のぶさんのテニス徒然日記                                                         ~ 宿毛で楽しいテニスライフ ~

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2023.09.04
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カテゴリ: 宿毛
 出すといった以上出さなければならない( ´∀` )


 宿毛市展に出品する写真を選ぶことに

 これがまた難しー

 ブログの写真は、基本的に個人が特定されないように姿かたちを微妙に秘匿しながら載せるよう心掛けている
 それ故遠景の写真が多くなり、説明口調の写真が多くなる
 毎日、日によっては何十枚も写真を撮るのであるが、物になりそうな写真はそうあるものではない。

 更に写真に関しての技術・知識というのがほとんどない私が、果たして展覧会に出品して良いのだろうかなど、気弱な考えが頭を過る

 担当者の時は能天気に、「どんな写真でもいいから出品して」などと事あるごとに呼び掛けていたが、自分が出す段になるとそれほど気軽なものではないことが良く分かった
 さはさりながら、如何に恥ずかしい未熟の作品であろうとも、出さねばなるまい( ´∀` )


 撮り貯めた写真を何度も見返しながら、とうとう至極の2枚を選び出した(笑)

 写真そのものより、自分の思い入れの強い写真を選んだ
 その写真から私のその写真に込めた思いが伝わるとも思えないものの、自分なりにストーリーの有る2枚の写真である

 その一枚は、過日、父の13回忌の法要の日の写真

 午前中の法要の後、兄弟みんなで、故有って法要に参加できなかった母の施設を訪れ、その後国民宿舎椰子で食事会をした。
 久しぶりに会った兄と弟、そして細君たちと酔い覚ましとよく泳ぎに来ていた思い出多い咸陽島の浜に遊ぶことにした。

 弟と兄はルアーフィッシングに興じていたが、私は、強烈な暑さとほろ酔いの身体を持て余し、浜の近くの大樹の木陰の石段に寝転んで、見るともなく浜辺を見ていた。

 容赦ない夏の午後の暑さに空には入道雲
 浜辺では、慣れない扱いにカヤックで漕ぎ出す人
 陸繋島の咸陽島の2つの島の間には沖の島がほの見えて
 堤防の先の灯台の向こうは、一本釣り漁師であった父の漁場
 一見では見落としてしまうほど小さいけれど、まだ引ききらぬ潮の道を陸繋島へ渡る人
 その潮の道にさざ波が弧を描いている
 それぞれが思い思いに過ごす夏

 やおら石段に座りなおして、その夏のシーンを記憶に留めた
  ​「想い想いの夏 咸陽島」


 (参照 のぶさんのテニス徒然日記 R5.8.23 父の十三回忌)


 もう一枚は
 娘がオーストラリアへ旅立つ前にコスモス畑を見に行った時の写真
 思いの外たくさんのコスモスが咲いていた
 地元の人が思いを込めて育てているさまがそこかしこ
 土手沿いには草刈りをしている人の軽トラ
 空には飛行機雲がかすみ雲とひつじ雲に伸びている
 水路の脇にはかわいらしい案山子が並び
 娘がそこに加わった
 大きく手を広げ
  心は既に 飛行機雲の先行きに
 三日後にはオーストラリアへ旅立っていく
 しばし別れの照れ笑い
 秋の好日の喜びと愉しさと一抹の寂しさと

​「旅立つ日の前 コスモス畑にて」​



(参照 のぶさんのテニス徒然日記 R4.11.2 コスモス祭り)


 写真の出来はそれなりだけれど、私にとっては様々な思いを伝えてくれる写真である( ´∀` )

 どちらを出そうかしらん
 いっそのこと2枚出しちゃろうか(笑)


【中古】文部省第7回 美術展覧会図録 日本画之部





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最終更新日  2023.09.04 09:11:19
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