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僕が以前勤務していた職場では牛の凍結精液や液体窒素の販売もやっています。県内の獣医師や授精師、精液保管器を持つ牛飼いさんたちが買いにやってきます。ある日、採卵から帰ってきた僕に精液販売担当のねーちゃん(といっても僕より1つ年下の子持ち)から連絡がありました。その内容というのが・・・今日、N先生が精液を買って行ったんだけど、財布忘れてきたんだよねー!それで、C君(N先生の診療所の研修獣医)が○○さん(僕)の家に代金持って行くからねー。二日後の夜、C君が代金を持ってきました。(ちなみに12~3万。)当時、僕はC君の近所に住んでたので、こんなことが 3回くらいあった! 大丈夫か?N先生。N先生、20年くらい前から自分でも和牛を飼っていて、ここ7~8年は、 往診頼んでも来てくんねぇー! と、牛飼いさんからナゼか俺が文句を言われる! 俺、N先生んちの従業員じゃないんですけど・・・・通院されている皆さん、まわりに迷惑かけないように病院に行くときは財布の中は確認しましょうね。そういや僕も、登録に行くときに千円も持っていかなくて、登録料を貰うときに牛飼いさんに釣銭無しでお願いー! って無理言ったことが何回も・・・・
2006.01.31
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今日、niftyニュースで見つけたこんな話。http://newsflash.nifty.com/news/ts/ts__jiji_30X782KIJ.htmホルスタインの母牛がホルスタインとF1(ホルスタインと和牛の雑種)のメスの双子を産んだという話。非常に珍しい出来事ですよー(^0^)今までみたことありません、こんな双子!ちょっと詳しく説明しますね。牛の発情は個体ごと、発情ごとによって発情してる時間の長さが違います。ですから人工授精をするとじきに発情が終わる牛もいれば、ダラダラと発情が長く続く牛もいます。発情が長い時は最初の人工授精が適期に行われていないことが考えられ、その場合妊娠しない可能性が高くなるので再度人工授精を行うことがよくあります。1回の発情中に2回人工授精をすることを二度がけといいます。 (詳しくはコチラ)牛も人間と同じく排卵は通常1個ですが、このケースでは2個の排卵があったことはいうまでもありません。ではナゼこんなことが起こったのでしょう?複数の卵子が排卵するときは全てが同時に排卵するわけではありません。これは多産の豚や他の動物でも同じで、例えば12時間とか24時間とか一定の時間をかけて排卵するんですね。これと同じくこの牛では2個の卵子が時間をおいて排卵してしまったわけですね。人の採卵で成熟卵と未熟卵が採れる事がありますが、これが普通に排卵するとこの牛のように時間差で排卵すると思います。今回、この牛のケースはたまたま2個の卵子が出来て、それらが時間差で排卵し、それぞれの排卵時期にあわせて二度がけしてしまい、両方とも妊娠してホルスタインとF1の双子が出来てしまった、と言う非常に珍しいケースだったということですね。僕はホルスタインと和牛のオスの双子を見たことがあります。これはホルスタインの母牛にホルスタインのオス牛を人工授精した後、そうとは知らずに黒毛和牛の受精卵を移植したらどっちも妊娠したんですね。ちなみにこういう交配の仕方を追い移植と言います。 (詳しい話はココ)どっちの双子もそうそう見れるもんじゃありませんよ。こんなこと、人間で起こったらそれこそ大変だわー・・・
2006.01.30
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牛肉を買うとパッケージに10桁の番号がついています。これが牛の個体識別番号 と言って日本国内の牛全てに付いている番号です。これをPCで調べることによって、この牛がどういう品種(乳牛か、和牛かなど)で、いつどこで生まれ、飼養され、肉として処理されたかが分かります。ちなみに昨日買った牛肉は僕の顔見知りの酪農家で生まれ、同じく顔見知りの肉牛飼養農家から大阪の食肉市場に出荷された牛でした!最近、地産地消とか生産者の顔の見える農業とか言われますが、このシステムはまさに生産者の顔の見える農業 ですね。ちなみに検索はここから出来ます↓https://www.id.nlbc.go.jp/top.html
2006.01.29
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はっきり言ってこのカテゴリ、結構不真面目な内容が多いですっ(笑)牛やさんってこんな人ばっかりー?って思われるかも・・・・どこの牛やさんちにもおとなしい牛、人懐っこい牛、癖の悪い牛など、それぞれいる訳ですが、牛の登録などで様々な牛に接することの多かった僕にとっては警戒心なく牛に近づくことは当たり前の行動。よって、蹴られる突付かれるなどは日常茶飯事。でもどの牛が要注意牛かなんてなかなか分からない。だから、牛やさんちに行くと牛や:あの牛、登録してくんない。紋:あいよっ!で、近づくとバカっ!ボコっ! ↑ するどいケリが2,3発。紋:いてぇ~~~~~~~~(TOT)牛や:あ、そいつ危ねぇから気を付けてくれよー。と、こんな日常会話が繰り返される訳ですが・・・危ない牛だったら先に言わんかいっ!でも、蹴られて怪我すんのは牛やさんなんだよねー。僕は蹴られても無傷。 普段の行いがいいんだな、きっと(笑)
2006.01.27
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不妊治療をされてる方のブログに時々『今週期は無治療周期だけど早く治療がしたい』といったような内容が書かれてることがあります。確かに無治療周期でも治療のことが気になるのは仕方がないと思います。でも本当に無治療周期は時間のロスでしょうか?牛の採卵は分娩後3ヶ月頃から開始します。そして一度採卵すると3ヶ月くらい間隔を空けてまた採卵をします。これは採卵時に投与されるホルモン剤が高単位(量が多い)であり、卵巣が通常の2倍くらいに大きくなって負担がかかるので、それを回復させるために休ませる期間が必要だからです。しかし牛は経済動物なのでこの休養期間が長くなると経済的ロスが多くなります。そのためこの期間を短くするためにさまざまな試験研究が全国の研究機関で行われていました。しかし、それらのほとんどはうまくいきませんでした。牛の採卵はだいたい3ヶ月くらいの間隔で採卵しても回を重ねると採卵成績は必ず低下(回収個数が減る)します。ですから一年くらい(4~5回)採卵すると人工授精をして普通にお産させます。そうすると生殖器の状態が回復してまた採卵の成績がよくなります。また、この3ヶ月は薬の残留をなくす、つまり休薬期間でもあるわけです。僕の携わった採卵ではこのようなサイクルで採卵してもほどんどの牛が5年くらいで受精卵が採れなくなります。長期間にわたっての採卵によって、それだけ生殖器が消耗しているということですね。IVFだけでなくAIHでも少なからずヒュメゴンやhCGなどを投与します。連続周期で投薬するということは、少なからず薬に対して耐性が出来て薬の効きが悪くなると思います。ですから薬の効きを悪くさせない、つまり効果的に治療をするという意味でも僕は無治療周期は時間のロスではないと考えています。
2006.01.26
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昔、藤圭子の唄で「圭子の夢は夜開く」なんて唄がありましたが(笑)今日のお題は 牛の盛りは夜開く です。 (藤圭子:宇多田ヒカルのおかんです。)牛の発情(盛り)は日中よりも夜間において多く回帰します。夜間といっても夕方から朝方まで時間の幅はあります。また酪農家が牛に最も長く接している時間帯は朝晩の搾乳時です。そのため、搾乳時に発情を見つけることが多くあって、人工授精の依頼は搾乳前後の時間帯に多くなり、必然的に夜遅くまで酪農家に出入りすることになります。僕が受精卵移植を教わった県のO先生も若かりし頃、牛の発情が回帰する時間帯を見つけるためこのような観察をやっていたそうで、酪農家の経験に基づいた牛の発情が夜間に多いという話は証明されています。ところが後日、牛だけでなく生殖動物の多くが発情は夜間に多く回帰する。という話を聞きまして、なるほどナルホド!だからみんな夜頑張るんだぁ~(^^)と、ミョ~な納得をした若き日の出がらしでした(笑)
2006.01.26
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一般的に体外受精をIVFといいますが、IVFは成熟して受精できる状態まで育った卵子を採取します。一方、IVMは未成熟でまだ受精できる段階まで発育してない卵子を採取して体外培養で受精できる状態まで成熟させた卵子のことを言います。IVMの利点として、採卵してもなかなか成熟した卵子が採取できない人でも体外培養で成熟・受精させることが可能となります。反対に欠点としては未成熟卵子の体外培養技術がまだそのレベルまで達してないと言うことですね。牛の採卵では胚盤胞を採取する方法だけでなく、人と同じように卵巣に針を刺して成熟卵子を採取して体外受精卵を作る方法もやっているんですよ。でも牛の体外受精卵のほとんどは食肉処理されたメス牛の卵巣から卵子を採取して作られる体外受精卵です。(屠場卵といいます)この屠場卵による体外受精卵は卵胞から成熟卵子を採取した後、卵巣を細かく刻んで未成熟卵子を採取し、体外培養で成熟させた後、受精させます。つまりこれがIVMというわけですね。ですから体外受精といっても厳密にはIVFとIVMがあるということですね。IVMの培養技術は牛のほうが進んでいますね。
2006.01.25
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採取された精子は濃縮洗浄処理をします。これにより精液内の汚れや死んだ精子などが取り除かれ、精子の活力はよくなります。大抵の場合、採精時の運動精子数よりも濃縮洗浄後の運動精子数は増加します。AIHでは採取した精子は全量濃縮洗浄処理しますが、体外受精で使用する場合は全量を処理しないことがあります。これはAIHは運動精子が多く必要なんですが、体外受精の場合は精子の質を求めるためです。あまり精子が多いと活性酸素などの悪影響があるからだそうです。ちなみに、AIH時に濃縮洗浄処理をしない施設も今だにあるそうです!体外受精で残った精子や検査のために採取された精子はある程度の量が残ります。残った精子は精子数のカウントの練習や濃縮洗浄処理の練習に使わせていただいてます。そんなある日・・・・練習その1採精時の運動精子が4000万くらい。なのに処理後の運動精子数が1800万やって!なんでやねん???ゼリー状の塊があったのでうまく集められなかったみたいだけど、やり方間違ってたか?(・・;練習その2運動精子数が100万(少な~!)。こんなんで集められるんかなーって思ったけど、一応200万まで集められました。一応やり方は間違ってなかったみたい。 実戦までの道のりは険しい・・・
2006.01.25
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アメリカ産牛肉から特定危険部位の脊柱が除去されてなかった事態を受けて、当面アメリカ産牛肉が輸入禁止になりましたが、アメリカの検査官が特定危険部位を除去しなければならないことを理解してなかったというのでは話にならんっ!その上、日本の調査団もこの事実を知っていたっていうんだから何を考えとんじゃいっ! あきれてものも言えません・・・そんな中、ほとんどニュースではやってないみたいですが、 カナダでBSE感染牛発見!カナダ産牛肉も再度輸入禁止になるでしょう。結局輸入再開で騒いだ数ヶ月はいったいなんだったんだろう???ま、以前の状態に戻っただけという気もするけど。
2006.01.24
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昨日の日記で牛の採卵時の残存卵胞の話をしましたが、今日は移植時の残存卵胞の話です。牛の受精卵の移植では直腸検査で卵巣を触診し、黄体の有無を確認します。これは黄体の形や固さ、大きさが黄体ホルモンの分泌状態と関連しているので、黄体ホルモンが正常に分泌されているかどうかの目安になります。良好な黄体がある場合は移植可能と判断し、黄体が小さかったり軟らかかったり、また黄体が存在しない場合は移植不適と判断します。昨日の日記にもあるように、この時期の卵巣には卵胞は存在しないのですが、黄体があるにも係わらず卵胞がある場合が比較的多くあります。このような卵胞を共存卵胞と言います。共存卵胞は採卵時の残存卵胞と同様に機能している場合と機能していない場合がありますが、移植技術者によってはこの共存卵胞を破砕してから移植します。共存卵胞を破砕することでその活動を停止させ、黄体ホルモンを正常に機能(分泌)させることで受胎率(着床率)が向上すると言われています。しかし、共存卵胞を破砕しても受胎率には有意差はないとの報告もあります。当然ながら人の場合も移植時点(胚盤胞移植の場合ですが)に共存卵胞が存在する事例があると思います。
2006.01.23
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胚培養士募集のあったクリニックへ申し込みをしていましたが、本日残念ながら書類選考で落とされました。また次のチャンスを期待して頑張りましょう(^^v
2006.01.22
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牛の採卵をやっていると、傾向として採卵成績のいい牛悪い牛というのは存在します。受精卵の回収個数、質、移植成績など、いい牛は大抵いいし悪い牛は大抵悪いです。人の採卵でも同様のことが言えるようです。牛の採卵は発情後7日目に子宮内洗浄法によって子宮に到達した胚盤胞期の受精卵を回収しますが、この時期の卵巣を触診すると排卵の跡に黄体という物質を確認することが出来ます。この黄体の数を数えることで回収される受精卵の数を予測することが出来ます。しかし、中には排卵せずに残った卵胞(残存卵胞、ろ胞といいます。)を確認するときがかなりあります。本来この時期に卵胞は存在しないので残存卵胞があると言うことは決していいことではありませんが、残存卵胞があっても大抵の場合は特に問題になることはありません。ところが、回収された卵のうち、変性した未受精卵の割合が多い場合はこの残存卵胞が活動していて受精や卵の発育に悪影響を与えていると言われます。詳しくは分かりませんが残存卵胞が存在することで、黄体ホルモンの活動を阻害しているためと考えられています。体外受精は排卵前に採卵するので残存卵胞は存在しませんが、何度やってもいい卵が採れない、受精しない、発育しないという方はこの残存卵胞に相当する卵胞が存在していて影響を及ぼしているのかもしれないですね。
2006.01.22
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成田空港の検疫でアメリカ産牛肉から除去が義務付けられている背骨の混入が見つかりました。これを受けて政府はアメリカ産牛肉の再度の輸入禁止措置を取りました。まぁ、遅かれ早かれこういう問題が絶対出てくるとは思ってましたけど、予想よりも早かったですね。しかし昨日は食品安全委員会から輸入再開は時期尚早とクレームが出たり、その数日前には政府調査団がアメリカの施設では適正に処理されていて問題はないと言ったばかり。そもそも食品安全委員会のプリオン専門委員会で輸入再開のOKを出しているのに、今回の委員会の発言はどうなんかね?政府も責任をもって調査すると言っておきながらいきなりこれですからね。今回の輸入再開は、アメリカのご機嫌と輸入関税収入、外食産業などのアメリカ産牛肉に頼ってきた業界の救済のための輸入再開だと思いますね。今回の事態を受けて誰がどのように責任を取るんでしょう?しかし、今後も同様の問題が起こることは容易に想像できますが、今後はこういう違反をした会社や施設だけ輸入禁止にするといった対応を政府は取るんじゃないかな、なんて思ってます。それと、今回の輸入禁止措置を受けて某牛丼屋がまた輸入しろー輸入しろーって文句言うんでしょうか?
2006.01.20
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精子や受精卵は何年くらい凍結保存できると思いますぅ?これは 半永久的に保存できる と言われています!どこの不妊治療施設でもAIHやIVFを実施する前には凍結保存した精子や受精卵の取扱について、覚書や念書などを交わしていると思います。例えば夫婦が離婚した場合や、夫婦のどちらか、もしくは両方が亡くなった場合、相手方の了解の下、廃棄する。 と言った内容ですね。施設で何十年も保管するのも大変だし、保管料もかかるし、こういう取り決めは必要ですよね。勝手に他人に使われたりしたら大問題ですしね。ちなみに僕は精子で20年、受精卵で10年凍結保存したものを交配して子供が生まれたのを体験してます。(もちろん、牛のですよ。)しかも、受精卵は僕が凍結保存したものなんです。←さりげなく自慢してる(笑)しかし、今から見れば結構適当な凍結だったのによくとまってるなー! ↑ おいっ!
2006.01.20
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受精卵が20個とか30個とか採れる牛もいますが、牛ってOHSSにならないですね。というか、今の仕事を始めてからOHSSって初めて聞いたんですけど(^^;牛の採卵では卵巣刺激を人間で言うところのロングプロトコールに当たる方法で行います。ですから卵の数は沢山採れます。その際、牛の卵巣は通常の倍くらいの大きさになります。通常はピンポン玉の半分くらいの大きさの卵巣が、牛によってはテニスボールくらいの大きさになります。大きくなった卵巣は非常に負担がかかった状態なので、採卵後にはプロスタグランジンF2α(PG)を投与します。PGは排卵の跡に形成される黄体を退行させる性質があるので、PGを投与すると卵巣は急速に元の大きさに戻ります。そのためOHSSにならないのかもしれません。(人の採卵の後ってPGのような注射とかってしないですよね?)また、牛の受精卵はほとんど代理母に移植され、採卵周期に採卵した牛に移植されることがないので、それも理由の一つかもしれません。まぁ、あれだけの体ですからOHSSになっても問題ないのかもしれないですけどね(笑)
2006.01.19
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アメリカでも和牛はWagyuで通じます。 ただ、言ってみたかっただけ(^0^;
2006.01.19
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牛受精卵の培養液には子牛血清が入っています。子牛血清を混ぜることで受精卵の発育や生存性が良くなります。ただし、子牛血清はあらかじめ発育性や生存性を確認するための検定を行い、さらに非動化という処理を行わなければなりません。検定を行わないと受精卵を発育させる能力のないものを使う可能性があります。非動化は子牛血清が受精卵の発育に悪影響を与えないように(感染症など)するために行います。また子牛血清にはロットごとの能力に差があるという問題もありますが、最近はこの点はかなり解消されています。しかし研究などではロット格差で結果に差が出ないように牛血清アルブミンという血清成分を使っていることが多いですね。僕自身、子牛血清添加の培養液のほうが牛血清アルブミン添加のものよりも受胎率はよかったという印象があります。おそらく生産現場で使用されている培養液は子牛血清添加のものの方が多いんじゃないでしょうか?人受精卵の培養液にも血清成分が入っていますが、施設によっては患者さん自身の血清を培養液に混ぜているところもありますね。それによって着床率が良くなったかどうかはわかりませんが。
2006.01.19
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受精卵移植をはじめて4~5年経った頃、今から10年ちょっと前の話です。畜産試験場で受精卵移植の研修会がありました。受講者は年配の獣医3名と授精師2名の5名。受精卵移植をやってない人達ばかり。研修会が終わってからうちの事務所にやってきた試験場のY研究員(この研修会の講師)が言いました。○○君(僕のこと)、聞いてくれるかい?どうしたんですか?今日の研修会で採卵したんだけど、変性卵(細胞が壊れて死んだ卵)が1個しか採れなかったんだよ。あ、そうなんですか?残念でしたね。でも、一応モニターに映して見てもらったんだよ。それで?そしたらさぁ、A獣医がさぁ「ん~、全然動かないねー。」って言うんだよ!その上、B獣医が「やっぱり変性卵だからかねぇ?」だって! ・・・・・・(・・; 精子じゃないんだからぁ!先生方、しっかりして下さい。
2006.01.18
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牛の妊娠期間は約280日です。これは人間とほぼ同じです。人間の妊娠期間が約40週と言われることからも分かりますよね。また、とつきとおか(十月十日)と言いますが、これはひと月を4週間で計算してます。 28日×10ヶ月+10日=290日 あれ(・・;???・・・・ま、いいか 約、だからね。あくまでも や・く (^^;牛の出産予定日を計算するときは、人工授精した月から3を引いて、日にちには乳牛なら7、和牛なら10を足します。(例)1月17日に人工授精した場合 1月から3を引く→10月 17日に7を足す→24日 10月24日が出産予定日となります。ちなみにうちの娘2号はこれで計算したところほぼ間違いはなかったです。計画出産したい方には使えますね、コレ(^^)
2006.01.17
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お産は昼夜問わずあります。休日だろうが正月だろうが関係ありません。つまり、産婦人科医はそれらのお産に対応するため拘束時間が長くなります。だから産婦人科医のなり手が少ないんですねぇ。一方牛も昼夜問わずお産します。(当たり前か)でも、夜間のお産のほうが多いと思います。でも夜間のお産には問題があるんですね。それは 事故が多い飼い主も寝てますからね、トラブルが起こってても気づかなくて、朝牛舎に行くと母牛の足元で子牛が絶命してたなんてことは日常茶飯事です。ではお産の事故をどうやって防ぐか?減らす方法はないのか?ということで発案されたのが 夜間給餌!お産間近の牛に夜、餌を与えると日中にお産する牛が増えるんですね。なんでそうなるのかは分かりませんが、僕が勤めていた牧場でも夜間給餌をやっていたので日中のお産のほうが夜間のお産よりも多かったですね。 ↑単に仕事時間が長すぎるから、夜に餌をやらざるをえな くなってただけとも言う(笑)。研究では80%以上が昼間に産んだというデータもあるんですよ。日中にお産してくれると人間は楽ですよね。目も届くし。これでお産の事故は確実に減ります。これを人間で実践して昼間のお産が増えれば、産婦人科医も楽になるかもしれませんが、人間でも本当に昼間のお産が増えるかどうかは甚だ疑問です。 ↑ 当たり前だって。そんなこと考えるヤツのほうが どうかしてると、我ながら思う。それ以前に、お産間近の妊婦さんに出来るだけ夜間に食べて、昼間は食べる量を減らしてください。 って言ってもやってくれるわけないって(笑)コレは人間には応用できないですね。って、 試さないで下さいよっ!
2006.01.17
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昨日に引き続き牛乳の話です。今日のお題は ホモ、ノンホモ レイザーラモンHGとは無関係です! 牛乳フォーっ!市販されてる牛乳は高温殺菌処理(主に130℃、2秒)されています。低温殺菌牛乳は65度、30分くらいで処理されています。高温殺菌処理すると本来の牛乳に含まれている成分が壊れてしまいますが、低温で殺菌処理することで壊れないんですね。ですから低温殺菌牛乳は搾乳直後の牛乳に近いと言えます。ところで、生協や無農薬野菜などの通販をしている会社などで販売されている牛乳の中にノンホモ牛乳と言うのがあるのをご存知ですか?牛乳は殺菌処理だけでなく均質化という処理もされています。搾乳直後の牛乳は粒子が沢山集まっているところとそうでないところがあります。例えると、牛乳パックの上と下で成分や濃度が違うと言うことですね。これをパック全体が同じ成分、同じ濃度になるように粒子のバラツキをなくす処理(均質化)をしています。こうすると飲みやすくなるんですね。この均質化処理をしていない牛乳をノンホモといいます。昔、販売されていた牛乳はみんなノンホモだったんですよ。ですから均質化処理がされ始めた頃、明治乳業から明治ホモ牛乳なるものが売られてました。ちなみにこの明治ホモ牛乳、鎌田敏夫の「刑事(デカ)珍道中」という小説の中で熱く語られてます(笑)さらに、明治ホモ牛乳の対照商品として雪印牛乳となぜか(?)全酪牛乳が紹介されていて、この本を全酪連(全国酪農業協同組合連合会)の職員に貸したら彼は喜んで持って帰り、事務所で話してたそうです(笑)ただし、観光牧場などで飲む搾りたて牛乳はノンホモ、低温殺菌もありますが、市販の牛乳と同じ場合が多々あります。それでもおいしいと感じるのは 単なる雰囲気です(笑)
2006.01.16
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このテーマで日記を書くのもものすごく久しぶりです。畜産業界、長かったんで、結構ウソみたいな話、信じられんような訳分からん話をよく見聞きましたね。そんな訳で今回のお題は牛乳が甘い?です。酪農家のKさんちにホルスタインの登録に行ったときの話です。当時、木酢液が流行ってた頃だったんですが、Kさんは牛の餌に桜の木酢液をまぶして与えていたそうです。何日かするとKさんの子供たちが うちの牛乳は甘い。と言い出したんだそうです。他の酪農仲間に話しても誰も信じなかったんですが、Kさんいわく毎日飲んでるうちの子供が言うんだから間違いなく甘いんだ。と言うんですね。Kさんちに登録に行くのは毎回午後2時過ぎだったので、その時も朝搾った牛乳(自家消費用に採っておいた分)はなかったんで飲むことは出来なかったんですが、そういうウソを言う人ではないのでたぶん事実だと思います。ちなみに、僕は低温殺菌乳しか飲めません。しかし牛乳が飲めない酪農家もいます!「そんなヤツは牛飼い辞めぇー!」って言ってる人がいましたけどね(笑)
2006.01.15
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胚盤胞くらいの受精卵の細胞は体のどの器官になるのかは決まっていません。どの器官にでもなる可能性を秘めています。今、韓国で捏造で話題になっているES細胞はこの時期の受精卵を使って作られます。フラグメントが多い受精卵は生存している細胞だけで正常な胎児、生体になります。これは前述のように受精卵の細胞がまだ体のどの器官になるのか決まってないからですね。胚盤胞よりももっと若い8細胞くらいまでの受精卵は細胞をバラバラにしても、それぞれが単独で発育して個体になります。人工的に2細胞の受精卵を切り離したら2個の細胞がそれぞれ成長して一卵性双子が出来たという研究成果があります。(たしか農水省中国農試だったかな?)昨日の日記で書いた胚盤胞で双子になるのが確認できるものがあるというのはこの研究と同じ理屈ですね。「フラグメントが多いと子供に異常が出るのでは?」と心配される方もいると思いますし、実際それを心配して移植されなかった方もいると思います。フラグメントの多い受精卵は着床率は低くはなりますが、生まれた子供に何か障害が出ると言うことはないですよ。受精卵で生まれた牛を2000頭以上かな?見てますけど、フラグメントが多いという理由で障害が出た牛はいなかったですよ。自然妊娠でも着床前の受精卵は実はフラグメントの多い受精卵だったかもしれないですよ。
2006.01.15
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今日は公休日でした。久しぶりにゆっくりと土曜の朝のテレビを見てましたね。ファンヒーターも修理して無事復活です(^0^)今日のお題 胚盤胞移植の一卵性双子 です。最近は胚盤胞移植の1個移植で多胎を回避できるかという内容の研究発表をかなり見ます。従来の初期胚の複数個移植に比べて妊娠率が変わらずに多胎を回避できるという結果が多く見られますが、100%回避はできません。なぜかというと、自然界でも一卵性双子は存在するからですね。同じ1個移植なのに胚盤胞移植による多胎発生率は初期胚1個移植より高いそうです。原因は分かりませんが長期間の体外培養によるものとか、培養液の問題とか言われていますが、細胞が透明帯から脱出するときに透明帯にひっかかって二つに分かれるという意見が結構あります。牛でもこのようなことを言われていましたね。しかし、僕はこの理由には無理があると思っています。というのは内細胞塊(胎児になる部分。胚盤胞の黒い塊の部分)が二つに分かれないと双子にはならないからです。このことは、過去に牛で行われていた分割卵移植(受精卵を二つに切って双子を作る方法)によって証明されています。そんなに具合よく脱出する確率はものすごく低いと思います。僕は分割中の細胞が複数の胎児として独立して発育するという意見です。例えば、授精後二分割した細胞がそれぞれ独立して発育する、と言った具合ですね。どこの県の畜産試験場かは忘れましたが、胚盤胞の段階ですでに透明帯の中に2胎に分化した胚盤胞が存在するものがあり、それにより一卵性双子が生産されたという報告があります。僕もこのような胚盤胞はみたことがありますし、それから一卵性双子を生産したことがありますよ。この牛は二卵性の三つ子だったんですけどね。
2006.01.14
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牛にも卵管性不妊と同様の症状があります。肉の付き過ぎで卵管に脂肪が付着して卵管が詰まったり、何らかの理由で卵管が炎症を起こしたりして癒着、閉塞したりすることがあります。このような状態の牛も含めて、発情が順調にきて排卵もちゃんとしているのに何回人工授精しても妊娠しない牛をリピートブリーダーと言います。本来は乳牛に対して使います。乳牛は妊娠して子供を産まないと牛乳は出ませんし、繁殖用の和牛は子供を売って収益を得るので、子供を産まないことには話になりません。従来であればこのようなリピートブリーダーは淘汰(廃用)されていました。しかし牛の業界でも受精卵移植が普及したお陰で卵管性によるリピートブリーダーは受精卵移植によって妊娠することが充分可能であり、その受胎率は繁殖状態が正常な牛のそれと大差がないことがわかったので、特に乳牛でたくさん牛乳を搾る牛を救うことができるようになりました。このような理由から、不妊治療では一般的に卵管性不妊の場合、卵管以外に問題がないのであれば、通常の妊娠と同じく問題がないと僕は考えています。従来の受精卵移植では人工授精で妊娠しないような牛は受精卵移植をしても妊娠しないので移植しない、採卵しても受精卵が採れないので採卵しないという考え方でした。経済性を重視して繁殖良好、発情明瞭、周期正常、といった牛を採卵移植することが重要でした。しかし、前述のようなことが分かってから、卵管性のリピートブリーダーへの移植や、排卵障害や発情周期の不順な牛に対して過剰排卵処置(卵巣刺激)を行うと受精卵がちゃんと採れたり、その後、繁殖障害が正常になったりすることもあり、治療目的の意味を含んだ採卵移植が行われるようになって来ました。採卵をした人が体外受精で妊娠しなかったのに、その後自然妊娠したなんて話を時々聞きますが、卵巣刺激をしたことである程度状態が改善されることがあるんだと思います。ただし、このように治療目的の意味合いが強くなってくると生産性低下、つまり収入減の問題が出てきますからあまりやりたくなかったですね。だって牛飼いさんから文句言われるのが分かってますからね(笑)
2006.01.13
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続けざまに本日2つ目の日記です。先日の朝、受け付けに行くとAIHのための精子がちょうど受付に持ち込まれたところでした。受付で事務処理をして容器を受け取ったら 冷たっ! 寒さ対策もなにもされてなかったようです。忙しくて活力は見れませんでしたが、多分良くなかったと思います。精子の持ち込みのときはくれぐれも温度に注意してください。
2006.01.12
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火曜の朝、突然石油ファンヒーターが壊れたんですが、全く通電しないのでおそらくヒューズが飛んだのでは?と思い、今日メーカーの技術指導センターなるところへ電話して見ました。ヒューズだけなら自分で修理したほうが早いし安いモンね^^ところが、最近のものはヒューズが難しいところに設置してあるらしく自分では交換できないですよ! と、言われてしまいました。で、仕方がないので近所の量販店を数件廻ってみたものの どこも品薄!しかも、安いものは機能が落ちるし、同じレベルの機能のものは25,000円以上。それでも気に入ったものがないっ!結局修理を依頼しました。明後日には治るはずですが、よく考えたらこいつも5年目やんけー! こんどはテレビが危ないなぁ。こわれるなよー!
2006.01.12
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採卵やAIHで精子を持ち込むときには外気温に注意して温めすぎず冷やしすぎずと言うのは以前にも言いました。特に今の季節は冷えないように注意が必要ですね。皆さん、苦労されてると思います。それともう一つ、採精後出かけるまでの時間、この時間の保管にも注意してください。いくら寒いからって言って容器をコタツのなかに入れたりしないで下さいね。ストーブの前に置きっぱなしとか、ホットカーペットの上に置きっぱなしとか(ホットカーペットの上は・・・・いいかも?)で、本日のお題 朝採りでお願いします。 鶏の卵じゃないってば~・・・昼前に持ち込みの精子検査の依頼がありまして、採精時間を見ると 真夜中ぁ!?確かに精子は射精後10数時間生存してますが、それは子宮内や管理された環境の中でのこと。出しっぱなしじゃ無理ですよぉ!まして今の時期、寒いですから。結局、検査は中止となりました。活力も凄く悪かったし。午後から僕も見ましたが、 全滅でした(TT)ですから、どんなに忙しくても採精は必ず朝でお願いします。
2006.01.11
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実家の事情もあって関西圏で仕事をしようと思って不妊治療の施設を探していますが、そーいや年が明けてから施設に全然問い合わせしてないですね。(←ボケとんのか?)まぁ、慌てず焦らず探してます。うちの姪1号もめでたく就職が決まりまして。4月から保育士として社会に羽ばたいて行く訳ですが、卒業できんかったら倍返し! といって、お年玉&就職祝いを渡しました(笑) 多分それは昨日の成人式の後の軍資金になったでしょう。
2006.01.10
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昨年11月の冷蔵庫に引き続き、石油ファンヒーターが壊れました。これも5年、離婚後しばらくしてから買ったモンです。今朝起きてスイッチ入れたらその時点でアウト!どうせ壊れるなら昨日の朝にしてくれりゃよかったのに~(TOT)
2006.01.10
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採卵・移植をするに当たっては薬によって卵胞や排卵をコントロールします。そのコントロールをするには性周期の初日の確認は重要です。なぜなら卵巣刺激のホルモン剤は体内分泌のホルモン(エストロジェンやプロゲステロンなど)とのバランスによって、その作用の度合いが変わってくるからです。これは牛の採卵・移植プログラムです。やっぱり画面をデジカメで撮ったのでみづらいです(^^;上は供卵牛、下は受卵牛の卵巣刺激のプログラムです。供卵牛は発情後8~14日の間にFSHを投与します。この時期は黄体開花期といって体内分泌のFSHが最も少ないので卵巣反応が良好になります。FSH投与3日目にPGを投与します。これは排卵を促進させるためで、hCGやGnRHaスプレーと同じ役割です。さらに人工授精前にコンセラールと言うGnRHaアナログの排卵誘発剤を使うこともあります。PG投与後1日明けて発情が起こり人工授精をします。人の場合はこの日が採卵になりますね。一方、受卵牛は発情を起こしたい日の3日前にPGを投与します。ですから新鮮卵で移植をする場合、受卵牛は供卵牛よりも1日早くPGを投与すればいいことになります。このように供卵牛と受卵牛の発情日を合わせることで、採卵した牛と同じ状態の子宮環境にある牛に移植することが出来るので受胎率が向上するということです。人で言うと、例えば前月の1日に採卵して5日に胚盤胞まで発育した卵を戻す場合、翌月の1日に排卵があれば翌月5日に移植OKということになります。受卵牛の刺激周期は凍結卵を移植する時でも同じですが、牛の凍結卵移植はほとんど自然周期ですから発情をちゃんと見つければいいということになります。ご自分の性周期をしっかり把握されていて排卵期を特定できる方は、わざわざプレマリンなどで周期を調整しなくても自然周期で移植に適した日にちゃんと移植できると思います。ただ、刺激周期でも自然周期でも妊娠率は変わらないですよ。
2006.01.08
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昨日は日記を更新しなかったですねーm(__)mさて、一昨日の日記の続きですが、昨日早速連絡がありました。それによると胚培養士を募集しているということで紹介された病院と言うのが、男性でもいいが、できれば女性がいい。これから開業するので、当面給料をちゃんと払えるかどうか。(← えっ?!)と、言うわけで今回はお流れになってしまいました(TOT)さすがに、そちらでお願いできませんか? というほど図々しくはないですね。(笑)まぁ、そのうちいい話があるでしょう^^しかし、出がらし一家が毎年初詣に行く天神さんはスゴイ!理由その1農協の組合長の紹介で縁談があったがおみくじで「よくない。断るべし。」と出た。相手の女性には既に結婚を約束した相手がいて、組合長はその事実を知らなかった。(当然、組合長には文句言った)理由その2女友達に頼まれて良縁のお守りを買った。3ヵ月後、彼女は元カレと復縁して結婚した。(これはびっくりした)今回もいい話になりますように~(-II-)
2006.01.08
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最近、胚移植や体外受精のことをさっぱり書いてないような気がします。(^^;なので今日は、胚移植の条件について書いてみますね。牛の受精卵移植では、移植予定の牛が移植に適した条件を備えているかどうかを調べます。その手順は以下のとおりです。1.毎周期、ほぼ一定の間隔で発情がきているかど うか。2.発情後、ちゃんと排卵しているかどうか。3.移植予定時期(発情後7日目頃)に黄体ができているかどうか。 ※黄体:排卵後、卵胞があった場所にできる物質。妊娠や性周期の構成に重要な働きをする。これを3周期(牛の性周期は21日なので2ヶ月ちょっと。)チェックして、問題なければ移植を実施します。これはあくまでも基本ですが、今から20年前はここまでチェックをして、全項目OKの牛のみ移植をしていたそうです。しかし、牛は経済動物ですから1,2周期はOKだったのに、3周期目に状態が悪くて移植できないとなると、経済性の問題になります。(1周期妊娠が遅れると3万円の損失になります。)そのため、実際の生産現場では1.発情がきたかどうか。 3周期もチェックせずに、移植予定前の発情がちゃんときたかどうかだけをチェックします。(という か、これだけは絶対チェックしないといけないんですね。)2.黄体が出来ているかどうか。 黄体は排卵しないとできませんから、黄体ができている=排卵している、ということになります。この2項目は必ずチェックしないと妊娠の確率は非常に低いものとなります。牛受精卵はほとんどが胚盤胞移植ですが、発情日が分からないと胚盤胞を移植するのに最もいい環境の子宮であるかどうかが分からないんですね。(牛の場合胚盤胞は7日齢の卵なので、子宮も7日目の状態が最もいい環境となります。)理論的には人間でも同じだと思います。人の場合はプレマリンやエストラダームで周期を調整して移植する場合が多いと思いますが、牛では自然周期のほうが多いです。でも、周期を調整しても自然周期でも受胎率は変わらないですね。凍結卵でも新鮮卵でも発情日がはっきり特定できてる牛の受胎率は変わらないです。ですから周期の開始日がちゃんと特定することが妊娠率向上には重要である。 と、言うことですね。
2006.01.06
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新年早々、交通事故を通報して警察をお世話した出がらしです。 ↑ オヤジから「お世話になった、の間違いじゃ ないのか?」と言われたので 「それはアンタだろ!」と言い返してみました(笑)さて、新年早々おみくじで大吉を引いて気分がいいのですが、おみくじどおり 待ち人来たる! 求人多し!半月前に問い合わせをした病院からメールが来て「うちは募集してませんが、近くで募集している病院があります。」と。 し・か・も私から紹介させていただきます~! だってー^0^♪ こいつは春から縁起がいいやー!
2006.01.06
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昨日の日記に書いたとおり、初詣でひいたおみくじは大吉でしたが、就職・・・必ず見つかる。 待人・・・連絡あり。 求人・・・多い。と、実に転職向きな結果です(笑)縁談・・・謙虚になればある。いつも謙虚だから、今年はいいことがありそうな予感(^^) ↑ ホントか?しかし、出産・・・予定通り ってどーゆー意味?とりあえず、予定通り治療されてる皆さんが妊娠されますように。
2006.01.04
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いろいろありました。初売り&福袋否定派の我が一家ですが、毎年1月2日には初詣&昼食会(外食)を決行しております。以前は姉2号の3人娘が小さかったからよかったものの、でかくなった現在もやってます(笑)で、毎年のこと、おみくじですが、今年は 大吉~\(^0^)/新年早々縁起がいいや、などと思ったら大吉が出たら結ばんとお守りとして財布に入れとくんやでー! だと・・・しかも昔っからそうやってんでー! やて・・・・!そんなん聞いたことないわー!と、モメておりました(笑)ちなみに、大吉は事実です↓今年の携帯の待ち受けにしました。縁起物ということで(^0^)
2006.01.03
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明けましておめでとうございますm(__)m今年もよろしくお願いします。さて、大阪の実家で新年を迎えた出がらしですが、先ほど(と言っても1時間くらい前ですが)帰ってきました。12月30日に実家へ帰りまして、夜はそのまま高校の同窓会の定例飲み会 ←これがメインだったりして(笑)大晦日に姉2号一家がやってきて、1月2日は姉2号一家を伴って駅近くの天神さんに初詣に行って、駅前の西武百貨店で昼飯を食うというのが慣例です。まぁ、ワイのワイのと楽しい正月でしたね。父が一番楽しいようでした。(因みに一番手がかかります。)で、今年の出がらしですが、新年早々交通事故の目撃者になりました!他にも通報者がいてちゃんとナンバーを覚えていたのと、加害車両を追いかけて捕まえた人がいたのですぐに解決しましたが、大阪府警、現場に来るのが遅すぎる!最初の入電から20分もたっとるやんけー。でも、被害者も大した怪我もなく、加害者のゴネることなかったのでよかったです。新年早々いいことをしたので気持ちがいいです(^0^)
2006.01.03
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