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2009年09月20日
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テーマ: お勧めの本(7415)
カテゴリ: カテゴリ未分類
ジェフリー・アーチャー 運命の息子 上ジェフリー・アーチャー 運命の息子 下



【内容】 
富裕な実業家ダヴェンポート夫妻に、念願の男子が生まれた。同じ日、平凡な保険セールスマン、カートライト家にも、双子の男の子が誕生した。そしてその夜悲劇が起きる…。献身的な看護婦の姿を借りた運命の神は、兄弟の間を引き裂いた。かけ離れた環境で育つことになった二人は、やがてそれぞれの夢を追い始める。数奇な生涯を辿る二人に、再会の時はいつ訪れるのか…。


【感想】
何年ぶりかで読みました。アーチャーさんの、未読の長編。

海外翻訳小説を読む楽しみを知った頃にはまった、ジェフリー・アーチャー。

・処女作『百万ドルをとり返せ!』
   コンゲーム小説のおもしろさ
・『ケインとアベル』『チェルシー・テラスへの道』『メディア買収の野望』

・『ロシア皇帝の密約』『大統領に知らせますか』『ロマノフスキ家の娘』
   冒険・ミステリ・サスペンスもの
・『十二枚のだまし絵』『十二本の毒矢』
   痛快なオチや、感動でゆさぶられるオチの短編小説

どれも自由自在なアイデアで、小説の楽しみ方を学びました。

イギリスやアメリカのユーモアとウィットに富んだ会話や社交など、日本との文化の違いも随分と知ることができたものです。
大学のマスコミ研究会の講義では、“読むべき本”と称されるとか。
生き馬の目を抜くような騙し合いの世界、選挙運動や企業買収、マネーゲーム、、この辺はアーチャーさんの十八番ですね。
イギリス社会で、もともと良い家柄の人や、逆に立身出世する人が、どういう人生コースを辿るのかっていうのも勉強になりました。



ラスト。

「表!」と叫んだのは双子のどちらだったのか?
ヒントは上巻の68ぺージや下巻の34ページにあるようですから、コインについてのくだりをいそいでパラパラ探してみるのも一興ですね。


双子がテーマのお話は、これまでも何冊か出会ってきました。
数奇な運命で翻弄され、ドラマが生まれやすいのでしょうね。

このアーチャーの『運命の息子』でも、別々の環境で育てられた二人が、だいたい同じような時期に、運命の転機や、出会い、試練が訪れているのがおもしろいなあと思いました。

まちうける運命のようなものは似てくるものなのでしょうか、不思議でひきこまれます。
双子として生まれたふたりの男の子が、別々の家庭で育てられ、やがてライバルとして出会う。
彼らがしばしば互いの存在を認識し、評価しつつも、ついに直接顔を合わすまでが、たいへん楽しみでした。
ふたりの人生が交互に描かれるので、名前や場所をしょっちゅう確認しながら読み進まねばならないのが厄介でしたが、それだけに二人がほとんど一人に感じられるという効果も。
知らず知らずに初恋の人や親友が似たタイプだったり、二人を常にじゃまだてするダークなライヴァルが同じ、というのもおなじ運命の星をもった者同士ということか。



宮部さんの『英雄の書』読みの途中でしたが、古本屋で¥105でゴッソリ出ていたので買っちゃいました、アーチャー本。ひさびさでしたが一気読み。『ゴッホは欺く』もうれしいことに¥105。でも、アーチャーさんは最近はやらないのか。ミステリー分野とか、何かの売り文句がないとなかなか手が出ないものか。でも、読み返してみても、全然面白さは変わらないです。新しい作家さんもいいけれど、これからも新作に注目したいです。獄中日記とか、機会があったら読みたいですね。

日本も、とうとうイギリスやアメリカのような二大政党の国になったんでしょうか。
民主党党首:鳩山由起夫総理大臣に対して、もし、自民党党首に弟の邦夫氏が就任したら、、まさにアーチャーさんの世界!、、双子ではないですけどね。


ジェフリー・アーチャー 本感想

ジェフリー・アーチャー


「めざせダウニング街10番地」

「十二本の毒矢」

「ロシア皇帝の密約」

「大統領に知らせますか?」

「十二の意外な結末」

「十二枚のだまし絵」

「十一番目の戒律」

「十四の嘘と真実」

「プリズン・ストーリーズ」












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最終更新日  2009年10月19日 00時05分33秒


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