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2007年07月16日
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テーマ: 映画と原作(87)
カテゴリ: 海外文学
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 』
「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」全米公開 2007年7月13日 / 日本公開 2007年7月21日
日本公開日が、7月21日。7月14~16日に先行上映。シリーズ第5弾 今作では、ホグワーツ魔法魔術学校の5年生になったハリーが、親友のロン、ハーマイオニーらとともに有志の生徒を集めて“ダンブルドア軍団”を結成し、闇の勢力との決戦に挑むという筋書き。監督は、イギリスTV界出身で本作が長編映画デビューとなるデビッド・イェーツが手がけ、脚本家もシリーズで初めて変更となり、「コンタクト」のマイケル・ゴールデンバーグが務める。また、新キャラクターとしてヘレナ・ボナム・カーター、イメルダ・スタウントンが出演するなど、新しい顔ぶれが加わっている。


ハリーポッターと不死鳥の騎士団 公式サイト
ハリポタ 不死鳥の騎士団 画像集1.JPG

ストーリー:
ホグワーツ魔法魔術学校の5年生になったハリー(ダニエル・ラドクリフ)は、最近、ヴォルデモート卿のうわさを聞かないことに気付く。そんな折、魔法省は学校にお目付役として新しく防衛術を教える教師を送り込む。その授業を不満に思ったハリーは親友のハーマイオニー(エマ・ワトソン)らと“ダンブルドア軍団”を結成する。


感想:
筋書きが駆け足になってしまうのは仕方ない。上下巻と、膨大ですからね~
それらを、サクサクとコンパクトに仕上げてました。


この「不死鳥の騎士団」は政治色がもっとも強く、いくつもの重要な主題があります。
ですから原作も、おもしろいけれど、ちょっと理屈っぽい。映画がくどくならないようにするには、サクサク進める必要があったでしょう。

・魔法省からのスパイ、ドローレス・アンブリッジによる学校の制圧
・ダンブルドア軍団(DA)の結成
・ハリーの初恋の起承転結
・シリウスブラックの死
・明らかになるハリーとヴォルデモートに関わる予言


スピーディーな展開はいいけれど、端折りすぎで、説得力、説明不足となり、メリハリがなくなってしまった感じデス。

映像は良かったです。滑り出しの、ディメンターとの対決や、ムーディたちが助けに来て飛ぶシーン、魔法省の内部は圧巻でした!

でもね、原作で私が最も好きだと思うシーンは、ほとんど削除されてましたよ。
わざと、感情的なドラマ面は削除したのかな?と思うほど。


やっぱり クイディッチが無いとがっかりですね。 ロンの"ウィーズリーは我が王者~♪” と担がれるシーンが見たかった。あれを クイーンの「伝説のチャンピオン」 のテーマで聞けたらな~っと思っていたのですが(笑)


ドローレス・アンブリッチ は、あのウザイ極地のオバサンぶりが最高に良かった。もっと陰湿でネチネチしてもよかった。 あの、手に刻まれる罰則。 ハリーが罰則の内容を、ロンがクイディッチの特訓を互いに秘密にしているエピソードが好きで、ふたりの友情にも磨きがかかってきたな~と感じる箇所が、なくて残念です。


スネイプやジェームズ・ポッターの学生時代のエピソード を、もっと長く見たかったね~。「閉心術」の特訓も。 リリーとジェームズのやりとりは? それまでのハリーの、父は素晴らしい人だったという心の支えがポッキリ折れてしまう、スネイプの過去。親の世代のドラマが食い足らないかな~と。


ハリポタ ダンブルドア騎士団ラストの 魔法省での戦い が短い。ハリー以外の団員の活躍が無かったので、。
ヴォルデモートもっと見たかったです! ベアトリス・レストレンジのヘレナ・ボナム・カーター。出番が少なかったですが、いずれネビルとの対決でも見たいものですね。ヴォルデモートとダンブルドアの対決は圧巻でした!


ハリーの孤独はよく出ていました。それだけ、ハリーが周囲と距離を感じているようなつくりになったのでしょうか。 周りとのふざけっこなど、ユーモアや楽しい雰囲気が、今までで一番無かったですね。過酷なストーリーになっていくので仕方ないですが、もうちょっと笑いが欲しいかな~。その中でフレッドとジョージのイタズラぶりなどは救いなのでしょう。2人がホグワーツを去ることにした理由が中途半端でしたが~。(クイディッチを外したから仕方無いけど)。笑えるネタは極力外して、終始真面目な地味な作りでした。


そういえば、クリーチャーの出演意味はまるでナシじゃないですか?


伏線というものが、あんまり無かったですね。
ラストに、そうつながるのね、といった爽快感があまりなかった。
明らかになる ハリーの秘密 予言の意義も、半分以上端折られてましたし。その辺の理屈はアッサリ流し、変わりにヴォルデモートに無い ハリーの力「愛することができる力」を打ち出そうとしたようですね。 



次回作「謎のプリンス」も同イエーツ監督だとか?正式決定ではないのかな?
大丈夫かな~?? 迫力映像の作成と、筋書きを追うことで一杯一杯なんじゃないでしょうか。 「アズカバンの囚人」アルフォンソ・キュアロン監督  の持ち味は 映像美での情感あふれる作風。 「炎のゴブレット」マイク・ニューマン監督  の生き生きした 英国らしい学生生活の風景。 クリス・コロンバス監督 の子ども愛らしさ、美しさ これらに比べると、イエーツ監督って、特徴があんまり無いみたい。ここにこだわって作ってます、といった軸が無いようだった。ハリポタシリーズのファンではないのだろうな、冷静に見せ場を選んで、うまく要約したな、という出来。


でも、 シリウスが良かった!
問題のシーンはアッサリだったけど、そう、

「私の息子に手をだすな!」

という コテコテのセリフに  心臓がギュギュ~。
2人が再会して抱き合うシーンを、ハリーが繰り返し回想するトコロ、涙が流れました。

とってもコンパクトに、愛と友情を詰め込みましたね。


ん?涙が出たということは、良い出来だったっということですか?

確認の為にも、もう一度見に行きます。
いや、もう2回行くかも。
文句や突込みを入れつつ、結局そうなるのです。(^O^)♪



いや~、しかし、グロウプはいただけません。
セストラルは良かった。例によって動物のCGは良くて、人物はなぁ、、。


■ハリー・ポッターシリーズ 第7巻 原書 発売日決定!

J.K.ローリングさんのオフィシャルwebサイトで第7巻2007年7月21日 英国夏時間0:01に発売されると発表されました!

いよいよ、ハリーシリーズ最終巻が発売されるのですね。
日本ではまた一年ほど翻訳を待つことになるけれど、この有名な少年の運命がとうとう明かされるのですね。ハリーは 果たして 生き残るのかしら。

↓原書を読んでない方はネタバレ注意

生き残って、ジニーの元に帰り、結婚してたくさん子どもを育てて欲しいな~。(トレローニーの予言で「結局、貴方はそんなに早死にしないし、子沢山で幸せに暮らすでしょう」というのがあるんで、それを信じたい。)ダンブルドアの後を継いで ホグワーツの校長になるとかさ。
でも、やっぱり あんまり有名なシリーズなので、何年か後に またシリーズ続編が再回、なんてことにならないようにというローリング女史のけじめをつけたい気持ちから、ハリーはやっぱり死んでしまうのか。(泣) 


どのような結末となるのでしょうか。



ハリー・ポッターシリーズ 】Harry Potter
●● J・K・ローリング ●●
「静山社ハリーポッタと謎のプリンス」公式サイト


ファンタジー本 ハリー・ポッター
第一巻 「ハリー・ポッターと賢者の石」映画感想 
第ニ巻 「ハリー・ポッターと秘密の部屋」映画感想
第三巻 「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」映画感想 
第四巻 「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」映画感想 
第五巻「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」2007年6月映画化 
第六巻「ハリー・ポッターと謎のプリンス」 2009年7月17日英米映画化(200811月から延期へ)
第七巻「ハリー・ポッターと死の秘宝」    2008年7月23日 邦訳発売



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最終更新日  2008年08月16日 21時47分32秒


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