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2011年02月14日
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<十二国記>シリーズ三作目

<雁>国 延王:尚隆 延麒六太 のおはなし。
シリーズ三作目は 王と麒麟 について。
王と麒麟が深い縁で、結ばれていることがすごい分かります。

<雁>国は、 治世500年
これは<十二国>で二番目に長い治世で、一番は<奏>の600年。
それだけの大国になる前の、ふたりの出会いと、その20年後という国の始まりの頃。
『月の影 影の海』のおよそ500年前に遡るおはなしです。
反乱、六太の誘拐、更夜という妖魔の子、などなど。


<雁>国は、先帝:梟王のせいで、国土は焦土と化してました。
梟王が斃れたとき、民の快哉が隣国にも伝え響いたとか。
ところが、次王の登極までに14年かかってます。普通6年もあれば麒麟は王を選べます。これは、尚隆が陽子と同じ<蓬莱>に生まれたからでした。六太もまた、”蝕”で流され<蓬莱>に生まれ4歳で蓬山に連れ戻されました。<蓬莱>では日本の戦国時代で、六太は親に捨てられた悲惨な記憶を持ってます。その為、王というと大名のイメージで、王というものを信頼できません。自分が王を選ぶ事にも強い拒否反応を覚えてました。蓬山で王を選ぶ事に嫌気が指し、蓬山を飛び出します。やがていつの間にか、王気に惹かれ<蓬来>へ行き、尚隆と出会うのでした。ふたりの出会いは、戦国時代の戦火のなか。
「国が欲しいか。ならば、一国をお前にやる。」
自分の領土領民を無くしカラッポになった尚隆は、国の重み、国を失う痛みを知る男で、何は無くとも一国を欲しいと言い、  「任せろ」 と言いました。

結局、焦土化したどん底状態の<雁>を生き返らせることのできる王を、よくぞ六太は見つけたものです。しかも500年保持している。これが、王と麒麟というシステムの、最高の成功例なのでは、と、思えます。
”天の意志”というものは、しばしばわからなくなりますが、。


尚隆たちは、信頼できる側近達とざっくばらんな「隔たりの無い関係を築いています。


部下たちは言いたい放題ですが、それでいて磐石の信頼が感じられます。
王は普段は抜けてるがやるときはやる。有能な官吏が揃っているから安心して任せられる。
長い治世を支えるには、人に恵まれ、人を見る目が大事なようです。


麒麟が王を選ぶ。

六太は、自分が見つけた王なのに、いつかこの男が<雁>国を滅ぼしつくすと、わかっていました。それでも、王は光で、出会えた時は肌が粟立ち、泣きたくなるほど嬉しかった。20年前に「任せろ」といった男を、信じ切れないでいた自分の迷いを、ようやく振り切れたようです。六太って、好き勝手にやっているようでいて、実は繊細なんですね。複雑な王への思いがあるのですね。

対照的だったのが、斡油と更夜で、まるっきり「武巾半平太と以蔵」の関係でした。
一方の無知と愛情につけ込んだ利用の仕方はゆるせません。更夜も以蔵も、哀しすぎです。このふたりを配して、一層、尚隆と六太の絆が輝いて見えました。


ふたりの絆に安堵しつつ、それでもいつか、国が滅ぶ時がくるのだろうな、と頭の隅で思います。ふたりの道はいつまで続くか。死なないひとりの王がいつまで正気を保てるのか。
でも、暗澹とはなりません。ふたりの気楽な関係は、どこまでも続きそうなので。



【十二国記(じゅうにこくき) シリーズ】●●
『魔性の子』(日本を舞台にした外伝。新潮文庫)
『月の影 影の海』  (登場国:巧、雁、慶)
『風の海 迷宮の岸』  (麒麟の物語。登場国:黄海、戴)
『東の海神 西の滄海』  (登場国:雁)
『風の万里 黎明の空』  (登場国:慶、恭、芳、才)
『図南の翼』  (登場国:黄海、恭、奏)
『黄昏の岸 暁の天』  (登場国:慶、戴、範)
『華胥の幽夢』  (かしょのゆめ。短編集)
シリーズ外○●●
『屍鬼』
『黒祠の島』 








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最終更新日  2011年02月16日 12時16分11秒


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