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2010年3月発売コミック 櫻狩り(下)一ヶ月近くも放置しててすみません(;-ω-Aこれから徐々に更新ペースを取り戻していければと思うのですが・・・できるかなぁ(オイ)とりあえずこれだけは書いておきます。「櫻狩り」感想。本誌の感想を書いておいてコミックスの感想だけを抜かすわけにはいきません。とはいえ感想のほうは、本誌掲載時にいっぱい書いちゃったのであんまり書くこともないのですが(^_^;)下巻収録のお話の感想をお読みになりたい方はこちら。→第7話、第8話、第9話上巻から下巻まで一気に読むと、途切れ途切れに読んでいたときとは違った感想を持ちましたね。最初に読んだときには気づけなかったことに気づいたり、セリフに思っていたよりずっと深い意味があったり。上巻では、蒼磨の性的にだらしない部分を知って、正崇が嫌悪感も露わに彼の手を振り払う場面がありましたが、それにもちゃんと理由があったんですよね~~。なぜ正崇があれほどのアレルギー反応を示したのか・・・それはコミックスをご覧になってお確かめください。下巻の描きおろしカラーは・・・すごいことになってますね。表紙が櫻子ってところからしてすごいんですけど。怖いわ~~この表紙^_^;描きおろしのほうは、何ていうか、死屍累々って感じで・・・蒼磨と正崇の背後に、これまで死んでいった人々の屍がズラリ。約一名死んでいない人も混じっていますが。挙げてみますと、櫻子、櫻子母、寺島、葛城、葛城の妻、吉野。考えて見ればこの人たち全員、蒼磨のせいで死んでいったんですよね・・・彼が直接手にかけたわけじゃない人も混じってますし、彼だけが悪いわけでもないですけど。蒼磨が犯してきた「罪」についてはあんまり触れられていなかったなぁ。蒼磨は櫻子母のことについては罪悪感を覚えてましたけど、それ以外の人の死については本当に無関心でしたね。それってどうなの?と思わなくもないですけど・・・葛城や櫻子母はともかくとして、寺島や吉野はそんなに蒼磨に悪いことしたんですか?って気もしますし。まぁ、蒼磨もこれから生きていくうちに考え方が変わる・・・か??ところで私、「櫻狩り」の連載が終わったらやってみたいと思っていたことがあるんですよね。それは、コミックスの冒頭で引用されている短歌の意味調べ!上巻から下巻までの冒頭には、それぞれ桜にちなんだ短歌が挙げられているのですが、調べてしまうと何となくネタバレになりそうな気がして今まで放置してました(爆)まあ実際調べてみたところ、ネタバレには全くならなかったわけですが。そんなわけで、意味調べてみました~。《上巻》もろともに あはれと思へ山桜 花よりほかに 知る人もなし=(私がお前を愛しく思うように)一緒に愛しいと思っておくれ、山桜よ。 この山奥では桜の花の他に知り合いもおらず、ただ独りなのだから。《中巻》あしひきの 山櫻花一目だに 君とし見てば 吾戀ひめやも=山桜の花を一目だけでもあなたとともに見たならば、こんなに恋しく思うことはないでしょうに。《下巻》春ごとに 花の盛りはありなめど あひ見むことは命なりけり=春の度に花の盛りは来るだろうが、それに逢えるのは人の命のある間だ。何となく、それぞれの巻の雰囲気を表す短歌でしたね。上巻は蒼磨の孤独、中巻は蒼磨の正崇に対する恋情、下巻は蒼磨と正崇の別れ。どれも綺麗な短歌ですね。渡瀬先生自身はまだ番外編をお書きになるおつもりのようですが、たぶん正崇と蒼磨が会うのはこの作品が最後になるんじゃないかなぁ。渡瀬先生がインタビューでちょろっと話しておられた番外編って、寺島と蒼磨の出会いとか正崇のその後とか(うろ覚えですけど)、そういう感じのものでしたからね。私は蒼磨が不幸だった頃のお話とかあんまり見たくないんですけど、でも番外編が出たら買っちゃうんだろうな( ̄∇ ̄;)というわけで、約三年にわたって追っかけていた「櫻狩り」、ついに完結です!コミックスはとっくに発売されてたんだから今さら完結も何もないだろうという感じですけどね!(爆)何にせよ、すばらしい作品でした。渡瀬先生、お疲れ様でした!人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*´∇`*)↓
2010年04月24日
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真央ちゃん、優勝おめでとうございますp(((≧∀≦)))q今回キム・ヨナがあまりいい出来ではなかったので、たぶん優勝するだろうと思っていましたが、やっぱりしっかりとチャンスをものにしましたね。オリンピックではできなかったノーミスの演技、見ているこっちもうっとりしちゃいました。しかしなぁ・・・あの真央ちゃんの演技より、なぜキム・ヨナの方が点がいいんだ??キム・ヨナも心なしか「何でこんなに点がいいの?」みたいなリアクションをしていたような・・・何かもう・・・キモイわ~~。キム・ヨナじゃなくて審判団が。ちょっと萎えました。ま、いやな記憶は消去消去。表彰台に乗った日本人選手は真央ちゃんだけでしたが、ミキティも鈴木さんもすごくいい演技で♪二人はショートで出遅れてしまって、どうなることかと思ったのですが、しっかり立て直してくるところはさすがですね。ショート首位だった長洲未来ちゃんは残念ながら7位。あわよくば表彰台に乗れるかも、と本人も思っていたでしょうから、この結果はショックでしょうね。インタビューで泣いてましたし。でも、アナウンサーに今の気持ちを聞かれて「(家に)帰りたい」と言ってるとこはちょっと可愛いと思ってしまった(; ̄ー ̄Aたどたどしい日本語なんだけど、何だかあの子は言葉の選び方が可愛らしいな。そして個人的に「おおっ!」と思ったのが、ロシアのクセーニャ・マカロワ。この大会で初めて見たのですが、シャキシャキしたいい演技をしましたね~。まだ17歳ですから、演技のほうは荒削りですけど、これから表現力を見につけていくとかなりすごい選手になりそうな感じ。4年後のソチでは日本勢の強敵になっているかもですね。と、いうわけで、今シーズンは男女アベック優勝という最高の結果で幕を閉じました~~(*^-^*)来シーズンはどんな演技を見られるのかとても楽しみです♪あと、キム・ヨナが引退してくれるともっとうれしいな(爆)まぁ、点数問題に関しては彼女が悪いわけではないのでしょうが。人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*´∇`*)↓
2010年03月29日
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高橋選手、優勝おめでとうございます!!゚.+:。 ヾ(≧ω≦)ノ゚.+:。 本当にチャンピオンになっちゃいましたよ~~!演技を見ましたけど、とてもよかったです(>_
2010年03月26日
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え~~、本当は女子ショートの感想も書きたかったのですが。ちょっと忙しかったのと、事情があったのとで書けませんでした。楽天ブログのエディタツールに文字色を簡単に変えられるメニューがありますよね。「A」と書かれたボタンです。あれを使って私はいつも文字の色を変えているのですが、あのメニューよくバグるんですよね。正常ならば、いろんな色の■が出てきて、それを押せば文字色が変えられるんですが、時々その■が出ないときがある。こないだも何度やり直しても正常な状態にならないものですから、イライラしちゃって感想を書く気が失せました(^_^;)何とかならないもんですかね・・・まぁ、それはともかくとして。真央ちゃん、お疲れ様でした!(>_
2010年02月26日
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アイスダンスものすごく久しぶりに見たんですが、やっぱりいいですねぇ(* ̄∇ ̄*)正直、どんな滑りをすれば高得点を取れるのかとか全く分からないのですが、それぞれのカップルがそれぞれの持ち味を発揮していてとてもよかったです。リード姉弟の演技も見ましたが、ODが一番好きだったかも。日本舞踊をモチーフにしたプログラムはこれまであんまりなかったんじゃないでしょうか。衣装も綺麗でしたし(*^-^*)着物をモチーフにした衣装って、時々「これ着物じゃないよ・・・(;-ω-A」ってのもありますが、キャシーさんの衣装は本物の着物っぽい柄でしたね。そして、今回は初めて北米のカップルが金メダルを取ったそうで。アイスダンスに詳しくないのでそこらへんの感動がイマイチ伝わらないのですが(汗)、バーチュー・モイヤー組の演技がすばらしかったことはわかりました。絵になる二人ですね。しかしアイスダンスって、痛そうなリフトしますよね。女性の片足を男性の太ももに乗っけて女性を支えたりとか・・・かなり痛そうですけど、衣装の中にプロテクターみたいなのを付けてるんですかね。何もつけてないとしたらすごい根性だなぁと思うんですけど、どうなんでしょう(´▽`;)人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2010年02月24日
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高橋選手、銅メダルおめでとう!!゚.+:。 ヾ(≧ω≦)ノ゚.+:。 よ、よかった、表彰台乗れて。ウィアーの演技がものすごく良かったから、ひょっとしたら抜かれたのかと思いましたよ。彼の点数、ショートのときも思ったけど何であんなに低かったんでしょう??ショートではフリップか何かでロングエッジの判定を食らったそうですが、今回もそうだったのかな。4回転は失敗してしまいましたが、オリンピックという大舞台でできる限りの演技ができたのではないでしょうか。男子フィギュア初のメダルですよ!p(((≧∀≦)))qよくがんばってくれました!小塚君の演技もとてもよかったですね!まぁアクセルでこけてしまったけど、気にしない気にしない。一回も成功したことのなかった4回転が決まっただけで、私はもう満足です。ジャンプ以外もそんなに悪くなかったはずですけど、パトリック・チャンとの点差が予想外に開いたことにびっくり。彼の演技、そんなによかった??(失礼)10点近くも差があるようには見えなかったんですけど・・・なんか納得いかん。ウィアーの得点を見たアメリカ国民はきっとこんな気持ちだったんだろうなぁ(^_^;)しかし、一方で実力を出し切れなかった人もいるわけで。ジュベール・・・(;´Д`)ノ彼の演技を見るのはちょっとためらわれましたが、最後まで見届けようと思って見ました。やっぱり調子を取り戻すのは無理でしたね。失意のオリンピックになってしまいました。そしてもう一人、信じられない出来事が!!織田くん、君は・・・!何てついてないんだぁぁ~~~・・・紐が切れるなんて、そんなこと初めて見ましたよ・・・テレビ見ながら唖然としてしまいました。こんなことってあるんですねぇ・・・しかしよりによってこの舞台で・・・悔しいだろうなぁ、織田くん。で、優勝をさらったのはライサチェク。プルシェンコ以外では彼が絶対一番の強敵だと思ってましたが、案の定・・・この場面でノーミスですよ。4回転を飛ばないと決めたことで、本当に彼は吹っ切れた演技をしましたね。金メダルに値する演技でした。それは認めます。でもなぁ~~~・・・なんか釈然としない。私はどっちかと言うと、プルシェンコに優勝して欲しかったんですよ。もちろん高橋くんが金メダルを取れるならそれがよかったんですけど、彼が一位にならないならプルシェンコに頂点に立ってほしかった。それはやっぱり、私は4回転を飛ばない選手より飛ぶ選手のほうが好きだから。いろいろ考え方があるだろうし、あえて4回転を飛ばないという選択肢を否定するつもりはありません。ただ、私は4回転は男子フィギュアの醍醐味だ!と思うほうなので、より近い考え方のプルシェンコに共鳴してしまうのです。でも、今日の演技はライサチェクのほうが上でしたね・・・だから私がこんなこと言っても意味はないんですけど。プルシェンコは、転倒しないのが不思議なくらいジャンプの軸がぶれてましたしね。しかし4回転はやっぱり決めてくるんだからやっぱりすごい人だ。話によると8年間ジャンプでの転倒はないとか・・・化け物か?(笑)悲喜こもごものオリンピックでしたが、ドラマチックな幕引きとなりました。次は女子ですね!また心臓が痛くなりそうですが、日本勢の演技を見守りたいと思います。人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2010年02月19日
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ギャ~~~~ッ!!!高橋選手おめでとう!!(何)ショート終了時点で、3位ですよ3位!!高すぎず低すぎない、いい順位じゃないですか!点数の差はほとんどありませんけど、やっぱ滑走順って大事だもんね!(あれ、でもフリーではショートの成績が悪かった順に滑るんじゃないのかな?? だったら何位だったとしてもあまり意味はないですね(^_^;))もう、朝からず~っと見てまして、「まだか~~まだか~~」とずっとじりじりしておりました。私の心拍数の変化の様子をここで申し上げますと、プルシェンコの登場でガンッと上がり、だんだん下降していったんですが、高橋くんの出番が近づくにつれ再度上がっていき、彼の演技中心臓がMAXに動いておりました。一番気がかりだったのが彼の演技だったので、高橋くんが滑り終えた後はもうどうでもよくなりましたよ(爆)めちゃくちゃ点数よかったですしね。これはもう大丈夫だろうと。だって90点ですよ、90点!!プルシェンコにできるだけ離されないように・・・と願ってたんですが、離されるどころかぴったり追走してんだもん!プルシェンコと高橋くん、どっちの演技がいいのかとか、もう心臓バクバクなんであんまり見てても分からないんですよね( ̄∇ ̄;)なので、選手と一緒になって「何点だ~~」って思いながら見てました。つ、疲れた・・・織田くんも4位ですし、フリーの出来次第では誰が表彰台に乗ってもおかしくない状態ですね。あさってのフリーがめちゃくちゃ楽しみです!゚.+:。 ヾ(≧ω≦)ノ゚.+:。 めちゃくちゃ疲れそうですが。真剣に見すぎて。で・・・ハイ。高橋くんたちのように笑顔を爆発させる選手もいれば、オリンピックの魔物に食われてしまう選手もいるわけで。そう、ジュベールです(T-T)悲しすぎて順位を直視してないので正確なところはわかりませんが、確か現段階で18位。元世界王者とは思えない結果になってしまいました。今期は確かに調子があまりよくなくて、その上怪我はするし、直前には体調が悪くなるしでアンラッキーだった面もありました。だから4回転を飛んでもたぶん失敗するだろうな・・・と思っていたら、案の定。でも、それが決定的なミスではなかったです。3回目のルッツでこけちゃったときですよね、致命的だったのは。あの時私は、人の心が折れる音が聞こえた気がしました。もう、そのあとの演技は見れたもんじゃなかったです。元気がなくて、体を動かしてるのがやっとという感じの、人形みたいな演技は痛々しすぎて。皆さんはご存知でしょうか・・・ちょっと前にNHKで「ミラクル・ボディ」という番組が放送されていたのを。ハイスピードカメラを使って、世界の有名アスリートの肉体の秘密に迫るというコンセプトで、ジャンプノーマルヒルで金メダルを取ったアマン(スイス)とかを取り上げていたんですが、そこに4回転ジャンパーとしてジュベールも取り上げられていたんですよ。彼は4回転を飛ぶとき、0.7秒間しか空中にいないんですよ。その間に4回転するんですよね。そのためにはものすごい速さで回転しなきゃいけないわけですけど、そうすると当然遠心力がかかりますから、並の選手だとそれに引っ張られて体が「く」の字に曲がり、軸が曲がって失敗につながってしまう。でもジュベールは、強靭な背筋を持っていますから、そうならずに体の軸を真っ直ぐにしたまま飛べるわけですね。他にも体重を増やさずに筋肉をつけることに苦心しているとか、5回転ジャンプを飛ぶためにはどうすればいいかとか、科学的見地からいろいろなことを紹介してくれたんですけど、私が一番心に残っているのはジュベールのこの言葉。「4回転ジャンプを飛ぶと、雲の上を歩いているみたいな気持ちになるんです。だから私は、4回転ジャンプが大好きなんです」ああ・・・(;´Д`)ノオリンピックの大舞台で華麗に4回転を決める彼を見てみたかったです。しかしホント、大丈夫ですかねえ・・・フリーを滑りきる精神力を取り戻せるといいのですが。人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2010年02月17日
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やがて耳をふさぎたくなるほどのサイレンが消えた。火事など起きていないと分かった誰かが、ベルを止めたのかもしれない。レオンはイルファンに対する視線をはずすと、倒れているユキヒロに駆け寄った。「おい、ユキ! しっかりしろ」男にしては華奢な体を抱え、頬を軽く叩く。何度かそれを繰り返すと、ユキヒロは意識を取り戻した。「!! レオン…! 無事だったんですね」そう言った瞬間、ユキヒロは体を走る鋭い痛みに顔をしかめた。「無茶すんな。骨がイカれてるかもしれねえんだから」「僕は大丈夫です。それより………」ユキヒロの言葉に促されるように、レオンはイルファンに視線を戻した。今ここで警察を呼べば、全て片がつく。だが、レオンはその前に、どうしてもこの男と話がしたかった。イルファンは人一人殺しかねないような視線でレオンを睨みつけている。が、少し視線を引いてみると、彼は防火シャッターに挟まれ身動きの取れない状態となっているから、滑稽この上ない。「確か、ルビア共和国の刑務所で会ったよな。あん時はどうも」ユキヒロの話によると、どうもこの男がイルファン・アンドロポフらしい。とすると、さっき逃がした女がリズ・ターナーだろうか。「……いろいろ聞きたいことはあるが…まずはこれだ。お前ら、誰に命令された?」イルファンは半笑いを浮かべながら嘲るような目でレオンを見ている。ぷつりと、静かに、しかし突然にレオンの忍耐の糸が切れた。長い足が振り上げられ、イルファンの顔面に靴がめり込む。「がはっ…」息つく間もなく頬を足で踏みつけた。イルファンの厳つい顔が不細工に歪んだ。「いい気になってんなよ? この場で殺してやってもいいとこを優しく質問してやってんだろうが。俺はユキほど優しくねぇぞ。お前の命なんか、毛ほども興味ないんだからな」ブルーの瞳が、酷薄な色をたたえている。顔立ちが整っているがゆえになおのこと、レオンの表情は相手の心をざわつかせるのだ。「レオン……っ」豹変した幼なじみに動揺したユキヒロが苦しげな声を上げたが、レオンはあえて無視した。優しくしてどうにかなる相手ではない。「―――もう一度だけ聞いてやる。誰に言われてこんなことをやったんだ」「……………」イルファンは黙して語ろうとしない。人を舐めたような笑みはさすがに消えたが、質問に答えようとする気は毛頭ないらしい。「………テロのつもりか? お前ら、“ヘルファイア”っていうテロ組織の一員なんだろ。それにしちゃあ随分回りくどいことするんだな。GSたぶらかす暇があるなら、どっかのビルに爆弾でも仕掛けたほうがよっぽど効率がいいんじゃないのかよ」それとも、こいつもゲオルグ・シュバイツァーのように行為そのものを楽しむという愉快犯なのか。「…フッ、ククク」突然、イルファンは笑い出した。レオンは彼の顔を踏みつけていた足をどける。「…何がおかしい?」「俺たちが“ヘルファイア”の一員だって? こりゃ傑作だ。そんなとこをうろちょろしてるようじゃ、到底“あのお方”のところへは辿り着けねえな」「…何?」誰の話だ。レオンは眉間にしわを寄せる。「いいか、よく聞け。あのお方はな……」「?」そこまで言って、イルファンの口上はいきなり中断された。尻切れとんぼになった言葉の先を待つように、彼の顔を少し覗き見ると、「あ、頭が……」「あ?」「頭が、痛い……あ、ああ……」イルファンの顔が見る見る蒼白になってゆく。手足の自由がきくのなら、手で頭を押さえ、痛みにのたうち回っているような苦しみ方だった。もっとも、イルファンは防火シャッターに挟まれて体の自由がきかない状態であったから、彼の苦痛は表情から判断するしかなかったが。「な…」「あああ……痛い……ああ、あ」ゾワリと肌が粟立つのを感じ、レオンは後ろへ飛んだ。その刹那。「あああああっ!!」パン、という音がした。レオンの人形のように整った顔に鮮血が飛び散る。服にも絵の具のように真っ赤な血がこびりついていた。イルファンは―――死んでいた。首から下は生きていた時のまま。ただ、頭部だけがなかった。まるで頭の中で何かが弾けたように。「マジかよ……」予想だにしない展開に、さすがのレオンも呆然と立ち尽くすしかなかった。「レ、レオン…っ」「…見るな。余計気分が悪くなるぞ」レオンはさりげなくユキヒロの視界を遮る。だが、ユキヒロもイルファンの頭が弾ける瞬間をしっかりと目撃していた。「どうして……どうしてあんな…」「わかんねえ。何だって急に…」小型の爆弾でも仕掛けられていたんだろうか。秘密が外に漏れないように?「―――消されたのかもな」“あの方”とやらに。レオンはもう一人の女を逃がしたこともユキヒロに話した。その女がおそらく残りのアドバンスト・チルドレン、リズ・ターナーであろうということも。彼女が暗示に近い能力によってGSを操っていたらしいことも。話し終わると、ユキヒロは座り込んで頭を抱えた。「事件の原因が分かったのはいいことですけど…どう説明すればいいんでしょうか……」事件の真相は判明したが、こんな荒唐無稽な話を信じてもらえるわけがない。レオンが嘘を言うとは毛頭思っていないが、ユキヒロですら話を聞いても現実感が湧いてこないのだ。疑心暗鬼になっている一般大衆を説得できるはずなどない。「とりあえず、隠しカメラの映像とボイスレコーダーを分析にかけてもらうっきゃねえだろ。あの女の出す音波が脳に何らかの影響を与えることが分かれば、俺らの疑いも晴れる。……運がよければな」「そうですね……って、いつの間にそんなものを!?」「あらかじめセットしといたに決まってるだろ。ビデオくらいとっとかねえとまずいだろうが」なら一言くらい言っておいてほしい。言う必要もないほど当然のことだと思っていたのだろうが。「ジェイクの店、これから大変そうだな……」死人まで出すつもりはなかったが、確実にこれで客足は遠のくだろう。「まあそれについては後で謝るとして、とにかく病院だ。行くぞユキ」はい…と弱々しく返事をするユキヒロの肩を抱え、レオンはその場を去った。人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2010年02月07日
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レオンは凍り付いていた。いや、頭の中はやけに冴えていた。だが体が言うことをきかない。この女の唇が「動かないで」という言葉をつむいだ瞬間から、レオンの体は指一本動かなくなった。(暗示か? この女、俺に何をした?)柄にもなく冷や汗が背中を伝うのが分かった。ようやくレオンも気付き始めた。隣に座るこの美女が、死んだとされていたアドバンスト・チルドレンの生き残りであるということに。レオンをこんな不可解な状況に陥れられるのは、彼同様通常の人間が持ち合わせることのできない能力を持った者だけだ。(この女が俺たちのように人外の能力を持ってるとして―――そのからくりはいったい何だっていうんだ?)彼女は「動くな」と声に出して命令したわけではない。唇を動かしただけだ。いくらなんでもそれだけで人一人を拘束できるはずがない。(声なんて何も聞こえなかった。それとも何か他に―――?)女―――リズは勝ち誇ったような笑みを浮かべてレオンを見つめていた。そして呪いの言葉を―――声には出さず―――紡ぎ出す。『誰 デ モ イ イ』(待て、“聞こえなかった”―――!? そうだ、聞こえなかったからといって何も言ってないとは限らない!! きっとこいつの喉は、特殊な音波か何かを―――)突然、脳の思考回路の働きが鈍くなる。リズの唇の動きが読めない。(“主人(マスター)”を手にかけたGSの記憶がないのは、この音波のせい…か……)『コ コ カ ラ 出 テ 最 初 ニ 会 ッ タ 人 間 ヲ』暗示の効力が本格的に出始めたのか、ものをまともに考えることすら困難になってきた。犯罪を犯したGSたちを陥れたおおよその仕掛けが分かったというのに、今度は自分がこのザマだ。レオンは嗤(わら)いたくなった。しかし絶望はしていなかった。(俺を陥れてそれで終わりだと思ってんなら、まだこっちの負けじゃねえ。まだ―――)『殺 シ ナ サ』その時だった。「!? 何なの!?」けたたましい非常ベルの音が、静寂を破った。その直後、シャッターが閉まるような音が続く。瞬間、体の自由が戻ってきた。もともと言うことをきかない体を無理矢理動かそうと力を入れていたためか、勢い余ってレオンはバランスを崩し、床に倒れこんだ。リズはその隙を逃さず、エグゼクティブルームから飛び出した。レオンもその後を追う。が、数秒のロスは想像以上に響いた。非常口まで出てみたが、リズの姿は影も形もなかったのだ。「逃げ足の早い女だな……」女にしてやられたのはこれが初めてかもしれないな、とレオンは思った。しかし、生け捕りにすることは最初から努力目標に過ぎない。レオンの至上命題は、一連のGSの犯罪が誰かに仕組まれたものだということを証明することだ。「―――だから、こいつさえいれば十分なんだよね…」レオンは数メートル引き返し、防火シャッターに挟まれ身動きが取れなくなっているイルファンを、冷たく見下ろした。「―――ああ、わかった。つまり失敗したんだな?」電話口の向こうから、怯えたような、それでいて懇願するような口調でリズが言い訳をする。だがそれを銀髪の男は一蹴した。「イルファンのことはこちらで何とかしよう。お前はこっちへ戻ってくるんだ」それだけ言って電話を切った。冷たい声だった。それでもリーゼマンは怒ったわけではなかった。イルファンたちがヘマをしようと、そんなことはどうでもよかった。ただ、自分に害が及ぶのだけは避けなければならない。自分にはまだやることがある。カツカツと薄暗い部屋に足音を響かせながら、彼は隅のほうにある機械へと近づいていく。それにはボタンが三つ並んでいた。それぞれにプレートがついている。左からゲオルグ・シュバイツァー、リズ・ターナー、そして……イルファン・アンドロポフ。リーゼマンは何のためらいもなく、イルファンの名が書かれた一番右のボタンを押した。つづく人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓結局また間があいてしまいました(;-ω-A申し訳ございません・・・次回は過激なレオンが見れると思います。どうぞお楽しみに(?)
2010年01月20日
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今日、開店直後に本屋に行って凛花を探したのですが、まだ陳列されてなかったので店員さんに聞こうと思ってカウンターのほうへ行ったら、私が何か言う前に「これですか?」と凛花9号を見せられました。前にも陳列される前に店に飛び込み、「凛花ありませんか?」と尋ねたのを覚えられていたらしい・・・何かめっちゃ恥ずかしかったっす。さてさて、とうとう「櫻狩り」も最終回になりました。最終回なのに勢いが全く衰えず、最後まで目の離せない展開でしたね。以下、激しくネタバレです。櫻弥の葬儀のあと、正崇は結局蒼磨を告発する道を選びませんでした。彼がとった道、それは蒼磨を「赦す」こと。淀んだ空気で濁った斎木家に外部から風を送り込む形になった正崇がとった行動により、蒼磨は過去の呪縛から解き放たれ、やっと父親を赦すことができました。斎木父はホンットにどうしようもない奴だと思いますが、彼も蒼磨と同じく、誰かに赦して欲しかったのかなぁと思うとちょっぴり同情しちゃったり。蒼磨を引き取ってから十四年、それだけの月日を経て初めて謝罪の言葉を蒼磨に言ったのが、蒼磨に赦してもらえたからだというのが何ともね・・・蒼磨が赦さなければ、彼は今も過去に縛られて現在を見据えることができなかったのではないでしょうか。父への復讐から「アビゲール」になっていた蒼磨は、このあと正崇に髪を切ってもらいます。短髪と長髪の中間くらいの髪をした蒼磨は、何か今までで一番カッコよく見えました。憑き物が落ちたというか。上巻のころとはまるで顔つきが違いますね。ふーやれやれ、と思っていたら、正崇くんが爆弾を落としてくれました。正崇はどうやら、母親が父以外の男にレイプされてできた子供だったそうです(;-ω-Aいつか正崇が「僕が汚い子供だからですか」と蒼磨に言ってましたが、このことを指してたのですね。いやー、凛花の予告で「衝撃の真実が明らかに!!」とか煽ってたので、この上まだ更に何かあるのか!?と内心びくついてたのですが、これのことでしたか。正崇が愛に対して斜に構えたところがあったり、義弟に対して憎しみを抱いていたのにはもっと根深いわけがあったのですね。それでいて過剰に「正しく」あろうとする正崇がアンバランスというか、矛盾してるなぁと思っていましたが、そういう理由があったとは。何かいきなり話に深みが増した。なるほどねー。今まで誰にもそのことを言えなかった正崇の苦しみはいかばかりか。でも蒼磨に「生まれてきてくれてありがとう」と言われて、正崇も自分の存在を赦すことができましたよね。蒼磨を赦すことは正崇にしかできなかったし、正崇もまた蒼磨が赦しを与えてくれたからこそ長年の鬱屈を消し去ることができたんですよね。つくづく運命の相手だなぁ、この二人は。いや、運命の「恋人同士」って意味でなく、もっと根源的な意味で。そんで、もうないかと思われた二人のラブシーンが。初めて普通に抱き合いました、この二人。何か感慨深いです。これまで濡れ場といえばなんか変態チックな感じか、無理やりだったりのどちらかしかなかったのですが、今回はそういうのは一切なし!今回も結構濡れ場が長いのですが、哀しいくらいに美しいシーンだなぁと個人的には思いました。あんなにも傷つけあって、心がすれ違いまくったあとのこのシーンですから。感無量。だからあんまり目を背けたくなるようなエロさはなかったです。まぁ体位(爆)とかに着目するとエロイのかもしれませんが。私は蒼磨が裸だったのが一番印象的だった。これまで彼は、事に及ぶときず~~っと服を身につけていたんですよね。正崇は常に全裸だったと思いますが。それなのに一糸纏わぬ姿で抱き合ってるのを見ると、心の一番柔らかい部分を晒し合ってるんだなぁとジンときちゃいました(*´∇`*)それと、蒼磨の「愛してる」という言葉。口に出しては言いませんでした(?)けども、唇の動きだけというのがまたいいではないですか。「生涯貴方の物です」と応える正崇もいいです(≧▽≦)ゞこれで、お互いをお互いのものと言っちゃいました。何といい雰囲気。これほんとに「櫻狩り」ですか?(笑)が、翌日何と突然の別れ。けどまあ、何となく正崇と蒼磨がこのままの関係でいられるとは思っていなかったので、これは仕方ないのかな。このお話は恋愛ものではないし、蒼磨は結婚が決まっているし、ズルズルと会い続けて泥沼になっていくっていうのは、何か違う気がしますしね。(しかし、濡れ場でのやり取りを見ていると恋愛ものとしても十分成り立つような気がしますけどね(^_^;))別れを惜しみつつ、斎木家を出る正崇。これで終わるのかと思いきや、最後にクラスター爆弾落とされました。あああ~~っ!!蒼磨刺された~~~っ!!( ̄□ ̄;)はっきり言って半分存在を忘れていた加藤が最後の最後でやってくれました。彼がその時言った秘密。それを聞いて、私は「斎木家は本当に狂ってる・・・」と空恐ろしくなりました。櫻弥の父親は加藤だったのです。加藤があれだけ忠実に櫻弥に仕えていたわけが判明しましたね。怖っ。そして櫻弥が蒼磨を愛していたことを知るや、蒼磨を刺して櫻弥のもとに送ろうとする泥ついた情念・・・こいつハンパねぇ( ̄∇ ̄;)斎木家に関わった人はみんなどっかおかしくなるんですかね。そして蒼磨は腹から血をたらしながら例の櫻の木の下に座り込み、「僕は生きる。君が生きろと言ってくれたから」。そして桜が舞い散る中、そのままジ・エンド・・・えええぇぇ!?ってなりました。「生きてるよね!? 蒼磨生きてるよね!?」と祈りつつ、渡瀬先生のインタビューへダッシュ。渡瀬先生:「私は、生きると決めた人間は死なないと思っているんです。(中略)私は、桜を死ではなく生命力の象徴として描いているので。」よっしゃぁー!!蒼磨死んでない!!(たぶん)いや、ていうか蒼磨がこの話で死んだらダメでしょう。他の誰が死んでも、正崇と蒼磨は生きてなくちゃいけないですよ。最初は「絶対蒼磨は死ぬ」と思ってましたが、回が進むにつれ彼は生き続けなくちゃいけない感じになってきたしね。本編は別れのシーンで終わってしまいましたが、いつかまた二人が再会できるといいな。まぁ、再会したときは互いに結婚してる公算が大きいですが^_^;正崇はいい奥さんもらいそうですけど、蒼磨の妻は華奈子だもんな・・・蒼磨、哀れ。最後まで目の離せない展開でしたが、「櫻狩り」、いい作品だったと思います。正直、どこに着地するのか不安だったのですが、奇をてらった終わり方でなくてよかったです。びっくりして思わず蒼磨の生死を確認しちゃうような終わり方でしたが、どうやら生きてるようなのでよし。次回からはふしぎ遊戯の連載が始まるみたいですが、正直これのために凛花を買う気にはなれないな(´▽`;)というわけで、凛花の感想を書くのはこれが最後になるかと思います。皆さん、長らくお付き合いいただきまして、ありがとうございました人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2010年01月14日
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【これまでのあらすじ】GSとその“主人(マスター)”を狙う事件が相次ぐ中、レオンはユキヒロとともに捜査を開始する。『Blue Rose』で張り込みを続けていたところ、レオンは不審な女、リズ・ターナーに声をかけられる。彼女はレオンを害そうと近づいてきたアドバンスト・チルドレンだった。レオンの姿がないことに気づいたユキヒロは慌てて後を追うが、同じくアドバンスト・チルドレンであるイルファンがその前に立ちはだかる。ユキヒロとは比較にならないパワーを持つ彼に対し、ユキヒロは苦戦を強いられるが・・・!?「ぐっ!!」またしてもユキヒロの体は、コンクリートの壁に叩きつけられた。全身に激痛が走る。満足に息ができず、何度も咳き込んだ。イルファン・アンドロポフは余裕しゃくしゃくといった表情で彼を見ている。いつの間にか口の端が切れていた。ユキヒロはじわりと滲む血を手の甲で拭う。それだけ絶望的な状況に陥っても、なぜかユキヒロの両目には強い光が宿っていた。それがイルファンには気に食わない。彼は、完璧に自分に屈服した相手をじわじわと痛めつけるのを好むのだ。どこから見ても格下の相手に睨み付けられるなど、彼にとっては屈辱以外の何物でもなかった。「お前まさか、俺が適当に痛めつけたら満足して帰るとでも思ってんじゃねえだろうな? 死ぬんだぞ、お前は。今ここで」何度殴っても立ち向かってくるユキヒロに、イルファンはイラつき始めていた。基本的に短気なのだ。ユキヒロは荒い呼吸を繰り返しながら、敵を強く見つめている。「……申し訳ありませんが、それだけは絶対に嫌です。僕だけならともかく、レオンを置き去りにするわけにはいきませんから」言い終わるや否や、彼は素早くナイフを取り出し、そのままの勢いで投げつけた。が、ナイフはイルファンの右二十センチのところを素通りしていった。避けられたのだ。しかも。(こいつバカじゃねえか!? 柄の部分を先にして投げやがった!)あれではたとえイルファンにヒットしたとしても、ダメージなど与えられない。いや、よしんば刃がイルファンの体に当たったとしても、彼の鋼鉄のボディをナイフが突き通るかは微妙なところだった。だが外れたあとも、ユキヒロの目線は直線を描くナイフからそれない。投げられたナイフの柄は、ユキヒロが狙った的に見事に命中した。その瞬間、けたたましいサイレンの音が『Blue Rose』全体に響き渡る。―――非常ベル。イルファンが気付いた瞬間、突然体が上方からものすごい力で押さえつけられた。支えようとする間もなく、巨体が床に押し付けられる。突然のことに焦りながらも、満足に動かせない体をよじって視線を上に向けると、イルファンは驚愕した。「ぼ、防火シャッターだと……!?」起き上がろうともがいてみるが、分厚いシャッターはびくともしない。アドバンスト・チルドレンとはいえ、サイボーグではないのだ。機械の力にはかなわない。「お前、まさか最初からこれを狙って……!?」まさか、イルファンの立ち位置まで計算に入れて、殴られていたというのか。完全にしてやられた。ユキヒロは荒い息を繰り返しながら、背後の壁に体を預けた。レオンを助けに行かなければ。そう思うのに、体は鉛のように重く、ユキヒロの意思に反して力が抜けてゆく。けたたましい非常ベルの音が遠のく中、ユキヒロはゆっくりと意識を手放した。つづく人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓更新が大変遅くなりまして、申し訳ありません皆さんもう前の話など忘れていらっしゃるだろうと思ったのであらすじなど書いてみましたが、自分の作品にあらすじを書くということが思いのほか恥ずかしくて苦労しました(笑)ユキヒロは何とか難局を乗り切れましたが、レオンはどうなるでしょうか。続きはなるべく早くアップできるようにします。
2010年01月03日
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最近は更新をサボりがちになっていましたが、私は元気にしております。12月はNHKの「坂の上の雲」にはまっておりまして、高橋是清役の西田敏行が英語をとても上手に話しているのを見てやけに感心したりしておりました。あんなに気合の入った番組を見ていたら、来年から始まる「龍馬伝」が霞んでしまうんじゃないかとちょっと今から心配しております(^_^;)福山さんが出るので一応最初は見てみますが。来年もちょっと更新頻度を上げることは難しいと思うのですが、小説もまだ途中ですし、オリンピックもありますし、マイペースではありますがブログを続けていきたいと思います。今年はいろんな方にコメントをしていただいたり、サイトに訪問していただいたりでとても幸せな一年でした(*^-^*)皆さんもお体にお気をつけて、よいお年をお迎えください。ではでは。
2009年12月31日
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ついに五輪代表が決定しましたね!゚+.(´∀`*).+゚.高橋選手、小塚選手、織田選手、浅田選手、安藤選手はもう決まりだろうと思っていたので驚きはしませんでした。気になるのはやはり、中野選手・鈴木選手のどちらが代表になるのかということ!村主選手がショートで出遅れてしまったので、実質三枠目はこの二人で争うことになるだろうと思っていましたが、想像以上に熾烈な戦いでした!!勝利の女神が微笑んだのは鈴木選手。でもホンット~~に接戦で、どちらが代表になってもおかしくなかったですよ。でも今シーズン勢いがある鈴木選手が一歩先んじたということですかね・・・得点の上ではあまり差はなかったけれど、彼女のほうが滑りが伸びやかなように思えましたし。プログラムとしても、私は鈴木選手のほうが好きなので、中野選手には申し訳ないですが鈴木選手が代表に選ばれてよかったです。個人的には。鈴木選手には本番でも伸び伸びと滑っていただきたいです(*^-^*)しかし、今年の全日本女子はすっごくレベルが高かったような気がしました。これからが楽しみな選手がものすごくたくさん。皆あまりミスしないし、見ごたえがありました。真央ちゃんの「鐘」も今回のように気迫のある演技だとすごくよく見えます。まぁ相変わらず重たい曲ではありますが、私的にはキム・ヨナのフリーよりもいいかもなと思ってます。・・・それにしても、全日本フィギュアって得点の予想がつかないわ(^_^;)男子にしても、高橋選手の得点に色をつけすぎではないかと思うのですが、皆さんはいかが?私の見方が穿ってるんでしょうか。まぁ、いいんですけどね。高橋選手が優勝してくれるのは嬉しいし。何位であれ彼が代表に選ばれることは確実なわけだし。これでバンクーバーに行くメンバーが決まりましたね。オリンピックが待ちきれないです。人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*´∇`*)↓
2009年12月27日
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織田くん、ミキティ、オリンピック代表内定おめでとうございます!内定するのはこの二人だろうなと思っていたので、それほど驚きはしませんでしたが、何にせよおめでたい(≧▽≦)ゞ何つーか、ホント熾烈な戦いでしたからね!!でも男子は織田、高橋、小塚の三人で決まりでしょう?わかりませんけど(^_^;)問題は女子の三枠目ですよね。中野さんか、鈴木さんか、村主さんか・・・なんか熾烈な戦いになりそう。今年の全日本はいつも以上に燃えそうですね~~。それにしても、本当に見ごたえのあるファイナルでした!特に女子!!準優勝したミキティの「クレオパトラ」は、3回転3回転のところが3回転2回転になったりはしたけども、シーズン中一番の出来だったのではないでしょうか。やっぱこのプログラム好きだ~~。そんで、初出場の面々がかなり頑張ってました。ワグナーもかなりよかった。前から思ってましたが、この子はがちっと歯車がかみ合うと本当にすごいものを見せてくれますね。そして鈴木さんが!!゚.+:。 ヾ(≧ω≦)ノ゚.+:。 もう、もう、言葉にはできません、あの演技の素晴らしさは!!このプログラム最高ですよ、ほんとに!!何回も何回も繰り返し見てます。初出場でこの演技って、本当に大したものです。そして表彰台乗っちゃうしね!ロシェットが不調だったこともあって、表彰台に日本人が二人も・・・すごいわ。そんなファイナルだったのですが。何だかなぁ・・・前からずーっと文句言ってるような気がしますが、カメラワークがなぁ・・・ファイナルって東京でやってたわけだから、映してたのってたぶんテレ朝ですよね?何か選手を大映ししすぎなんだよなぁ。まぁ、そのほうが選手の表情がよく見えるから、それはそれでいい。間違った手法だとは思いません。でも選手を大きく映すと、選手の体の全体的な動きが見えにくいのですよ。どんな風に滑ったり踊ったりしてるのか、やっぱりみたいじゃないですか。特に私は鈴木さんのプログラムの最後のステップのところがものすごく好きで、あのシーンは一瞬たりとも見逃したくないのですよ。しかしテレ朝が鈴木さんを大きく映しすぎたために、彼女のあの個性的な振り付けが一部見れなかったんですよね・・・はぁ。選手の顔を映したいならスパイラルのように動きが比較的少ないときにやるとかさ・・・もう少し工夫していただきたいものですよ(;´Д`)ノ選手を大きく映したがために、選手がいきなり動いてフレームアウトしちゃうとか、もう何回も見てるからね。学習しましょう。人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪↓
2009年12月10日
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おおおおお!!なんか異様に白熱した試合だったんですけど!!特に男子!!高橋くん、首位おめでとう!!p(((≧∀≦)))q今まで以上に力の入った演技で、何だか怪我のブランクを感じませんでしたよ!?すごい!ライサチェクも織田くんもウィアーもすばらしい演技でした。ほんとに、誰が一位になってもおかしくない試合ですね。ジュベールが出場してないのが返す返すも残念・・・代わりにベルネルが出場してましたが、前に出た試合でイマイチの仕上がりだったのでどうかな~?と思ってたら案の定・・・(;-ω-A最初のジャンプまではよかっただけに、何だかものすごく残念。そして、ミキティも首位です!おめでとう!私はテレビ放送よりも先に結果を見ていたので、たぶんキム・ヨナはミスしたんだろうなーと思っていたのですが、やっぱりフリップジャンプがシングルになるというミスをしてましたね。今期はフリップに悩まされてるらしいですが、もし成功してたら一体何点出てたんだろうなぁ・・・ホント末恐ろしいプログラムですよ。まぁそれはそれとして。私としては鈴木さんが彼女らしい滑りを見せてくれたのがとても嬉しかったです(*^-^*)フリーも期待したい。何だか今年のファイナルはいつも以上にフリーが楽しみです♪楽しみにしてるプログラムがいっぱいあるので、どれも見逃せません!゚+.(´∀`*).+゚.人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*´∇`*)↓
2009年12月04日
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スケートカナダで高橋選手と鈴木選手がグランプリファイナル進出を決めてハッピーな気分になっておりましたらば、ショッキングなニュースが・・・ジュベール、怪我のためファイナル欠場!!( ̄□ ̄;)そ、そんなぁ~~!!オリンピックまでには治りそうということですけど・・・まぁ治すしかないよね・・・ここまで来てオリンピック欠場とかありえないものね・・・どうも靴のエッジが刺さった?とかそんな感じらしいですが。何か痛そうだ・・・(;´Д`)ノところでジュベールが欠場したら、誰か繰り上がるんですかね?それとももう5人だけでやっちゃうのかしら。人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪↓
2009年11月29日
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NHK杯からだいぶ過ぎてしまいましたが、高橋選手、お帰りなさい!!゚.+:。 ヾ(≧ω≦)ノ゚.+:。 演技を見ながらじ~~んと来てしまいました。頑張ってリハビリしてきてよかったね~~(T-T)マジで感無量でございました。プログラムもいいよ!!ショートもフリーも高橋くんらしさが出てる気がします。フリーの「道」、眠そうな曲とか言ってごめんなさい(爆)過去に戻って自分をはっ倒したい気分です( ̄∇ ̄;)順位は4位でしたが、何となく大丈夫なんじゃないかという気がしてきました。むしろ、あれだけブランクがあって、まだ完全に試合勘が取り戻せていない中であれほど魅力のあるプログラムを滑ることができるって、すごいことですよ。NHK杯男子はかなり見ごたえのある大会でした(≧▽≦)ゞジュベールも優勝したしね!!去年と全く同じ展開(初戦で4位、次戦で優勝)でグランプリファイナル進出です。女子はまぁ順当にミキティが優勝したのでよかったかな、と。演技自体は本人も納得してなかったようですが、まぁそこらへんはファイナルまでに何とか。NHK杯での衣装は目のやり場に困るくらいセクシーな感じでしたね(笑)私は前のゴールドの衣装のほうが合ってる気がしましたが。そういえばステップの振り付けも前と少し違ってましたね。スケートアメリカのほうは、男子も女子も本命が決まっていたので特にドキドキせず(爆)ショートでベルネルが大コケしたのにはびっくりしましたが、フリーでそこそこ挽回してくれてホッとしました。女子のフリーはまだ(部分的な)結果しか知らないんですけど、やっぱキム・ヨナ優勝でしたね。まあ、それはいいんです。分かってたことだから。今回はユリア・セベスチャンの演技がとても良かったように思いました。久々に彼女の高いジャンプが拝めた気がする。フリーではどうだったんでしょうね。今夜の放送で流してくれるといいな。人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*´∇`*)↓
2009年11月16日
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遅ればせながら、ロシア大会の感想などを(^_^;)まずは何と言ってもプルシェンコの復帰でしょう!いやー、ほんとに優勝しちゃいましたよ、あの人。プルシェンコの演技をまともに見たのは初めてだったのですが、あの人ってあんなに4回転を軽々と飛ぶんですねぇ。ジュベールみたいに筋骨隆々とした体つきでもないのに、すごいです。しかし一番驚いたのは、彼が再婚していた事実だったり・・・あの人トリノオリンピックのときに新婚だったんじゃなかったか?は、早・・・(´▽`;)優勝には手は届きませんでしたが、小塚くんの演技もよかった。ショート・フリーともギターの曲でしたが、どちらもいい曲で私は好きです(*^-^*)女子は・・・ね。もう真央ちゃんが可哀想で見ていられなかったです(T-T)けど自分で立て直すしかないもんなぁ。がんばってほしいです。でもグランプリファイナル進出はかなり難しくなってしまいましたね(;-ω-A対してミキティは、真央ちゃんよりはのびのびと滑っていたような気がする。フリーの「クレオパトラ」も思った通りいいプログラムでしたし。女子のフリーの中では今のところミキティのプログラムが一番好きですね(*^▽^*)真央ちゃんがそんな感じで残念な結果に終わってしまったため、中国大会でのアベック優勝はかなり嬉しかった。鈴木さん、よかったです!p(((≧∀≦)))qあのステップのところが何だかとても気に入ってしまいました。あんなに上半身動かしてよく転びませんねー。とても印象的な「ウエストサイドストーリー」でした。次はNHK杯になる・・・のか?日程をよく把握してないのですが。だとしたら今度は高橋くんが出ますね。人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*´∇`*)↓
2009年11月01日
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キム・ヨナって本当に人間ですかね。(二回目)ま~点が異様に高かったことについてはもうどうでもいいや。あらゆるメディアで言われてることだし。個人的には点がつきすぎでは?という感が否めないのですが(だってジャンプ一回飛んでないのにこの得点って(;-ω-A)、まぁこういうことはままあるので、あんまりこだわるのもよくないかー、と。そういえば昨日の日記で言及したサーシャ・コーエンですが、どうやら怪我で欠場したみたいですね。ランビエールと違ってグランプリシリーズには出るみたいなので、次を楽しみにすることにします(*^-^*)まぁ、女子はいいや。私的に面白かったのは男子かな。ジュベールが表彰台に上がれなかったのは非常に残念ですが・・・(;´Д`)ノいつもの彼じゃなかったなぁ。オリンピックまでに調子を戻してきてほしいです。でも、嬉しいこともあり。織田くん、優勝おめでとうございます!゚.+:。 ヾ(≧ω≦)ノ゚.+:。 フリーのチャップリン、すっごくよかった!!こういうコミカルな演技をさせたらすごく嵌るんですよね。この演技は保存決定です。ショートでは悔しい思いをしただけに、満足のいく出来だったみたいでよかった。優勝は逃したけれど、ベルネルの演技もよかった。今回はジュベールが調子悪かったから、気持ちのいい四回転を見せてくれてスカッとしました。そして織田くんのインタビュー中に握手を求めてくる相変わらずの好青年ぶり(笑)いい人だなぁ、あの人゚+.(´∀`*).+゚.次はロシア大会ですか。プルシェンコごっつ楽しみなんですけど。日本選手よりもこっちのほうが楽しみですわ(爆)人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2009年10月19日
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ちょっといいですか。キム・ヨナって本当に人間ですかね( ̄∇ ̄;)驚異的な得点だわ~~。確かに一番いい出来だったと思うんですけどね。要素を完璧にこなしてるというのもあるけれど、プログラムとして一番面白かった。ジュベールも「007」をショートの曲に使ってたことがありますけど、あれってかなり観客を乗せることができるんですよね(*^-^*)ああいう「分かりやすい」曲を選んでくれると自然と感情が高揚するのですよ。ああ、しかしこのままキム・ヨナに突っ走られるとオリンピックが危ういよ(;´Д`)ノここから立て直すしかないですね~、真央ちゃんも。フリーは「鐘」でしたっけ?これもチラッと聞きましたが、高橋のフリーと同じで眠い曲だった記憶が(爆)中野さんはいつもどおりまずまずの仕上がりでしたね。オペラ座の怪人ってことでかなり凝った衣装を着てましたね。それはよかったのですが、音楽がぶつ切りなのがものすごく気になった。もうちょっと何とかしたほうがいいんじゃないのか、アレ(^_^;)素人の編曲みたい・・・。そして男子なのですが。ああ、ジュベールさんが悲しいことに(T-T)何かジャンプがうまくいきませんでしたね~。何ででしょう。フリーで頑張らないと表彰台が危ういですね・・・ヤバイ。対照的だったのが織田くんとベルネル。織田くんはかなりいい出来だったと思うのですが、インタビューで泣いててびっくりした(笑)演技・構成点がそんなに納得いかなかったのか。あれって点低かったんですかね??ベルネルも4回転・3回転を決めて会心の演技。フリーも楽しみです♪(≧▽≦)ゞところで、サーシャ・コーエンはどうしたんでしょう?確かにテレ朝のHPにはエントリーされてると書いてあったはずなんですが。人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2009年10月17日
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さて、今年もフィギュアスケートの季節がやってきました(*^-^*)今日のお昼には特番も放送されてて、テレ朝の気合の入れ具合が垣間見れました。メインキャスターが相変わらずあの男だっていうのは気に入りませんが、今から特番を放送してくれるなんて、テレ朝もたまにはいいことするじゃないか!(偉そう)ていうか、まず言いたいことがあるんですよ。高橋選手、復帰戦優勝おめでとうございます!゚.+:。 ヾ(≧ω≦)ノ゚.+:。 長かった・・・ここまで。やっと復活した姿を見られて感激です。当たり前だけどリハビリもすごく苦労されたみたいで、ホントに「戻ってこられて良かったねぇぇ~~(T-T)」という気持ちです。フリーの演技ですが、やっぱりこれまでとは味付けが変わってたような気がしました。コーチが変わったから当たり前といえば当たり前ですが。しかし眠たい曲だった・・・(爆死)途中でトイレに立ったりしたので(おいおい)中盤よく見てなかったのですが、最初から最後までああいうスローテンポな感じの曲だったのでしょうか。これを書いたらもう一回ビデオで見よう。しかし一番驚いたのは実はプルシェンコの復帰だったり。ランビエールも引退したかと思ったら復帰してきたし、いったん引退するって宣言したあとにカムバックするってありなんですね(^_^;)でもトリノで活躍してた世代の選手がまだ現役でいるっていうのは何だかいいものです゚+.(´∀`*).+゚.パトリック・チャンとか小塚選手とか若手の選手も好きですけど、ベテラン勢が意地を見せてくれる姿というのは見ていて気持ちがいい。プルシェンコが参戦して、男子も一気にメダル獲得争いが熾烈になりましたね。第一線を退いていた彼がどれだけの力を見せてくれるか、楽しみです。今年はフランス大会から始まるんですね。いつもと順番が違うからなんか混乱するわぁ(´▽`;)そしていきなりの真央ちゃんvsキム・ヨナですよ。どんなプログラムかすっごく楽しみ♪ちなみに各大会の出場選手はこうなっております。↓【フランス大会】女子:浅田真央、キム・ヨナ、カロリーナ・コストナー、サーシャ・コーエン、キャロライン・ジャン男子:織田信成、ブライアン・ジュベール、トマシュ・ベルネルつーか、今テレ朝のHP見ながら打ってたらサーシャ・コーエンも復活してんじゃん・・・何なんだ、みんなして( ̄∇ ̄;)【ロシア大会】女子:浅田真央、安藤美姫、キミー・マイズナー男子:小塚崇彦、プルシェンコ、ウィアー、パトリック・チャン【中国大会】女子:村主章枝、鈴木明子、ロシェット、コストナーなど男子:織田信成、ライサチェク【日本大会】女子:安藤美姫、中野友加里、マイズナーなど男子:高橋大輔、小塚崇彦、ジュベール、ウィアー、アボット【アメリカ大会】女子:村主、キム・ヨナ、サーシャ・コーエンなど男子:南里、無良、ライサチェク、ベルネル【カナダ大会】女子:鈴木、ロシェットなど男子:高橋、チャン、アボット途中でめんどくさくなってきたのでところどころ省略。っていうか、ランビエールの名前がないんだけど(o・ω・o)現役復帰って新聞に書いてた気がするんですが、エントリーしてないんですかね。つーかフランス大会の女子と日本大会の男子が激戦区すぎるんですけど・・・何か今年ヤバイよ。ジュベールが日本に来るなら私も勇姿を拝みにいきたいですよ。無理だけど。人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2009年10月11日
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落ち着いた色の照明の下、一組の男女が体を寄せ合っている。だが少なくとも男のほうは、醒めた視線で女を見ていた。(この女が例の不審人物だとして……一体どうやってGSたちを操った?)レオンの心は冷静そのものだ。さっきから女が悩ましげにレオンの体に触れてきても、反応一つしない。ただ口からは、流れるように嘘が出てきた。「…いいの? 俺、その気になっちゃうよ?」「もともとそのつもりであなたを誘ったんだもの。あなたみたいに美しい男は初めて見たわ」完璧に化粧を施した顔から、心をくすぐる香水の香りが鼻腔を通り抜けていく。女はまた、媚薬の熱に浮かされたかのような視線をレオンに投げかけた。一瞬、レオンの頭に「彼女がもしも“ハズレ”だったらどうすべきか」という課題が浮かぶ。彼女が普通の民間人なら、これ以上一緒にいても得ることは何もない。彼女と共に一夜を過ごしてもいいが、それではユキヒロが激怒するだろう。レオンとしても、結果的にユキヒロにナンパの片棒を担がせるのは御免だった。(となると、“ハズレ”なら適当に切り上げて、出直すしかないな)もともとうまくいかない可能性のほうが高い作戦なのだ。一度の失敗くらいなんでもない。「ねえ…あなたの名前、何ていうの?」女は更に身をすり寄せる。そういえばまだ名乗ってもいなかったか。「………そういうあんたは?」「私? 私は…」ルージュで光る女の唇から、その後の言葉が続いて出ることはなかった。いや正確には、女の唇は確かに動いていたのだが、そこから声が放たれることはなかったのだ。だが彼女の唇は、確かにこう動いていた。『動カナイデ』―――と。「!?」本能的に異変を察知したのか、レオンは席を立とうとした。が、動けない。腕も、足も、指の一本すら動かせなかった。視線さえ、目の前の女からそらすことができない。その時悟った。自分が探していたのは、この女だと。「ふふ、おとなしくしててね。といっても、動こうにも動けないでしょうけど」レオンは気付いていなかった。目の前で妖しく微笑む女と、以前一度会ったことがあるということに。ルビア共和国でゲオルグ・シュバイツァーをあと一歩のところで追い詰めた時、彼の後頭部に銃口を押し付けた人物。レオンはその人間の声も聞いていた。だが、マスクで声がくぐもっていたため、今対峙している女性と同じ声だとは思わなかったのだ。彼女の名はリズ・ターナー。ゲオルグ・シュバイツァー、イルファン・アンドロポフと並ぶ、れっきとしたアドバンスト・チルドレンである。つづく人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2009年10月07日
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イルファンはゆっくりと足を踏み出し、ユキヒロの方へと近づいてくる。イルファンとの距離が縮まるたびに、面白いくらいに心臓がはねた。イルファンは「遊ぼうと」している。ユキヒロを対等な相手と認めていない。圧倒的な力を持った捕食者が、気まぐれに弱い被食者を弄ぶ―――たとえて言うならそういう状況であった。「レオン!! 出て来てください! レオン!」日常生活で大声を出し慣れていないため、ところどころ声が裏返る。恐怖からレオンに助けを求めたのではなかった。こんなふうに「番犬」を置いて見張らせているということは、レオンと一緒にいる女性はやはり、一連の事件の背後に見え隠れする謎の女である可能性が高い。ならば、これ以上一秒でも二人が一緒にいるのは危険だ。だが、これだけ叫んでも奥の扉が開くことはなかった。防音がなされているのか?それとも―――…(何か、あった…!?)ざあっと、全身に悪寒が走る。「今はお取り込み中だよ。割り込もうなんて、無粋なことするなって」イルファンがニヤニヤと笑う。意識が遠くなりかけたユキヒロだが、イルファンの顔を見て正気に返った。呆けている場合ではない。レオンに何かあったのなら、一刻も早く彼をあの部屋から出さなければ。が、イルファン相手に自分が勝てるのか。銃は持っていない。常日頃からユキヒロには銃を携帯する習慣はないが、GSを辞めた今は持ちたくとも持てない。レオンに勧められて一応護身用のナイフは携帯してきたが、第一線から退いて久しい自分が使ったところで、果たしてどれほどの役に立つのか。「俺を殺すつもりでこいよ。でねぇと秒殺だぜ」イルファンの構えはユキヒロから見ても隙だらけだ。わざとそうしているのだろう。本当に遊び半分でいるらしい。(迷っている暇はない…! 急がないとレオンが!!)ユキヒロは前に飛び出した。だが、初めから自身が有する武器、すなわちナイフを使わないところが彼の致命的な甘さだった。相手の実力を過小評価していたわけではない。ナイフを使わなかったのは、もう彼の本能の領域に属することであるから、理由をつけようにもつけられない。ユキヒロの拳はイルファンのみぞおちにヒットした。辞めたといっても元GSなだけあって、格闘技の基本は身に付けている。まともに入ったから、「普通の人間ならば」気絶していたかもしれない。だがイルファンは不気味に笑っていた。異変は殴ったユキヒロも感じていた。(か、硬い…!?)自分が今放ったパンチは、相手に寸毫のダメージも与えていない。そう確信できるほど、イルファンの肉体は鋼のように硬かった。「残念でした」と、左頬に強烈な一撃。頬骨が砕けるかと思うほどの衝撃だった。ユキヒロはそのまま壁に激突する。骨がミシリ、と音を立てたような気がした。「…う……」背中を強打し、息がうまく吸い込めない。思考も混乱していた。(あんな鋼鉄のような体……あんなの、たとえナイフで刺したとしてもダメージを与えられるかどうか……! とても人間の肉体とは思えない。それに…この怪力は…)ありえない。ありえない。朦朧とする意識の中で、そればかり頭に浮かんだ。それほどイルファンの肉体は硬く、攻撃力は計り知れないものだったのだ。受けたダメージが大きかったのか、ユキヒロは目の前の相手が人間は人間でもアドバンスト・チルドレンであることを失念している。不可能を可能にできる存在であることを。「冥土の土産に教えてやるよ。俺は“アルマジロ”と“灰色熊(グリズリー)”のDNAを持っている。一種類の猛獣の遺伝子しか持ってない上、たかだかCクラスのお前は、逆立ちしたって俺には勝てねえよ」「“アルマジロ”と“灰色熊”……!?」これによって、イルファンの人間離れした怪力と、鋼鉄のごとき肉体の説明はついた。しかし、二種類の猛獣の遺伝子を体内に宿しているなど、考えられない。聞いたこともない。「お前らはアドバンスト・チルドレンとガーディアン・ソルジャーがイコールだと思ってるみたいだけどな、俺らとお前らは根本的に違う存在なんだよ。ピラミッドの頂点に立つのは俺たちだ」「…………!」グリンロッドで創造されたアドバンスト・チルドレンに関する資料が、十五年前の爆発事故でほとんど全て消失したせいで、彼らの能力については未知のままであった。最初に編み出されたキメラの技術は、ユキヒロたちが知らなかっただけで、本来的には二種類もしくはそれ以上の猛獣の遺伝子を人間に組み込むことを目的としたものだったのかもしれない。(どうする、どうすれば……!!)ユキヒロは背中を壁にもたれさせ、必死に思案する。防御力、攻撃力。どれを取ってもイルファンがユキヒロを圧倒している。一方ユキヒロの持ち駒は、お世辞にも屈強とは言いがたい肉体と、貧弱なナイフ一本。前方にイルファンが立ちふさがっており、レオンがいるはずのエグゼクティブルームはその奥にある。エグゼクティブルームとイルファンの間にはちょうど右に曲がる通路があり、どうやら非常口とつながっているらしかった。現状認識をしてみると、改めて己の劣勢をひしひしと感じる。絶望的だった―――が、ユキヒロの瞳はまだ死んではいなかった。細い細い希望の糸だ。だが活路が見出せる可能性はゼロではない。ユキヒロは一瞬だけ天井に視線を遣ると、イルファン目がけて走り出した。つづく人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2009年09月21日
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表紙には「衝撃の事実が明かされる」と銘打っていたわけですが、確かに衝撃的。衝撃的すぎて、一回目に読んだときは唖然としてしまいました( ̄∇ ̄;)エー・・・まあ何といいますか。櫻子は男でした。まさかこう来るとは思ってなくて、ページをめくった瞬間開いた口がふさがらなかったと申しますか・・・「え?いきなり?」みたいな。フルーツ○スケットにもこんな方がいらっしゃったような気がしなくもないのですが・・・いや何も言うまい(;-ω-Aもう一度最初から読み返す頃になると櫻子ショックからも若干立ち直り、少し冷静に内容を見ることができるようになってました。今から思えば、櫻子=男である伏線は一応あったのかな、と。正崇の兄がハーモニカを残していったとき、櫻子が風呂場で正崇が吹くハーモニカの音色を聞いているシーンがありましたが、あの時櫻子は加藤に体を洗ってもらっていたのですよね。昔だし、使用人に体を洗ってもらうのは当たり前なのかな?とその時は流していたのですが、よくよく考えたら15歳の「女の子」が男に体を洗わせるってちょっと変ですよね(^_^;)あと、正崇に泥団子を食べさせようとした回では「私から何もかも奪ったくせに」と言ってる。「お母様を」ではなく「何もかも」と言ったのは、櫻子すなわち櫻弥こそが斎木家の正当な嫡子だから。蒼磨が櫻弥から奪ったのは母親だけでなく爵位も、ということですね。蒼磨が襲爵しなかった理由はこれかー。私はてっきり蒼磨は実は侯爵の息子ではないとかいうオチかと。櫻弥の蒼磨に対する想いはやはり憎しみオンリーだけではなかったみたいです。彼は「蒼磨を憎んでいる」と断言していたものの、私はどうもしっくりこなくて。やっぱり愛憎入り乱れた複雑な心境だったみたいですね。櫻弥が土蔵に閉じ込められるとき、幼い彼が窓からのぞいている蒼磨に向けて発した言葉は「お兄様」でした(何て切ないの~~(T-T))十四年のときを越えて、やっと蒼磨が櫻弥と向き合えたのは、正崇が彼に正面から向き合っていこうと決めたからでしょうか。せめてもう少し早ければ・・・と悔やまれます。嗚呼、櫻弥・・・(;´Д`)ノ彼の父親に対する叫びが忘れられません。父親から顧みられない中、兄である蒼磨から温もりをもらっていたことをやっと思い出せたのに、そんな彼を殺してしまった(実際は死んでないわけですが)と悔いて・・・ああもう、やりきれません。っていうか、このあとどうなるんでしょう。まだあと一話残ってますけど、主要キャラほとんど死んでます。最終回は蒼磨と正崇(もしくは蒼磨だけの)デッドエンドだとばかり思ってましたが、何か二人とも生き残りそうですね(´▽`;)問題はどうやって生きてくかであって・・・このまま斎木家にいたら蒼磨は確実に幸せになれないですから、家を出るのかなぁ。まっっったく予想がつきません。これまでも展開が予想できなかったけど、最終回はもっと無理。渡瀬先生はこの作品は「悲劇」だとおっしゃってましたが、ここから更に暗い展開になっちゃったら、私下巻買う勇気なくなっちゃうよ・・・だって今回も展開重すぎでしょう。蒼磨の過去も櫻弥の過去も悲しすぎます。蒼磨は何か葛城と寝る前からいろんな人に悪戯されてるみたいだったし・・・(葛城との何じゃらかんじゃら(言葉にするのも嫌なのであいまい表現(笑))はもう見るにたえません。あーホント、死んでくれてよかった)櫻弥もなんであんなに父親から無視されなきゃいけないんだろう。アルビノだからですかねぇ? それしか思いつかないんですけど。「櫻狩り」においてほとんど唯一の常識人だと思っていた斎木侯爵も、今回でかなり印象が悪くなりました。櫻弥を閉じ込めていた時点でもう父親として既にアレなのですが、以前では櫻子の印象があまりよくなかったせいで、その辺の非道さがあまり伝わらなかったんですよね。今はもう何ていうか、「去ねよ、メランコリックおやじ」って感じです(爆)今回のお話を読んで思ったのですが、「櫻狩り」のテーマは「顧みられない子供たちの悲哀と再生」なのかなぁという気がしました。「顧みられない子供たち」というのは、蒼磨や櫻弥は言わずもがなですが、正崇や葛城も入ると思ってます。私は。正崇は養父母の家では「他人」だし、葛城も幼少の頃虐待されていましたよね。幼い頃愛ではなく暴力や疎外感を吸収した子供は、大人になってからも心に何らかのねじれを抱えてしまうのかなぁという気がしてます。よく、過去に辛い思いをしたことのある人は、他人の痛みに対しても敏感だといわれますが、痛みしか知らない人は他人に愛情を与えることなんてできない。与えることができたとしても、それがねじくれる。全員に当てはまる話ではないのでしょうが、蒼磨なんかその典型だと思います。よく聞く「被害者が加害者に」という話ですね。体を貪られることしか知らなかったから、正崇を陵辱することでしか彼をつなぎとめられなかった、と。蒼磨が愛を知っていれば、もっと他の方法が取れたと思うんですけどね。そして子供たちの「再生」も、このお話のテーマなんじゃないかと。櫻弥と葛城はもう死んじゃってるので再生は不可能ですが、蒼磨と正崇はまだ終わってません。蒼磨が再生するかはまだ分かりませんが、正崇は過去を乗り越えて新しい一歩を踏み出そうとしています。蒼磨にされたことが許せなくても、彼の想いを受け入れることができなくても、一人の人間として向き合う。そう決心できた正崇はとても強いなあと思いました。でも蒼磨の想い、本当に受け入れないのかなぁ。だったら華奈子との結婚話を聞いたときのあの複雑そうな表情は一体なんだったんだろう(´▽`)何だかんだ盛りだくさんな第八話でしたが、次でいよいよ最終回ですね。次号はなにやらビッグニュースがあるらしい・・・「玄武開伝」いよいよ再開ですかね。人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2009年09月14日
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告白《内容紹介》我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、それぞれ語らせ真相に迫る。選考委員全員を唸らせた新人離れした圧倒的な筆力と、伏線が鏤められた緻密な構成力は、デビュー作とは思えぬ完成度である。評価…(5段階評価)久々に「読み出したら止まらない」という感覚を味わえました。これがデビュー作だなんて、末恐ろしい作家さんです。母親に勧められて読んだのですが、そうでなければ自分からこの本を手にとることはなかったと思います。本屋で見かけたことはあったんですけど、あらすじがほとんど書いてなかったので読もうという気にならなかったんですよね。ハードカバーってそういう本がままありますけども。しょっぱなから年端も行かない女の子が死んでいて、しかもその犯人は女教師が受け持つクラスの生徒なので、正直話の内容は暗いです。間違っても明るいとはいえない。でも読み出したら止まらない。ほとんどモノローグ形式で進んでいくのですが、それでも読者に退屈だと思わせない筆力には感嘆します。これは本当にすごい。お話の内容については賛否分かれるところでしょうが、私は特になんとも思いませんでした。主人公(?)の女教師が取った選択肢としては、まあこれもありかな、という程度。ただ、帯でコメントを寄せている書店員の一人が「読中感も読後感も最悪」と書いているように(その後肯定的なコメントを書いてますよ、もちろん)、人によっては「何だこの話は」となる可能性はあります。読者を選ぶ本かもしれませんが、私はあえて満点つけました。次回作がとても愉しみです(*^-^*)人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2009年09月09日
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『Blue Rose』のエグゼクティブルームはそれなりにゴージャスな作りになっている。店長のジェイク本人は、「あんまり使う奴がいないから無駄だった」というようなことを言っていたが、派手ではなく、それでいて地味でもないどこかエレガントな内装がレオンは好きだった。その部屋の真ん中に黒革のソファがある。そこに、レオンと女が座っていた。ソファに腰を下ろして初めて、女はサングラスを外した。色の白い、どちらかと言えば小柄な女だった。目鼻立ちのはっきりした、エキゾチックな顔立ちをしている。サングラスが彼女の顔を隠していた時から、レオンは彼女が美人だと確信していた。その確信は見事に的中していたことになる。「いいの? 二人っきりで飲んじゃって。周りに誤解されない?」まだ名乗ってもいない女は、妖艶な笑みを浮かべつつ酒を口に含んだ。「………別に」レオンは周りにどう思われようと構わない。周囲の評価や視線など気にしたこともない。レオンが唯一こだわるのは、自分の気持ち。彼はアスカのために、自分の恋心を抑えると決めた。その決心は、多少ぐらつくことはあっても、今までずっと守り続けてきた。アスカには幸せでいてもらわなければ困る。そのためには、この一連の騒動を解決しなければならない。こんな出来事はアスカの笑顔を奪うだけだ。レオンは隣に座る女を横目で見た。彼女は、一人で黙々と飲んでいたレオンに、不意に声をかけてきた。(この女が“アタリ”かどうか―――見極めないと)潤んだ視線を向けてくる女を、レオンは醒めた目で見つめていた。ジェイクに教えてもらったエグゼクティブルームへ、ユキヒロは全力疾走する。ジェイクの店は広い。半分道楽でやっているのだと聞いているが、それにしてはあまりにも大きかった。エグゼクティブルームへ通じる通路には、「関係者以外立ち入り禁止」の札が掲げられていたが、ユキヒロはそのまま素通りした。エグゼクティブルームの使用中はいつもそうするのだとジェイクから聞いていたからだ。(レオン、どうか無事で…!)自分の不注意でレオンにもしものことがあったら、いくら後悔してもし足りない。通路を真っ直ぐ突っ切ると、ワインレッドに塗られた扉が見えた。そこか、と思った瞬間、その扉の手前に長身のいかつい男が立っているのが目に入った。「!?」誰だろう。そう思って、反射的にブレーキをかけた。相手はゆっくりとこちらを向いた。足音でユキヒロが近づいてくることはとっくに気付いていただろうに、直前まで視線をわざとそらしていたその男は、不気味な余裕を漂わせている。「ユキヒロ・カガリか……」口元に卑しい笑みが浮かぶ。「!? どうして…」自分の名前を知っている。ユキヒロは本能的に危険を察知し、後ろへ飛びすさった。この男は―――敵だ。「残念ながらお友達は取り込み中だ。Cクラス程度じゃ暇つぶしにもなんねえが……俺が代わりに遊んでやるよ」記憶が鮮明に蘇ってくる。この男はルビア共和国の刑務所で会った看守だ。アスカやレオンから既に聞いていた。この男がグリンロッドのアドバンスト・チルドレン―――イルファン・アンドロポフであるらしいということも。だとしたら、普通に戦ったのでは自分に勝ち目はない。冷や汗が背中を伝っていくのを、他人事のように感じた。つづく人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2009年09月06日
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目的の女と接触できる可能性は高くない。そんなことはレオンも百も承知だろう。先ほどは何となく言いくるめられてしまったが、彼の推理はほとんどが憶測で成り立っている。自信満々の口調で自分の推理を言ってのけたのは、渋るユキヒロを説得すると同時に、自分自身を鼓舞する意味合いもあったのかもしれない。けれど、それでも何もしないでいるよりはマシだ。そう思ったから、ユキヒロは慣れないファッションで、馴染みのないクラブという場所にいる。レオンは時折ジェイクと言葉を交わす以外は、一人黙々と酒を飲んでいた。今回は飲酒目的でここに来たのではないとはいえ、酒を一滴も口にしないのではかえって怪しまれる。(それにしても……)今日はレオンに声をかける人間が少ない。以前彼と一緒にここに来た時は、客の女性が次々とレオンに群がってきて、ユキヒロは集団の外にはじき出されてしまった。ジェイクが見かねて、特別にVIPルームをあてがってくれたほどだった。ところが今日は、数人の女性が声をかけてくる以外は、レオンに近づく者はいない。その女性たちについても、レオンは二言三言言葉を交わしただけで、すぐ会話を打ち切ってしまう。彼の今日の目的は件の謎の女性だから、明らかに違うと思われる女性はわざと遠ざけているのだろう。他の客たちは遠巻きにレオンを見、これ見よがしに内緒話をしている。こんな騒ぎが起きる前は散々レオンを持ち上げてちやほやしていたくせに、勝手なものだ。穏やかなユキヒロも、憤りを隠せない。(どうしてこんなことになってしまったんでしょう……)アスカは部屋に閉じこもってしまい、レオンと「普通の人々」との間の疎隔は深まっていく。ついこの間までは、アスカは元気いっぱいで、懸命に自分の“主人(マスター)”の護衛にあたっていて……レオンも、アスカを見守りつつそれなりに穏やかな日々を過ごしていたのに。しかしユキヒロの感傷など全く意に介していないかのように、レオンはその場にじっと座っている。(席を変えてみたほうがいいかもしれませんね……)もう一時間こうしているが、それらしい女性は現れない。ユキヒロはいったんカウンター席から離れ、空いているテーブルのほうへ移動した。何席か間を空けて座っているとはいえ、一人で飲んでいる男が二人並んでいる図は不自然かもしれない。少し距離をあけてさりげなくレオンの様子を伺おうとしたその時だった。「ねー、一人?」「え?」明るいが絡みつくような声色で話しかけてきたのは、素人目にもけばけばしい女たちだった。派手な女を見慣れているレオンあたりが見れば普通の女性だったかもしれないが、基本的に女性に免疫のないユキヒロあたりには刺激の強いタイプだ。ユキヒロが困惑しつつ呆気に取られていると、「あたしたちと一緒に飲まない?」ルージュで濡れ光った唇から誘いの言葉が漏れてくる。世に言う逆ナンだ、と思った途端、ユキヒロの全身が固まった。こういう状況に遭遇したのが初めてだったのだから、無理もない。「ねえ、いいじゃ~ん」なぜ自分が、なぜ、どうして、と自問自答していると、やっと原因に思い至った。今日の自分は普段の自分ではないのだ。お洒落なレオンに髪をいじられ洋服を着替えさせられ、はっきり言って派手な外見になっている。女受けするように改造されたのだ。(だからって……この状況は予想外…!)彼女たちの誘いに乗ることも、きっぱり断ることもできず、ユキヒロはただオロオロするばかりだった。(ああ、レオンならこういう時スマートに切り抜けられるんでしょうね…)キャイキャイ騒ぐ女たちの相手に四苦八苦しつつそんなことを思っていると、(まずい!! レオンは!?)慌ててレオンのほうへ視線を戻す。だが。「い、いない……!?」ジェイクの前でカウンター席に座っていたレオンが、いつの間にか姿を消していた。声をかけてきた女たちに気をとられていた時間がどれくらいなのか正確にはわからなかったが、いずれその間にレオンがどこかへ行ってしまったことだけは確かだ。(ま、まさか本当に例の女性と…!? い、いや、落ち着いて考えよう…!)ユキヒロは声をかけてきた女性を振り切ってカウンターへ走りよった。ジェイクはグラスを磨いている。「す、すみません! レオンがどこへ行ったかわかりますか!?」ジェイクは手を止め、「知らねえけど、たぶんエグゼクティブルームじゃないか? 今日そこを使わせてくれって言われてたし。それにさっき、美人っぽい女に声かけられてたしな。いつもの連れ込みパターンだろ」「び、美人っぽい?」「サングラスかけてて顔はよく見えなかったんだよ。でもあれは美人だね。間違いない」やけに自信たっぷりにジェイクは言っていたが、ユキヒロの耳にはほとんど届かなかった。(まさか、まさか………!)『事件を起こしたGSは、犯行の前日もしくは直前に行きつけの酒場に行ってる―――』『そん時居合わせた客はみんな、そのGSが見知らぬ女と一緒にいるとこを見てるんだ―――』嫌な予感がした。「ジェイクさん、その部屋はどこです!?」つづく人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2009年08月20日
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何か画像がなかった(´▽`;)まだDVD出てないとか? そんなことないですよね?まあいいけど・・・評価はこんな感じです。評価…(5段階評価)マジでいい映画でした!!あらすじはもう言わずもがななんで飛ばしますが、本当にアカデミー賞を取っただけはあると思います。まあ賞を取っていようとなかろうと、この映画はいい映画ですけどね。本当に無駄なエピソードがひとつもない。笑わせるところは笑わせてくれるんだけど、感動したり泣いたりするところではきっちり締めてくれる。この映画を見て、祖母が亡くなったときを思い出しました。「おくりびと」では遺体が焼かれるところまでしか描かれてませんでしたが、そのあとはお骨を拾うという儀式が待っているのですよ。親族がそれを箸で拾って骨壷に入れるんですけど、それがも~~とてつもなく遣る瀬無い。人間の儚さをあの時以上に感じたことはございません。身内の葬式を経験した事のない人は、もっと「死」が縁遠いものなんだろうなぁ。でも、「死」はいつも人間の隣に寄り添っているものなんですよね。そして、音楽がとてもよかった。作品の物悲しいけれども温かな雰囲気を体現していて、すごくよかったです(*^-^*)クラシックだろうか、と思ってスタッフロールをチェックしていると、なんと久石譲さんだった!!(*゜□゜*)エェェッう~ん、さすがです。それにしてもチェロっていい音色ですねぇ。堂本光一と中谷美紀が出ていた「ハルモニア」を思い出しました(古)重苦しくはないんだけど、軽くもない。どこか温かな音色ですね。バイオリンとかに比べたらたぶんマイナーな楽器になるんでしょうが、私はチェロのほうが好きかもしれません゚+.(´∀`*).+゚.人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2009年08月13日
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「この非常時でも、お前は相変わらずだなぁ」『Blue Rose』のマスター、ジェイクは呆れたような声を出して、目の前の客に酒を渡す。「ほっといてくれ。GS制度が停止しようが国が滅びようが、俺は俺のやりたいようにやる」レオンは実に彼らしいモットーを口にして、手渡された酒を受け取った。が、いつものようにハイペースで酒をあおったりはしない。「やりたいようにやる」とは言ったが、今日は酒を飲みに来たわけではないのだ。「あんたは何にする?」ジェイクはにやりと笑って、レオンより少し間を空けて席に着いた客に話しかけた。「……………お、お任せします」色つきのサングラスにワックスでうまく遊ばせた髪型。デニムのジャケットに細身のジーンズ。女受けしそうな格好なのに、中身は野暮ったい。ジェイクの注文にオドオドと答えるのがやっとだ。この外見と中身の乖離が激しい青年がユキヒロ・カガリだと知ったら、特にアスカあたりは素っ頓狂な声をあげて驚くだろう。レオンの提案で変装して現れたユキヒロだが、こんな着慣れない服を着たら緊張して、挙動不審になりそうな気がする。外見はバッチリ作り込めているとレオンのお墨付きは貰っているが、やはり似合わないことはするものではない。そもそもジェイクはこの変装に気が付いているのではないか。あえて問い質したりはしなかったが、先ほど彼の見せた皮肉な笑みが気にかかる。レオンはもじもじと落ち着かないユキヒロのほうを一度も見ようとしない。一人だと思われるほうが好都合なのだから当たり前だが。(けれど、本当に雲をつかむような作戦ですよね……)「酒場と女だ」ユキヒロをいきなり呼びつけて、藪から棒にそう切り出したレオンを見て、ユキヒロの頭上には「?」マークが飛び交った。何が言いたいのだ。「事件を起こしたGSは、犯行の前日もしくは直前に行きつけの酒場に行ってる。店はバラバラだけど……そん時居合わせた客はみんな、そのGSが見知らぬ女と一緒にいるとこを見てるんだ」「女性…ですか?」ユイから借りた捜査資料を目を皿のようにして読んで、掴んだ手がかりだ。どうやらその女の身体的特徴は、いずれも共通点が多いらしい。凶行に走ったGSは、揃いも揃って同じ女と行動を共にしていた―――この事実から、警察はその女がGSを誘惑し、殺人を教唆した可能性もあると見ているらしい。さすが、民衆と違い警察は冷静だ。目下、全力でその女の行方を追っているが、依然手がかりは少ないらしい。その女はいつも帽子やサングラスで巧妙に顔を隠しているらしく、似顔絵を作成しようにも彼女の顔のパーツが分からないのだ。犯行に及んだGSは事件の前後の記憶が抜け落ちているから、彼らに尋ねることもできない。「というわけで、俺らもその女を追うぞ」「ええ!?」前にもこんな展開があったような。「何驚いてんだ。他にすることもねーんだし、ちょうどいいだろ」「た、確かにすることはありませんけど、でもですね…!」「このままGSは用なしってことになったら、お前はともかく俺らは失業しちまうんだぞ。俺は誰かのヒモでもやって生き延びる自信はあるが、アスカはどうなる。あいつに普通の会社勤めなんか絶対不可能だぞ」確かに百パーセント無理だ。「何だか知らんがアスカが殻ん中に閉じこもっちまった今、動けるのは俺とお前くらいなんだ。このまま言われっぱなしで黙ってられるかよ」GSの地位などいつでも捨ててやるが、自分の名誉を好き勝手汚されたまま引き下がるわけにはいかない。(もとはと言えばこんな事件が起こるからアスカがおかしくなっちまったんだ。その怪しげな女が黒幕ならそいつを引きずり出して終わり。何も裏がないならGSたちが嘘をついてる。そういうことだ)言われっぱなしで黙っていられないのは、ユキヒロも同じだった。もっとも彼の場合、自分がどうこうというより、他のGSたちの立場を考えての結果だが。「そうですね…。このままではいずれにしろよくありません。アスカさんも、真相がはっきりすれば元気になるでしょうし……」しかし、一抹の不安がある。「でもどうやってその女性を探すんです? 酒場に現れるってだけじゃあ、手がかりになりませんよ」「“酒場”じゃない。“ターゲットの行きつけの酒場”だ。たぶん大勢にまぎれて行動できる上、見知らぬ他人に声をかけても不自然じゃない場所だから、そんなとこに出没するんだろうがな」いいか、とレオンは言う。「おそらくその女は、次はSクラスのGSを標的にしてくる。その標的が俺になれば、敵は自動的に俺の行きつけの店―――『Blue Rose』に現れることになるだろ?」ジェイクの店で待ち伏せをする。要はそういうことらしい。「な、何ですかそれは? あなたが次のターゲットになるとは限らないでしょう。そもそも、どうして次に狙われるのがSクラスだって分かるんです?」「何だ、気付いてなかったのか? 容疑者のGSのランクをよく思い出してみろよ」街のチンピラを半殺しにしたトム・キートンはCクラス。フィッシャーズ外務大臣を射殺したドン・ブレットはBクラス。そして、国防長官を殺害したGSは―――「Aクラス……」「そう、だんだん階級が上がってきてるんだよ」意図は分からないけどな、と付け加える。しかしユキヒロはまだ納得がいかない。「理屈は分かりましたけど……それでもあなたが標的になるとは言い切れませんよ。SクラスのGSはあなたを入れて十人もいるんですよ? その中からあなたを選ぶ必然性なんて……」「そうだな。でも俺がその女なら、必ず俺をターゲットにするね」形のいい唇が笑みを作る。こういう挑むような顔つきがたまらないのだと、彼の取り巻きの女性たちが噂していたのを思い出した。「だって敵は女なんだろ? だったら堅物の男じゃなく色香に惑いやすい男を選ぶはずだ。その点俺は最適だろ?」女好きで、手が早い。そう世間から思われているレオンは、籠絡するにはうってつけ―――そう言いたいらしい。「それでも…可能性は低いですよ」「それでもやるしかない。Sクラスのうちアスカは除くとして―――確率は九分の一だ。まぁ高いほうじゃねえか」敵が次にSクラスGSを狙うとしたら、という条件付きではあるが。そしてレオンは厳密にはAクラスであるという事実は、ここでも無視されている。「そうと決まれば、二手に分かれて店に入ろう。俺が変な女に声かけられたら、気付かれないように後ついてこいよ」つづく久しぶりにジェイクが登場です。外伝「優しい嘘」以来ですから、だいぶ間が空いての再登場になりましたね~。長い長い第八章ですが、ようやく半分過ぎました。アスカは当分出てきませんが、レオンたちの活躍にご期待ください(* ̄∇ ̄*)人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2009年08月06日
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以前日記で「少し気になっている」と書いた韓国ドラマ「大韓民国弁護士」ですが、見ていると日本との風俗の違いがわかって面白いです。娘しかいない家は法事をしてもらえないとか、法事の時には色々と料理を作らないといけないとか。しかし一番驚いたのは、スーツの半袖・半ズボンがあること。つまり、スーツの上着の半袖バージョン、スラックスの半ズボンバージョンがあるってことです。何回も出てきたのでたぶん間違いない。このドラマでは、ファンドを経営する金持ちの社長が出てくるんですが、彼がある時いきなり短パンで会社を闊歩していたんですね。「何で会社で半ズボンはいてんの!?( ̄□ ̄;)」と目を剥いた私ですが、特に説明もなされなかったので「???」状態でした。よく分かりませんが、韓国ではスーツの半袖・半ズボンはアリみたいです・・・。暑いから?? 確かにドラマの季節は夏でしたが。こういう認識で合ってるのかどうか、ぜひとも韓国の方に聞いてみたい。国が違うと常識もころっと変わりますね~~。
2009年07月24日
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ユイとの電話を切ったあと、レオンはソファに寝転がった。もう外は薄暗い。夜が徐々に昼を侵食し始める時間だ。今日は珍しくどこにも出かけずに家にこもっていたレオンは、一仕事終えて一息ついた。さっきユイが何気なく口にした言葉が、今も頭の中をリフレインしている。『催眠術でも使わない限りね』催眠術を使って、他人に人を殺させる。普段のレオンならバカバカしい、と一蹴してしまうような意見だが、今日に限っては、真相は案外そんなところにあるのではないかと思えてしまう。それならば、犯罪を犯したGSたちに当時の記憶がないことの説明がついてしまうのだ。だが、催眠術で人を殺させるのはほぼ不可能であると言われている。(けれど)不可能を可能にできる存在など、この国だけで何人もいるではないか。例えば自分は、左手で人の皮膚を軽く引っかくだけで、その人間を死に至らしめることができる。アスカだってユキヒロだって、全能ではないにしろ普通の人間では持つことのかなわない力を持っている。なら、そんな存在が他にいたっておかしくない。いや、いる。ゲオルグ・シュバイツァー。イルファン・アンドロポフ。リズ・ターナー。グリンロッドで死亡扱いになっていたアドバンスト・チルドレン―――キメラ。彼らの能力についてセルムは関知していない。当のアドバンスト・チルドレンは既に死亡している―――と思われていた―――し、彼らの能力について記載されていた資料は、十五年前の爆発事故で全て吹っ飛んでしまったのだから。だが、彼らの中に催眠術に近いような能力を持っている者がいるとしたら?(―――その可能性も…考慮に入れておいたほうがいいな)もしその可能性が現実のものになったら、きっと自分が戦うことになるだろう。昂ぶる闘争心を静めるかのように、レオンはそっと目を閉じた。「“実験”は順調みたいだな」ホテルの室内の窓から眼下の夜景を見下ろしている女性に、イルファン・アンドロポフは声をかけた。声をかけられた女性―――リズ・ターナーは振り向き、「ええ」とだけ答える。リズはスレンダーな肢体をバスローブで包んでいる。しかし、イルファンは彼女の魅力的な肉体を目にしても興奮することはなかった。二人は恋人同士ではないし、肉体関係もない。二人の関係を示すのに最も相応しい言葉は、「同志」だろう。「私の『力』はGSのランクに関係なく有効みたい。効かないとしたらGSだけだと思っていたから……一安心ね」「お前の『力』の犠牲になった連中は災難だけどな。わけわかんねーうちに人殺しちまってよ。お前の暗示は強力だからな」イルファンは下品に笑いながら煙草を吸った。「次は…誰にしようかな」「そりゃSクラスだろ」Sクラスはまだ試していない。リズの暗示能力が本当に誰に対しても有効なのか、確かめなくてはいけないのだ。暗示をかける人数が増えれば増えるほど足がつく危険性が高まるが、彼らの崇める“主人(マスター)”の期待を裏切ることはできない。この件についてゲオルグ・シュバイツァーが外されたことも、二人を奮起させる材料となっていた。ゲオルグよりも“主人(マスター)”に信頼されている。それだけで二人の心は満ち足りるのだった。世間を騒がせているGSの凶行の原因だというのに、彼らのこの純粋さはどうだろう。だがそれゆえに、彼らの行動は更に狂気を帯びていく。「Sクラスっていったら…やっぱりアスカ・清里だよな」「ダメよ、調べてみたらここ数日部屋から一歩も出てこないらしいわ。強引に忍び込めば必ず痕跡が残るから、得策とはいえないわね」リズがしかめっ面で答えた。彼女としても、アスカ・清里をターゲットにできないのは不本意のようだ。彼ら二人には、ゲオルグがアスカを足止めしたことなど知る由もなかった。「アスカ・清里が外へ出るまで待つっていうのも無理だしな。“主人”から行動は迅速にって言われてるし。アスカ・清里に暗示をかけられれば、藤堂から引き離せる上に行動の自由も奪えて一石二鳥だったんだけどな」「仕方ないわ。ではプランBへ。最優先ターゲット、アスカ・清里へのミッションが遂行不可能な場合、次のターゲットは……」「レオン・ヴィクトル」「ふふ、そうね。そいつ、女好きだっていうし…簡単そうじゃない?」リズの妖艶な笑みが、窓ガラスにぼんやりと反射していた。つづく人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2009年07月20日
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【新品】邦画DVD 県庁の星 スタンダードエディション《あらすじ》昇進・出世にしか興味のないエリート公務員、野村。彼が手がけたプロジェクトが市民団体の反発を受けたことがきっかけで、民間との人事交流として彼は半年の間スーパーマーケット「満天堂」に出向することになる。だがそのスーパーは、フライの二度揚げ、賞味期限切れギリギリの食材を使って惣菜を作るなど、目を覆うような有様だった。教育係に任命された二ノ宮に食ってかかる野村だったが・・・?評価…(5段階評価)先日テレビ放送されてたやつですが、面白かったです!笑いあり涙あり、シリアスあり。締めるところはきっちり締めたって感じでしたね。織田さんの演技はさすが。言ってることは間違ってないんだけど、ちょっと居丈高なエリート公務員がぴったりでした。ご都合主義で終わらなかったところも良かった。まあ県政の実態なんてあんなもんだよね、ふう。そういえば監督の西谷さんって、「容疑者Xの献身」の監督でもあったんですね。何かすごい。織田さんの最新作でも確か監督をしてらしたし、すごい人なんだなぁ。人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2009年07月13日
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今BS日テレで放送中の韓流ドラマ、「大韓民国弁護士」にちょっとハマっております。まさか韓流ドラマにハマる日がこようとは……。これは完全に父親のせいです。同じく韓流ドラマである「食客」にハマってですね、私も引きずられるように見てしまったのが運の尽きでした。私も「これは面白いかも?」と途中までは機嫌よく見てたのですが、最終回近くになって悪役として日本人が出てきたのを見て、それまで上がったテンションが急降下してしまいました。韓流ドラマって、絶対に王道から外れないところが魅力でもあるんでしょうが、そこはあえて基本を外してほしかったよね。あまりに韓国らしくて、かえって萎えるからね。まぁ、弁護士が出てくるドラマならば「悪い日本人」は出てこないだろうってことで、「大韓民国弁護士」は今のところ機嫌よく見てます。日本のドラマとの違いを見つけるのも結構楽しい。日本の俳優はこういう演技はしないだろうな~とか。やっぱり韓国の俳優さんのほうが感情をしっかり表に出して演技してる気がする。もちろんツッコミどころもあります。日本のドラマでもそうですけどね。この「大韓民国弁護士」では、大企業の社長が女優と離婚し、女優から多額の慰謝料を請求されたところから物語がスタートするのですが、双方の弁護士が実は元恋人同士で、現在同居中なんですよね。まぁそれは偶然なんですけど、女優側の弁護士(♂)は、社長側の弁護士(主役、♀)に、そのことをナイショにしようって言うんですよね。弁護士倫理上、問題あるのでは……と思わず突っ込んでしまった。韓国の弁護士規定に反するのかどうかは知りませんが、依頼人に対する礼儀として、このことは伝えるべきだと思うんですよねー。だって嫌でしょ~、自分が依頼した弁護士が、相手側の弁護士と同居中なんて。弁護士に限ったことじゃないですけど、情報隠蔽は一番いかん。まあまだ第3話を見たばかりなので、これからどうなるのかはわかりませんけど。てなわけで、色々ツッコミどころはあれど結構次回も楽しみにしている私でした(笑)これから四角関係がどんどんもつれてきそうなので、楽しみです゚+.(´∀`*).+゚.韓流ドラマは王道に沿って展開してくれるはずだから、きっと面白くなるはずだ!人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*´∇`*)↓
2009年07月07日
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「…藤堂元帥。…いえ、副長官」不意にユイが問いかける。「何でしょうか」ユイは言いにくそうに、少し下のほうに視線をずらし、うつむいている。彼女らしくない態度だ。それでも意を決したように、藤堂の瞳を真っ直ぐに見て尋ねる。「あなたは、この一連の事件の原因が本当にGSの体内に宿る猛獣のDNAだと思われますか? 本当にGSは危険な存在だと思われますか?」「……」その質問を耳にした時、藤堂のユイに対する印象は少なからず変化した。彼女は世間で言われているほど情の薄い女ではない。大衆が唱える思い込みに近い意見に疑問を抱くだけの良識も持ち合わせている。だが、「そうは思いません」と断言できるほどの根拠はない。「………それは、我々が判断すべきことではないと思いますが」ユイははっとしたように藤堂を見つめた。「……そう、ですね。そんなことにこだわっている暇はありませんものね」気持ちがくじけかけていた己に気付いたのか、すっと顔を上げたユイの表情は、いつもの凛としたものに戻っていた。「失礼しました」ユイは軽く一礼をすると、そのまま部屋を後にした。「…たとえ慰めでも、『そうは思いません』って言ってやるべきだったんじゃないのか?」ユイが出て行った後、ゴウシは窓から外の景色を見下ろしている甥の背中に声をかけた。「…私たち二人が慰めあったところで何になるというのです? 状況は何も変わりませんよ」そう、変わらない。さっきユイに「私はGSを信じています。彼らは無実だ」といったところで、GSを―――彼女を取り巻く状況は変わらない。GSは危険―――その風説を否定するほどの論拠を持ち合わせていない以上、藤堂にできることは何もないのだ。ただ…アスカ・清里に関しては、その風説の例外を構成する要素だと言っていいと思う。なぜなら、もしGSが危険で、激情とともに猛獣のDNAが覚醒し凶暴化するというのなら―――(私は初対面の時に、彼女に殺されているさ)彼女は今、何をしているのだろう。なぜだかそんなことが気になった。ユイは自室に戻り、椅子に腰掛けた。肘をつき、はあ、とため息をつく。藤堂とのやり取りで元の彼女を取り戻したかに見えたが、やはりそう簡単にはいかなかった。機械ではないのだ。スイッチが切り替わるように心の整理がつくのなら、苦労はしない。(…やっぱりもう、GS制度は廃止されるのかしら)こうしている間にも仕事は溜まっていくのに、思考はそこにばかり行き着く。いや、彼女の関心は、本当はそんなところにはない。GS制度廃止によって引き起こされる結果―――すなわちレオンと会えなくなること。それが問題なのだ。(本当にらしくないわ……)レオンを想う「らしくない自分」を認識して、冷静な自分が愕然とする。その繰り返しだ。自分がこんな想いに囚われるとは思いもしなかった。以前大企業の御曹司と婚約していた時でさえ、こんな風にはならなかったというのに。(…それともあれは、恋じゃなかったのかしら………)ぼんやりとしていると、いきなり携帯電話が鳴った。意識を半分宙に飛ばしていたものだから、かなり驚いた。ユイは何度か深呼吸し、平静になろうと努める。「はい」だが。『あ、“主人(マスター)”? 俺、レオンですけど』彼女のそんな努力は電話の相手によって吹き飛ばされてしまった。あまりにも思いがけない人物からの電話だったので、ユイはしばらくフリーズしてしまったほどだ。『もしもし? 聞いてます?』ようやく我に返る。「え、ええ。少しびっくりしただけです。―――何か御用?」―――もっと言い方があるだろうに。「何か御用?」なんて。冷たすぎる。けれど、油断するとレオンに自分の気持ちがばれてしまいそうで、これ以上優しい言葉は口にできなかった。が、レオンは特に気分を害した様子はなかった。ユイがそう判断できたのは、電話口でレオンが笑ったからだ。『―――良かった。電話に出てすぐ切られることも覚悟してたんですけどね。その様子じゃあ、少しは俺のこと信用してくれてるんですか?』「…………」ユイの知り合いの高級官僚の中には、GSからの連絡を一切取り次ぐなと息巻いて、アレルギー反応をあらわにする者もいる。だが、ユイはそこまでする気にはなれなかった。彼女はレオンに、恋心を抱くと同時に、感謝もしていたから。あのホテルでの言葉、顔には出さなかったけれど―――とても嬉しかったのだ。「―――そうね。GSは危険だという流言には、少なからず疑問を抱いています」『そう来なくちゃ。実は俺もそう思ってるんです。だってありえないでしょう? 揃いも揃って自分のやったことを忘れちまうなんて』「催眠術でも使わない限りね」確かにその点はおかしいと、ユイも思っていた。もっとも、殺人を犯すときはほとんどの人間は興奮状態になるので、その瞬間の記憶が飛ぶこともありえないことではない。だから、ただの偶然ということも考えられる。この時点で、電話を切ることもできたはずだった。「…何が望みなの」だがユイの口は、意思に反して動き出す。彼には借りがある。それを返すだけだ―――そう己に言い聞かせる。『さすが、話が早くて助かります。では、お言葉に甘えて』電話の向こうで、レオンがふっと微笑んだのがわかった。『一連の事件の捜査資料が欲しい。容疑者の供述調書と、あと犯行に至るまでの容疑者の足取り。これが知りたい』「―――あなたはこの事件の背後に何かの陰謀があるとでも思っているの?」『…さあ。そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。おかしいと思ったから調べる。ただそれだけです』「…随分熱心ね。あなたがそれほどGSという仕事に固執してるとは知らなかったわ」『そんなんじゃないですよ。俺は何を言われようが別に構いやしませんけど、仲間の中にはこの仕事に愛着持ってる奴もいますからね。そいつのために動いてるだけです』―――意外、だった。彼の口から「誰かのために」なんて言葉が出てくるなんて。(その“仲間”って、女の子?)その質問が口をついて出そうになって、ユイは慌てて自制した。レオンはGSだ。「仲間」は男に決まっている。そう、ただ一人の例外を除いて―――(アスカ・清里……?)『“主人(マスター)”? 聞いてます?』なぜ、心に彼女の名前が浮かんだのかは分からない。けれど、レオンの言う「仲間」とは彼女を指しているのではないかと、漠然とそう思えた。「―――ええ。すぐに届けさせるわ」彼はきっと、自分を利用しているだけだ。けれど、それでも。つづく人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*´∇`*)↓
2009年07月05日
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「また、顔合わせることになっちまったなぁ」その口調とは裏腹に、叔父が現在の状況に危機感を抱いていることに、藤堂は気付いていた。度重なるGSの不祥事。彼らの中に宿る猛獣の遺伝子が犯罪の契機となっているのではないかという憶測が飛び交い、GS制度は機能不全に陥っている。一連の事件を受けて、GS廃止派のマクレラン陣営からだけでなく、GS制度を推し進めてきたサーディーン派からもGS制度存続に疑問の声が上がり始めていた。混乱の中決まったことといえば、結局しばらくの間GS全員を自宅謹慎処分とするということだけだった。よからぬ行動を起こさぬよう、GSはランクを問わず武器を取り上げられた。反発は当然ながらあったようだが、武装した警官数十名に囲まれ勧告されたのでは要求をのむほかなかったのだろう。その結果、藤堂の警護にはゴウシ・草島がつくことになった。「全く身勝手な連中ばっかりだな。あいつらのこと、これからどうするつもりでいるんだか」ゴウシはアスカ、レオン、ユキヒロが、GSとして存在するよう強いられたことで、少なからず彼らの人生が狂わされたことを知っている。無責任な大衆は、また彼らを排除しようというのか。手の平を返したようにGSを疫病神のように扱う人々を身勝手だと思うのは藤堂も同じだったが、GSは絶対に罪を犯さないと言い切るだけの根拠は持っていなかった。人間である以上、彼らだって犯罪を犯す可能性はある。が、藤堂は一連の事件に疑問を抱いていた。GSが犯罪を起こしたことについては別に驚かない。立て続けに犯罪に走る者が出たとしても、「そういうこともある」と言わざるをえないからだ。だが引っかかるのは、彼らのことごとくが、自身が凶行に及んだことをまるで覚えていないと言っていることだ。これは一体何を意味するのだろう。猛獣としての本性が姿を現し、その時だけ記憶をなくしているのだと言われればそれまでだが、なぜ今になってその本性が姿を現すのだ?「藤堂元帥、入りますよ」ノックの音と共に、女性の声が聞こえた。既に聞き知った声だ。「どうぞ、京極副長官」藤堂の返事を待って、声の主は部屋の中に入ってきた。ユイ・京極はいつもクールな表情だが、今日の彼女はどこか切迫した雰囲気を醸し出していた。「あ、じゃあ俺は…」何か緊急事態が起こったのを敏感に察知したゴウシは、自分から席をはずそうとする。「いいえ、その必要はありません。どうせすぐに分かることですから」冷静さを保とうとしつつも、驚愕と焦燥の色が伺える。この鉄のような女性をうろたえさせるほどの事態とは何だ。「またガーディアン・ソルジャーが犯罪を起こしました。今度の犠牲者は…国防長官です」「な!!?」彼女が重苦しい声で伝えたのは、藤堂でさえ驚きを隠せない事実だった。「よって、今から私が国防長官の臨時代行を務めます。あなたは副長官に就任ということになりますので、そのつもりで」(どういうことだ!? こんな立て続けに…!)これは偶然なのなのだろうか。言い知れぬ不吉な予感に、藤堂の心はわなないた。つづく人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*´∇`*)↓
2009年06月19日
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5000円以上のお買物で送料無料!(海外・離島除く)《中古DVD》花より男子ファイナル スタンダード・エディション《あらすじ》日本中に旋風を巻き起こした大ヒットTVドラマの劇場版。全世界に向けて婚約を発表したつくしと司。しかし婚約の証として贈られた推定100億円のティアラが、何者かに奪われてしまう。ふたりはF4メンバーの協力の下、その行方を追って世界中を駆け巡る。評価…(5段階評価)途中でダレてしまいました。テレビのほうが絶対に良かったですね。久しぶりだった・・・「早く終われ~」って願いながら映画見たの(爆)脚本がとにかく気に食わず。くっさいセリフが連発されたり、展開がチープだったり。現実ではありえない展開が次々と巻き起こるっていうのはいいんですよ。それが「花男」の醍醐味だし。でも、ティアラ盗難事件の真相とか、何かチープに思えてしまった。何か「浅いなぁ・・・」と思っちゃって。本当に映画館で見なくて良かったです。本当は見に行くつもりだったんですが、予定が立て込んでていくのが面倒くさくなってしまって、結局やめたんですよね( ̄∇ ̄;)私の本能(?)、スゲェ。けどアマゾンでは、割と高い評価なんですよね~これ。レビュアーの評価と自分の評価がここまで食い違ったのは初めてです(^_^;)本当は星一つでもいいくらいなんですけど、映画の最後の最後で原作ファンには嬉しいちょっとしたサプライズがあったので、おまけして星二つとしました。人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*´∇`*)↓
2009年06月08日
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「“相応しくない”って? そう言ったのか」こくりとユキヒロは頷く。自分は藤堂のGSに相応しくない―――確かにアスカはそう叫んでいた。悲痛な声で。「何言ってんだ今さら? 藤堂さんがGS嫌いなのは最初から分かってたことだろうに」レオンは首をひねる。アスカの言葉の真意はわからないが、おそらく六年前のことを思い出してナーバスになっているのかもしれないと、ユキヒロは予測していた。彼女は他人に対して歯に衣着せぬ物言いをするし、腹を立てれば手も出すが、その実 どこか自分の力を恐れている節がある。理性が残っているうちは手が出ても手加減するが、あの性格だから一度頭に血が上ると手がつけられなくなるのも確かだ。本人もそれを分かっているから、今回の件に過剰反応するのだろう。「まあ…お前でもダメなら、ここはいったん退くしかないな。あいつが落ち着くのを待つしかない」「………そう、ですね」確かに、ここで押してもアスカは余計に頑なになるだけのような気がする。しばらくそっとしておくのもいいかもしれない。本来ならば橘やゴウシにも来てもらい、アスカの説得に加勢してもらいたいところだが、あいにく今日は二人ともそれどころではない。橘は連続して発生したGSの不祥事の後始末にてんてこまいだし、ゴウシは謹慎を命じられたGSの代わりに官僚たちの警護に当たっている。「……ところでよ、ユキ」「はい」「変だと思わねえか? この一連の事件」「変…ですか?」「変だよ。まぁ事実は小説より奇なりって言うからな、GSが立て続けに犯罪を起こしたって、別におかしくはないさ。俺が言いたいのはそれじゃない。奴らが一様に“何も覚えてない”って言い張ってることだよ」「それは…」「“猛獣のDNAがそうさせた”って? お前までバカな評論家のバカな仮説を信じてるわけじゃないだろうな。そんなわけねえだろ。動物のDNAが宿主の意識を乗っ取るなんてバカなことがあるわけねえ。脳に直接DNAを植えつけたわけでもあるまいし」レオンは全く世の言説を信じていないようだった。「第一、そうだとしたら事件を起こしたGSのやり口はどうも人間くさい。ブレットもキートンも、所持してた拳銃を使用してる。相手を噛み殺したってんなら、まだわかるんだがな」そちらのほうが、「凶暴な猛獣のDNAが目覚めたのだ」という世間の風評と、いかにも合致する。「言われてみれば、そうですけど……ではレオンは、原因は何だと考えてるんです? まさか、彼らが揃って二重人格者だとでも?」「ああ、そういう可能性もあるなぁ。だったら記憶がないのも頷ける。気付かなかったよ」「茶化さないでください。あなたの考えはどうなんです?」レオンの表情が、ふと真剣になる。「別に考えなんて無いさ。ただ漠然とおかしいと思っただけだ。…けど、俺も今後の身の振り方を考えないといけないかもな」レオンは自分の携帯電話を見せた。テレビも見れるタイプだ。画面は小さいが、はっきりとニュース番組が写っている。「さっきまた殺された。今度は何と、国防長官だぜ。うちの“主人(マスター)”と藤堂さんにも皺寄せが来ちまうな」携帯の画面には、『GS、またも凶行』の字幕スーパーが踊っていた。つづく人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*´∇`*)↓
2009年06月05日
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2009年4月発売文庫伯爵と妖精 魔都に誘われた新婚旅行《あらすじ》やっとの思いで結婚式を挙げたリディアとエドガーは、ブルターニュにある薔薇色海岸へ新婚旅行に発っていた。貴族や富豪が集まるこの高級リゾート地では、女性が次々に失踪する事件が起きていたのだが、どうやらそれには美しい海底の都の妖精が絡んでいるようで!?「あなた、ご主人とは合わないように見えるわ」とリディアに囁きかける謎の女性も現れて……新婚二人の愛が試される!?評価…(5段階評価)シリーズが長く続いてくれるのは嬉しいことですが、ここへ来てまた更に謎が増えてしまいました(´▽`;)まだまだ終わらなさそうです、「伯爵と妖精」。何だか今回はラブシーンがちょっと濃くて、コバルト的に大丈夫なんだろうかとちょっと心配になりました(笑)ベッドで夜着を脱ぐ、脱がないでもめたりとか・・・( ̄∇ ̄;)何かそんな感じ全然しないけど、この二人もう肉体関係あるんだよねぇ。私的にはケリーのイラストがあってかなり嬉しかったvvやっぱり可愛い女の子ではないですか!ケリーに限らず、リディアと仲良くしてくれる女の子は大好きです。レイヴンには年増くさいとか言われちゃってますが、めげるなケリー!!今回ユリシスは出てきませんが、代わりにリディアたちの敵(?)として立ちふさがる人は何だかとても気に入ってしまいました。敵方の人間ですらそんな感じでしたから、あんまり暗い感じがなく、するっと楽しめる作品になってます。それにしても、続編出るのがやけに早い気がするのですが、気のせい??人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2009年05月30日
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昨日、友達とUSJに行ってきました!(*^-^*)すっごい久々です。できて間もない頃に行ったきりだったから、知らない間にアトラクションが増えててびっくりしました。そして異様に空いていてビックリ。行ったのは土曜ですから、普通なら一、二時間待ちは当たり前という感じなのですが、午後から行って園内にいたのは六時間程度だったにもかかわらず、ほとんどのアトラクションを回れてしまいました。これはもうアレですね。完全に新型インフルエンザの影響ですね。こんなに人が減ってるなら、ニュースで「観光に打撃」とか言ってるのも無理ないですよ。日本人て心配性だなぁ~。行ったこっちとしては空いてて助かりましたけど。ちなみに私はマスクを忘れて行ったので丸腰状態でUSJをうろちょろしておりました(爆)今のところ何ともありませんが、感染したら笑ってください( ̄∇ ̄;)しかしUSJに行って改めて思いましたが、私は年を経るごとに絶叫系が苦手になっていってる。USJには「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」というジェットコースターがあるのですが、何の因果か一番前に乗り込む羽目になりまして。で、そのジェットコースター、上まで上がっていくとほぼ直角に降下していくつくりになってるんですよね・・・「ヤバイ、死ぬ」と思ったので、途中からずっと目をつぶっておりました。あんなに怖い思いをしたのは久しぶりです。で、またそのジェットコースターが長いんですよ、距離が!!(いつ終わるんだ、いつ終わるんだ~)ってずっと念じておりました。後ちょっと長かったら「降ろせ~」って叫んでたかもしれない。子供の頃は嬉々として乗ってたのになぁ・・・こういう乗り物の嗜好って年とともに変わるんですね。アトラクションで私が一番好きなのは、何を隠そう「ウォーターワールド」でございます。ずっと前に一回見たことがあるんですけど、また見たくなったので行っちゃいました。やっぱり面白かった~~!!゚.+:。 ヾ(≧ω≦)ノ゚.+:。 水しぶきあり、銃声あり、そして爆発あり!!スバラシイ・・・隣に座っていた見知らぬ子供は泣いてたけど(笑)このショーが一番ハリウッドって感じがします。何回見ても飽きない!!そして夜は「マジカル・スターライト・パレード」を見ました。これはエルモですね。下のほうに協賛している「アート引越しセンター」という会社名が描かれているのが何とも興ざめしますが(;-ω-Aこれはスヌーピー。携帯で録ったので映りが悪いのが難点ですが。これは「不思議の国のアリス」のティーカップ。写真には写ってませんが、ポットを持ったマッドハッターっぽいお兄さんたちが横で踊っておりました。「アラビアン・ナイト」の象です。「アラジン」ではないようです・・・何かディズニーとの区別がつかなくなってくるんですよね(笑)このあたりでアラビアンな感じの衣装を身にまとってお姉さんたちが大量に出てきました。目の保養です(笑)これは「シンデレラ」。おなじみのかぼちゃの馬車も出てきたんですけど、うまく録れませんでした(;´Д`)ノでもすっごく綺麗だった!!こういうパレードを見たのはなんと20年ぶり・・・子供のとき、ディズニーランドでエレクトリカルパレードを見て以来ですね。新型インフルエンザがはやってるときでしたが、行ってよかったです(≧▽≦)ゞまぁ万が一熱が出てもうちにはタミフルがあるし、何とか乗り切れると思います。人生図太く、が私のモットーなので(爆)USJ行きたいなと思ってる方は今が行き時かもしれませんよ!人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2009年05月24日
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「…どうだった?」レオンの問いかけに、ユキヒロは首を振った。「インターホンには出ていただけましたけど……ちょっと話しただけで切られてしまいました。どうしちゃったんでしょう、アスカさん…」「…………」アスカの様子がおかしいことに最初に気付いたのはレオンだった。昨夜アスカと電話した後、やはり彼女の様子が気がかりで再度かけなおしたのだが、何度かけてもつながらなかったのだ。アスカが携帯の電話を切っていることなど滅多にない。そこで迷惑だとは思ったが、夜にアスカのマンションに行ってみた。アスカの家に固定電話はないから、携帯の電源が切られているとなるともう直接家に押しかけるしかないのである。が、インターホンに出たアスカの言葉は意外なものだった。『今は誰とも話したくない』レオンはアスカと知り合ってまだ二年だが、こんな物言いはおよそ彼女に似つかわしくないと思った。拗ねているような、自暴自棄になっているような。ともかく部屋に閉じこもって出てこないなど、アスカらしくない。何が彼女をこんなふうにしたのかさっぱり見当がつかなかったが、ドアの鍵を壊して室内に踏み込むわけにもいかないから、レオンはとりあえず引き下がることにした。そして翌日、今度はユキヒロにアスカを訪ねさせたのである。だが結果は、レオンと似たり寄ったりだったようだ。「…アスカは何て?」「それがですね…」「アスカさん、ユキヒロです。大丈夫ですか?」呼び鈴を押してしばらくしても返事がないので、ユキヒロはドアの外から声をかけてみた。静寂。ユキヒロは途方に暮れた。原因は何なのだろう。レオンから聞いた限りでは、どうやらGSが連続して人を傷つけたことについて心を痛めていた様子だったらしいが―――…『…何?』その時、か細い声がインターホン越しに聞こえてきた。これがアスカの声か?ユキヒロはぎょっとした。こんな蚊の鳴くような声で喋るアスカを、ユキヒロは知らない。「アスカさん、どうしたっていうんですか? これしきのことで落ち込むなんて、あなたらしくないですよ。まだGS制度が廃止されると決まったわけではありませんし……きっとまた、藤堂元帥のGSに戻れますよ」思いつく限りの励ましの言葉を述べた。だがそんな言葉など効果がないのではないかと不安になるほど、さきほどのアスカの声は弱々しかった。『……事件を起こしたGSは…二人とも“何も覚えてない”って言ってんだろ』「え?」『あたしが将来そうならない保証なんてどこにもない。また…また誰かを傷つけるかもしれないんだ……“あの時”みたいに。お前だって知ってるだろ』「!」何が言いたいのか、ユキヒロはすぐに分かった。アスカは今でも六年前のことを引きずっている。感情を爆発させ本能の赴くままに他人を傷つけた自分を、今でも恐れているのだ。「アスカさん、けれど……」『それだけじゃない。あたしが藤堂のそばにいても何の意味もない。あたしはこの世で、藤堂を守るのに一番相応しくない人間なんだよ……!』がちゃん、と音がして、声が途切れた。インターホンを切ったのだろう。最後に聞こえた彼女の声は、震えていた。どういう意味かはわからない。けれど、彼女の言葉からして、事態は相当深刻なようだった。つづく人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2009年05月19日
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俎上の鯉は二度跳ねる《あらすじ》妻と離婚した恭一。だが今ヶ瀬との男同士の微妙な関係は、今も続いていた。今ヶ瀬に抱かれることに慣らされてゆく日々。ところが、恭一に思いを寄せる会社の部下・たまきの存在が二人の関係を大きく揺るがし始め…!?ケータイ少女誌「モバフラ」で配信された水城せとな大人気シリーズ完結編!!評価…(5段階評価)「窮鼠はチーズの夢を見る」の続編です。あらすじにもあるように、この本に収録されている作品は既にケータイで配信されていまして、私はシリーズ最終作「俎上の鯉は二度跳ねる」についてはほぼリアルタイムで読んでいました。感想はコチラ。→第4話、第5話、第6話、第7話、第8話、第9話(最終回)。(第1話から第3話までの感想は書いていません)「俎上の鯉は二度跳ねる」ですが、表紙がまたいいんだこれが!!゚.+:。 ヾ(≧ω≦)ノ゚.+:。 収録作品のタイトルにちなんだ絵が、バックの壁に吊り下げられています。「憂鬱バタフライ」の蝶、「黒猫、あくびをする」(描きおろし)の黒猫、「梟」のフクロウ、そして「俎上の鯉は二度跳ねる」の鯉。無論、今ヶ瀬と彼にネクタイを締めてもらってる恭一もかっこいい。この本での恭一は本当にカッコよかった。「窮鼠~」での彼とは本当に別人です。「窮鼠~」では今ヶ瀬の恋心に圧倒されて流されていったという感じでしたが、この本では彼の思いが今ヶ瀬を追い越してしまっていました。傍から見る分にはそれはとても喜ばしいことのはずなんですけど、結局そのことが二人の関係をよりややこしいことにしていくんですよねぇ。ラストはどんな風になるんだろうと思ってましたが、私的には好きな終わり方でした。鬱エンドじゃなくてよかった・・・(>_
2009年05月18日
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せ、切ない・・・!(T-T)とうとう最終章に突入した「櫻狩り」ですが、今回ほど蒼磨が切なく悲しく、そして美しく見えたことはなかったです。しかし表紙は何だかすごいことに(;-ω-A櫻子と蒼磨のツーショットですけど・・・何だこれ?和風SM?(笑)内容は表紙ほどぶっ飛んではいませんでした。たぶん。葛城はやっぱり死にました。ていうか殺されました。蒼磨って正崇が絡むといつも以上にえげつない・・・妻の昌代を使ってくるとは。蒼磨は昌代が茶に毒を仕込むよう仕向けていたけど、自分で毒を入れたわけではないし、毒を入れろとも言っていない。毒入りの茶を葛城に口移しで飲ませたときも(二人のキスシーンなんて別に見たくなかったですが(´▽`;))、蒼磨は薄々毒入りだって知ってたんだろうけど、毒入りと知って飲ませたかどうかなんて証明できないし、昌代が口をつぐめば蒼磨が事件に関与してたなんて誰にも言い切れない状態ですよねぇ。狡猾だ・・・現在なら逮捕されちゃいそうですけど、この時代の特殊性もあるからギリギリで警察の手を逃れられそうではありますよね。華族は犯罪を犯しても大目に見られることが多かったみたいですし。(殺人罪についても見逃してもらえたのかは知りませんが)昌代もきっと、蒼磨のことを憎からず思ってたんでしょう。でなければあんなに簡単に堕ちるわけがない。いくら葛城との夫婦関係が冷え切っていたとしてもね。そこをあえて利用した蒼磨、酷い男だ・・・でも好き(笑)死にゆく葛城の脳裏には父親に折檻された記憶が蘇っておりました・・・葛城が縛り付けられていたのは櫻の木。そして、正崇が田神家に引き取られた場所にも櫻の木が。この符合・・・意味深ですね。葛城の場合も正崇の場合も、櫻の木は辛い記憶と直結しています。蒼磨にとっての櫻の木とは、不仲であった義母と櫻子を連想させるものなのでしょうか。蒼磨は、外見は立派な大人の男性だけど(前回で年齢は25だと判明しましたね)、中身はまるっきり子供です。子供が親の愛情を求めるように、ひたむきに、そして盲目的に正崇を愛している。「彼を此んなに愛して了った、僕を彼の世で嗤え」瀕死の葛城を見下ろしつつそう言った蒼磨の顔は、一瞬笑顔に見えて心底ぞっとしてしまいました。彼にとってはこの殺人は「正しいこと」なのでしょう。葛城は、蒼磨が誰より大切に思っている正崇を傷つけた。だから殺した。たぶんそれだけのことなんでしょうね。傍からみててヤバいくらいに正崇にハマっていっている蒼磨ですが、対する正崇は相変わらず腰が引けています。以前蒼磨が言ったように、正崇は他人と深く交わることを恐れている。それは幼い頃母親に捨てられた記憶と、養父母の家で実子の貢と養子の自分の差を痛感させられた記憶が原因でしょう。愛されなくなるのが辛いから、最初から誰も愛さない。他人を思いやる心を「自己満足」と決め付け、はねつけることで自分を守っている。自分の心が「間違っている」と言われたときの蒼磨の表情、痛々しかったなぁ・・・置いてかれた子供のような表情でした。蒼磨の思いが痛いくらいに真実であるがゆえに、正崇が彼から目をそらし続けることが残酷に思えます。どこまでもすれ違っちゃうんだなぁ。「僕を見て正崇」せ、切ねぇ~~~・・・蒼磨の願いは届かず、正崇は貢が重体であるという電報を受け取ったのを、これ幸いと帰郷してしまいます。今回初めて出てきた田神家の人々ですが、これは正崇がひねくれるのも無理ないな(^_^;)基本的に悪い人ではないのでしょうが、貢>正崇なのがもうバレバレだ。貢がいい子だから余計悲しい。だから正崇も余計弟が憎かったんでしょうが。しかし、初めて弟に自分の気持ちを吐露したことで、正崇はようやく自らの心と向き合えました。これで蒼磨の心を慮る余裕もできるといいんですけどね。一方、一人残された蒼磨の憔悴振りはすさまじいです。華奈子との結婚もいよいよ本決まりになってきて憂鬱なところへ、櫻子に正崇の写真を盗まれ。もう正崇が帰ってくることはないとわかっていても、写真が破られてしまうのを止めずにはいられない。もう未練たらたらです。荒んでます。ヒキガエルのような上田侯爵に色目を使うほど。上田侯爵が散々蒼磨に絡むのは、彼も蒼磨に惹かれているからなのか?まぁどうでもいいけど。「男娼」と罵倒する侯爵を尻目に、乾いた笑いを漏らす蒼磨がもう・・・!(>_
2009年05月15日
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ルマティ&クインザ登場!なわけですが、浪川さん、やっぱり合ってません(涙)前から思ってたんだけど、浪川さんはクールな役のほうが合ってる。ルマティみたいな元気な少年の役は何か・・・ものすごく申し訳ないがヘタに聞こえてしまいます(;-ω-Aクインザの子安さんはぼちぼちというところでしょうか。何か声がカッコよすぎる気もしないではないですが・・・なんか浪川さんの声よりも存在感があるんですよね。あとの見所は、ブリジットと立人のきわどい会話?(笑)花鹿には到底話せない立人の過去ですね(^_^;)ちょっと気になったんですけど、ルマティは聖布の説明をするときに、聖布を取るときは「相手に敗北を認めるときか、異性に求婚するとき」と言ってましたよね。アニメでは原作の序章に当たるマハティの話がないので、ここでラギネイの特殊な風習が説明されるわけですけど、聖布は今後「相手に最大限の敬意を表する」という意味で重要なアイテムになってくるわけですから、「相手に敗北を認めるとき」ではなく「相手に敬意を表するとき」に聖布をとる、と説明したほうがいいのではないかと思いました。だって相手に敗北を認めて聖布を取る、っていうシチュエーションってたぶんなかったと思うし……まぁ文句つけても仕方ないんですけど。しかし何というか…相変わらず可もなく不可もないアニメだ。常にテンションが一定というか、モールス信号のように単調。見ますけどね、それでも。人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2009年05月09日
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「花咲ける青少年」も第4話まできたわけですが・・・何かが足りない。無難にまとめすぎというのか・・・もっといえば退屈。原作のあるアニメで、なおかつ原作の内容を知っていても楽しめるアニメっていうのはたくさんあると思うんです。「桜蘭高校ホスト部」とかがいい例ですよね。「花咲ける青少年」はなんかスタッフの愛があんまり感じられないんだよなぁ。原作に忠実なのはいいんだけど、それに引きずられすぎて全く味気ない感じになってしまってる気がする。アレンジすると話がつまらなくなるリスクはありますが、かといって何も手を加えないというのもちょっと・・・レストランでも、素材そのものがいいからといって何も味付けしないで料理を出すところはないですよねぇ。あれと同じだと思うんですが。何で退屈なんだろう、と考えてみたときに思うのは、構図が単調であること。何か同じような構図が何回も出てきてる印象がある。話にイマイチのめり込めないからそんなとこが気になるのかもしれませんが。一応最終回まで見続けるつもりですが、感想書くのが何だか面倒になってきた(爆)がんばれ、ぴえろ。そうはいっても一応次回は楽しみです。ルマティ&クインザ登場!ですからね。子安さんのクインザはどんな感じなのか楽しみ。浪川さんのルマティは・・・たぶん「07-GHOST」のミカゲのような感じになるんだろうが、あんまり合ってない気がする・・・(´▽`;)人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2009年04月28日
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ネタバレありです。「俎上の鯉は二度跳ねる」も今回で最終回ですね。そして同時に、恭一と今ヶ瀬もこれで見納めということに・・・何だかあっちこっちで鬱エンドを想像されてる方が多くて、私も最初はそうかも、と思ってたんですけど、第8話を読んだ時点でそれほど鬱な終わり方はしないんじゃないかって思ってました。だって第8話が(私的に)超鬱な展開だったから(爆)そのまま終わりまで鬱なテンションが続くというのはまぁないだろうと。予想は・・・まぁ半分当たり、半分外れたという感じ。予想以上にあっさり終わった。意外といい終わり方だったんじゃないですか?まぁちょっと拍子抜けだった感じがしなくもないですけど・・・携帯で漫画見ると、いつ終わるのかわからないから心の準備がしにくいんですよね^_^;ただ、二人の未来が順風満帆という感じにはなってないですね。当たり前だけど。たぶん、この二人は本当にいつか終わる。二人の溝は永遠に埋まらない。それでもいい、って開き直れたところが恭一の成長したところなのかな。今ヶ瀬を手放せないんだけど、ずるずると腐れ縁を続けていく気もない、ということをはっきり表明したのもよかったです。だってさぁ・・・今ヶ瀬がキレて出て行って、そんでまた戻ってきての繰り返しって・・・萎えますよね(; ̄ー ̄A(恋人同士の)腐れ縁って私好きじゃないし。それって不毛だもんね。そうそう、やっとタイトルの意味がわかりましたよ(笑)「俎上の鯉」は今ヶ瀬のことでした。「二度跳ねる」っていうのは・・・「梟」で恭一に別れを告げたとき(一回目)と、戻ってきたのにまた出て行ったとき(二回目)を指すのかな?それとも「跳ねる」っていうのは今ヶ瀬が「貴方じゃ駄目だ」って言ったことを指してるんでしょうか。だとしたら、三度目に跳ねたらもう俎上の鯉は放っておかれることになりますね(^^ゞ長い連載でしたが、収まるところに収まってよかったかなって思います。まぁこの二人のことですから純粋なハッピーエンドは望むまいと思ってましたけど、想像以上にハッピーな終わり方でよかった。だって一応縒り戻したもんね。たとえ終わりに向かって突き進む関係だとしても。でもそれって恭一と今ヶ瀬に限ったことじゃないですし。「いつか別れることになるかも」っていう不安はヘテロのカップルだって持ってるものだと思いますしね。でもだからといって、相手を大切にしないわけにはいかない。二人が互いに指輪を贈るのも、これからもずっと一緒にいようという約束なのではなく、今このときお互いを愛していることを証明するためなのかな、と思いました。水城せとな先生、お疲れ様でした。コミックスも絶対買います(*^-^*)人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2009年04月20日
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今回も多少突っ込みどころはあれど、大きく崩れることはなかったですね。まあ、ぴえろだから今後どうなるかわかんないけど・・・(;-ω-Aそういえば、なぜ自分はこれほどぴえろに対して不安感を持ってるのかと不思議に思っていたのですが、ぴえろのサイトを見て疑問が解けました。ぴえろがこれまで手がけてきた作品の中には、「烈火の炎」「幻想魔伝最遊記」といった作品があるのですが、どちらも酷い絵だった・・・原作の絵が綺麗だっただけになおさらね・・・たぶん無意識的に制作がぴえろだと覚えてたんでしょう。だから「花咲ける~」の制作がピエロだとわかったとき、「ゲッ」と思ってしまったんですね~。ぴえろは何ていうか、絵以外にも突っ込みどころがありまして。今回、花鹿を追うためにヘリだのパトカーだのを総動員するシーンがありましたが、ちょっとヘリが多すぎやしないか。ヘリとヘリはあんなにくっついたらまずい気がするんですが・・・( ̄∇ ̄;)まぁ、いいんだけどね。あと、クリスティンがあんまりユージィンに似てないのがちょっと気になった。彼らの「顔」が似ているということはこのエピソードの核になる要素なんだから、そこ手抜きしてどうするよ。予告でのユージィンの祖母の顔はユージィンそっくりだったのに・・・(;´Д`)ノちょっとけなしちゃいましたけど、まだまだ私は見捨てませんよ!!もっと酷いアニメを私は何度も見てきた!(自慢にならん)今回は注目すべき新キャラも出てきたしね!そう、カールですよ、カール!!゚.+:。 ヾ(≧ω≦)ノ゚.+:。 でも台詞一言だけで、よく分からなかった(爆)彼の再登場はきっともっと後だろうから、その時までお預けですね・・・あと、回を重ねるごとに花鹿役の遠藤さんが好きになってきました。あんまり女性声優に興味持ったことはなかったんですけど、彼女のように自然なんだけど存在感のある声って好きだなぁ。少年ぽい花鹿に良く合ってます。立人とかユージィンに全く負けてません。たぶん次でユージィン編は終わりですね。そのあとは何だったっけ・・・夫候補が新しく出てくる前にユイのエピソードが入るんだっけか?人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2009年04月20日
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電話を切った後、アスカはしばらくその場に立ち尽くしていた。レオンはアスカの態度を不審に思ったかもしれないが、今の気持ちをそのまま彼に打ち明ける気にはなれない。―――猛獣のDNAが、宿主を凶暴にする―――レオンは、そんなこと憶測だと一蹴したが、アスカは素直に聞き入れられなかった。過去の出来事が、どうしても彼女の足に枷をはめる。「あのこと」はリョウジたちにとっても二度と思い出したくない出来事だろうが、アスカにとってもトラウマだった。自分が本当の化け物に変貌する一歩手前まで来たあの時。あの時はすんでのところで橘に押し戻してもらえたが、今度はどうなるか分からないのだ。無論、あの頃の自分とは違うと、胸を張って言える。けれど、不安は消えない。(……怖い)アスカはびくりと肩を震わせた。だがそれは恐怖からではない。いきなり携帯電話の着メロが鳴り響いたからだ。音量を小さくしておかなかったことを少し後悔しつつ、アスカは電話に出た。「何だよレオン、まだ何か…」『こんばんは』「!」レオンじゃない。声が違う。聞き覚えのない声だった。「…誰だ?」何となく嫌な予感がしつつも、そう問わずにはいられない。声の主は、くすりと笑った。『ふふ、“本当の声”であなたと話すのは初めてですから無理もありませんね。でも…何となく分かるでしょう?』慇懃だが鼻につく話し方。それに“本当の声”という言葉。本当の声でない声でアスカと話した人間は、一人しかいない。変幻自在に姿を、そして声までも変えられる男。「ゲオルグ・シュバイツァー…?」『ご名答』なぜゲオルグ・シュバイツァーがアスカに電話をかけてくるのだ。どこで携帯の番号を知った?アスカの内心などどこ吹く風といった様子で、ゲオルグは話し始める。『大変ですね、あなたも。どこまでも他人の思惑に踊らされる運命なんでしょうね。同じキメラとして同情しますよ』「…お前とあたしは違う」ゲオルグは自分がキメラだと認めた。セルムにGSとして登録されていない以上、やはりゲオルグはグリンロッドのアドバンスト・チルドレンなのだ。だが、一体何のDNAを植えつけられたのだろう。彼のような能力が現れるような猛獣などいただろうか。『確かに性格的には正反対でしょうね。その点では私もあなたと相容れるとは思いません。けれどその他の人間はどうでしょうか? シン・藤堂にとっては、あなたも私も大して違わないと思いますがね』「……何が言いたい?」なぜここで藤堂が出てくるのだ。「藤堂がキメラを嫌ってるのだとしても、そんなこと関係ない。あたしは力の及ぶ限り、あいつを守る」ゴウシから頼まれたのだから。…それに、アスカ自身も藤堂の力になりたいと思っていた。『あなたがそうしたいと言うのなら止めはしませんがね。シン・藤堂のほうは果たしてそれを望むでしょうか』「…何?」『彼の過去を知っていますか? 彼は十二の時両親を暴漢に殺されています。その暴漢は―――キメラだったんですよ。しかも“豹(パンサー)”のね』「……え…!?」今、何と言ったのだ。誰が、誰に殺されたって?『彼があれほどキメラを嫌っていたのはそのためですよ。親の仇じゃ、好きになれって言うほうが酷ですよねぇ』嘘だ。嘘だ、そんなの。―――いや、待て。自分は気付いていたんじゃないのか?藤堂が復讐のために生きていると知ったときから。復讐の対象に憎悪と拒絶をたぎらせる瞬間を見たときから。その時の表情は初めて自分と会ったときに見せた表情と同じだったと―――気付いていた。無意識的に逃げていただけだ。考えることを、本能的に放棄していただけだ。(聞きたくない。これ以上)反射的に、アスカは電話を切った。ついでに電源も切った。これ以上、ゲオルグの声が衝撃的な事実を紡ぐのに耐えられそうにない。(何が…何が“藤堂の力になりたい”だ)笑わせる。自分は藤堂の一番大切な人を奪った奴と同じ生き物。しかも同じ“豹(パンサー)”……。最悪じゃないか。(藤堂は、あたしを絶対に受け入れない。あたしが藤堂なら、死んでも拒絶する)藤堂はアスカを必要としない。アスカがキメラである限り。一生距離は縮まらない。初めて会った時、藤堂が自分に浴びせた言葉が蘇る。“個人的な感想としては、化け物とどう違うのか…理解に苦しむがね”(藤堂…!!)ツー、ツーと電話が切れた音が規則的に耳を打つ。ゲオルグ・シュバイツァーは携帯を閉じてポケットにしまった。風が、彼の長髪を乱暴に巻き上げる。ゲオルグは面倒くさそうに、顔にかかる赤毛をかきあげた。「…やれやれ、ここまでショックを受けるとは思いませんでしたよ」打てば響くというのはこういうことをいうのだろう。こういう結果を想定して藤堂の過去を暴露したとはいえ、ここまでうまくいくとは思っていなかった。「しかしこれで、しばらく大人しくしていてくれそうですね。今“主人(マスター)”の思い通りに事が進んでは困るのですよ……」そう言って、ゲオルグは再び歩き出した。彼の姿が夜の闇に消えるのに、そう時間はかからなかった。つづく人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2009年04月20日
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【中古】ボーイズラブ小説 GO WEST!BLです。《あらすじ》憲章はバイトで食いつなぎつつ、夜は毎日のようにクラブに繰り出していた。脛をかじり続ける憲章に業を煮やした母と伯父は、彼を騙してテキサスの牧場で半年間彼を働かせることに。おまけに牧場の跡継ぎ・ディランは、憲章に徹頭徹尾厳しい。最初はディランのことを嫌っていた憲章だが、彼の優しい一面に触れるうち、印象が変わっていって・・・評価…(5段階評価)この間感想を書いた「NOと言えなくて」もそうなのですが、これも携帯の電子書籍で読んだものです。最近は便利ですね。もう本屋ではここまで古いのは見当たらないもんなぁ(;-ω-Aわざわざ取り寄せるのも面倒だし。ただ、新しいのは電子書籍化されてないことが多いのが難点ですけどね。これもおもしろかったです。松岡なつきさんの本って、新旧問わずどれも「読ませる力」があってホントすごいです。古い作品でも全く鮮度が落ちてない。どの作品でもよく調べてあるなー、というのが凄く分かります。この本でも、テキサスの風土とか、カウボーイの習慣とか、牧場での仕事とか、ほんとにいろいろ調べてあるなぁと感心しました。臨場感があるんですよね。キャラもよかった。憲章、本当に自分の居場所が見つかってよかったよね(^^ゞあんたはあのまま日本にいたらほんとにダメになってたよ(笑)濡れ場は「NOと言えなくて」よりは控えめになっております。が、このくらいでちょうどいいかもしれない。松岡なつきさんにはこのくらいの濃さが合ってる気がします(*^-^*)人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2009年04月17日
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Noと言えなくてBLです。《あらすじ》大学生の坂瀬緋呂人は、気弱でノーと言えない性格。それが災いして、ローンで新車を買わされた上、詐欺に遭うハメに!!途方に暮れる緋呂人を助けたのは、自動車ディーラーの保科英彦だった。有能で押しの強い彼に一目惚れされ、緋呂人は断れないまま、なし崩しに関係を持ってしまう。普段は優しく頼もしいのに、ベッドの中では超イジワル。そんな英彦に心も身体も馴らされて…。 評価…(5段階評価)「FLESH&BLOOD」(感想はこちら。)を読んで以来、すっかり松岡なつきさんにはまってしまいました(≧▽≦)ゞそれ以来、この「NOと言えなくて」を始めとして松岡なつき作品を読みまくってます(*^-^*)「FLESH&BLOOD」ほど派手な設定ではありませんが、この「NOと言えなくて」も面白かったです。松岡なつきさんの本を読むと一度は「へ~~」と感心のため息をついてしまうのですが、この本でもついちゃいました。主人公・緋呂人は冒頭からいきなり詐欺に遭ってしまうのですが、その詐欺の手口が興味深くて(笑)こんな詐欺もあるんだな、みたいな。まぁ感心するとこじゃないですけど(^^ゞ攻めの英彦さんは鬼畜です。基本的に余裕のない人ですけどね。松岡さんの本はどれも結構絡みの描写があっさりしてますけど、この本は濃い目です(笑)まぁ、あらすじからして濃いな、っていうのは想像つきますけどね( ̄∇ ̄;)星一つ減らしたのは、緋呂人の性格があまり好きではなかったため(爆)特に最初の辺りね。英彦との絡みが多くなってからはあまり気にならなくなったけど。とにかく優柔不断なんですよ・・・面倒を避けたくて唯々諾々と相手のいうことを聞いてしまうというやつです。気持ちはわからなくもない。ですが、ものすごく申し訳ないけども、私はそういうの見てるとイライラしてしまいます(爆)緋呂人だけでなく、彼を舐めきってアゴで使う連中にもね。感情移入しすぎですかね?^_^;でも最後はハッピーエンドなのでよしとしよう。英彦さんと両思いになったら、緋呂人ももうきっぱり断る勇気を持ててるでしょうしね。人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2009年04月14日
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あっという間に1週間経った(´▽`)前回オープニングの感想書くの忘れたので、それから書きます。まぁ何ですかね・・・花が落ちてる時間が長いよね。何秒続くの、このシーン?って感じです( ̄∇ ̄;)手抜きと思われても仕方ないですよ・・・歌の調子と合わせてるのかもしれないけど。オープニングはさすがに絵が綺麗ですが、どう見てもルマティが花鹿の夫になるように見える。だって最初のツーショットがこの二人なんだもの^_^;立人とのツーショットって確かなかったような気がするし・・・まぁいいけども。最後の花鹿&四人の男のカットはよかったですね~(* ̄∇ ̄*)このアニメは正にこういう感じだ(笑)さて、本編ですが。ついにこの男登場です。ユージィン・アレキサンドル・ド・ヴォルカン。CVは小野大輔さんですね。初めてお声を拝聴しましたが・・・う~~~ん。上手いのか下手なのかよく分からない(爆)ファンの方すみません。しかし、森川さんほど安心して聞ける、という感じではなかった。確実に。本編も原作どおりで、これといった感激もなかったな。まぁ事態が動くのは次回以降ですね。そう、次回ですよ!!第3話にしてカール登場ですよ!!p(((≧∀≦)))q早い!(笑)でも顔が変(´・ω・`)誰だよあのツリ目は・・・(;´Д`)ノでも早く福山さんのカールが見たい。カールの演技は安心して見れそうでよかった。立人の次にカールが好きなものですから・・・゚+.(´∀`*).+゚.人気ブログランキングに参加しました。よろしければクリックお願いします♪(*^▽^*)↓
2009年04月13日
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