適材適所で
締めてましたね。
『デス・ノート』も面白かったし、今回も漫画原作モノはストーリーがおもしろい。
まもなく『蟲師』も公開が楽しみ。
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最終更新日 2007年01月31日 09時17分45秒
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