雲のごとく
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だいぶ落ち着いてきました。整形外科で診断を受け、自分の判断として1)緊張している腰の筋肉・筋膜をほぐす2)変位している骨を矯正するということをやりました。結果、ずいぶん落ち着いてきました。1)のために選択したのは、日記でときどき書いているかかりつけのローリング療法です。これはリンクでよわかっていただけると思いますが、ほぐしに関しては非常に優れたものです。2)については、MRT療法といわれる系統の手技でやりました。こっちは1回です。仙骨の変位をなおすと、本当に違いますね。今回は、この。仙骨について考えました。この骨は、リンクとんでもらうとわかりますが、脊髄の最下部にある骨です。頭蓋骨の蝶形骨との間に背骨があるという状態です。人間の頭部は、非常に重く、それを支える頚椎があり、肩まわりと肋骨とジョイントしている胸椎、そして腰椎があって、全てのバランスを最終的にとっているのが仙骨ということになります。今回は、仙骨があおむけになるような入り込み方をしていました。明らかに座り仕事のせいだろうという感じです。つまり、椅子にあまりよくない姿勢で腰掛けていると仙骨が上を向く形になりますが、その状態でめりこんでいました。やはり勤続20年のうち17年は事務で、一日中デスクワーク。姿勢が良くても辛いのに、悪いものですから、ほっとくとかなり歪むようです。運動より何より普段の姿勢がトレーニングだと思いました。エコノミークラス症候群ではないですが、ときどき身体も動かさなくちゃいけないかもしれません。真面目にそういうことを考える年頃になってしまったようです。仙骨はちょうど(下)丹田の位置でもあります。対となる頭蓋の蝶形骨が、脳下垂体や松果体という間脳の中枢を支えているのですが、ここは(上)丹田、いわゆる第3の目です。かつて世話になった真気塾のきこうしこと故・北村和也氏によれば、仙骨は大容量のハードディスクのようなものだとのこと。ここに人間が親から貰ったマイナスのエネルギー(体)が、全部入っていると。言い換えれば、ここはカルマの巣窟ということになります。マイナスのエネルギー(体)が、人に入り込むときは、耳の後ろあたりからと彼は言いました。つまり、蝶形骨です。物質としては、蝶形骨~背骨~仙骨というルートで進入すると。もちろん気のレベルでは、東洋医学で言う経絡のようなルートもあるし、神智学でいうエーテルボディ、アストラルボディという不可視の身体もあるわけで、現実に肉体内部を骨に沿って動いているわけでもないのですが、ルートとしてはそんなイメージです。まわりくどい言い方になっていますが要するに「家系の因縁」が宿っているのが仙骨で憑依されるときは、蝶形骨だと。蝶形骨を侵食されると、前述のように、脳の大事な部分がありますので、意識を支配されます。バリバリの憑依です。ヨガなどで言うクンダリーニの覚醒ですが、これも仙骨と関係があります。どうもここに眠っている潜在的なエネルギーのようで、これが背骨ラインのスシュムナー、イダー、ピンガラというらせん状のエネルギー管を上昇し、正中線のチャクラを覚醒させながら上昇し、頭で光となる・・・蝶形骨に到達して、脳下垂体・松果体という間脳に眠る超感覚を覚醒させる、ということのようです。ただ、前述のように仙骨にはマイナスエネルギーが大容量で入っていますので、不用意に覚醒すると、とんでもないことになるわけです。従って、簡単には覚醒しないし、またそのためには充分な行法を積む必要があります。そうでなくては起きることに対処できないからです。仙骨について語り始めると・・・・脱線&暴走してしまうようです。長いし、続きはまた書きます。
2005年01月21日
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