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「龍馬伝」 第二部「お尋ね者龍馬」
龍馬(福山雅治)は土佐を脱藩し、姿を消す。そのころ土佐藩では、東洋(田中泯)を暗殺した半平太(大森南朋)が藩の保守派と手を組み、藩主の豊範(染谷将太)が京へ行けるよう算段をしていた。一方、象二郎(青木崇高)は姿を消した龍馬が東洋暗殺の実行犯とにらみ、弥太郎(香川照之)と井上(金山一彦)に龍馬の捕縛を命じる。弥太郎は妻の喜勢(マイコ)を土佐に残し、井上と共に大坂に向かう。さらに半平太も勤王党の収二郎(宮迫博之)、岡田(佐藤健)らと共に大坂に入る。同じころ、大坂の飲食店では沢村(要潤)が溝渕(ピエール瀧)と脱藩した後の龍馬の足取りについて語り合っていた。沢村と龍馬は一緒に脱藩したが、下関で二人は別れたのだった。そんな中、弥太郎と井上は半平太が龍馬をかくまっているのではないかと疑い、大坂で龍馬を捜す。そこへ、龍馬がふらりと現れる。
お話の最初に出てきたのは明治15年、既に三菱財閥の基盤を築きあげつつある岩崎弥太郎。羽振りの良い身なりと、派手な芸者遊びに豪華な食事。
そんな彼が、記者からの頼みで龍馬の回想を始めます・・・。
弥太郎は龍馬を探しに大阪へ。その大阪で、食べ物屋の屋台に現れた龍馬と弥太郎の再会。龍馬はすっかりワイルドで自由、なんとなくつかみどころのない、みんなのイメージするような坂本龍馬になっていました。
弥太郎も、こう言ってますね。
「別世界におるような凄みのある男に変わっちょった」
また、龍馬は半平太にも再会します。
半平太は東洋の死後、藩の保守派と手を組んで勢力を固めており、藩主が京に上るバックアップをしていましたが、藩主がハシカにかかってせいで大阪で足止めを食っていたのです。
半平太によると、権平兄さんの知恵と、あとは半平太の口添えで、龍馬の家はお取りつぶしにならずに済んだみたいですね・・・。
そして純真で半平太をひたすら敬愛していた岡田以蔵は、半平太に利用されて?東洋暗殺の罪を被り、ダークサイドへ落ちていくようですね・・・。
東洋暗殺を企てたのは自分だと名乗りをあげ、更に暗殺者を追跡している土佐からの追手を自分が始末すると言いだした以蔵。涙を流す純情な彼を抱きしめながら空を見つめる半平太の眼には何が映っていたのか・・・(これは、フィクションなのでしょうか?)。
私的には、このドラマは、もしかすると歴史上の人物をモティーフとして、フィクションも取り混ぜた物語なのかな、と思って観ています。この人物は、もしかしたらこんな考え方で動いていたのかもしれないし、そうじゃないかもしれないですけどね。
「人斬り以蔵」誕生のいきさつは、そういう意味では痛々しいものがありました。
龍馬は察したはずじゃ。武市の仕業じゃと。武市はもう別世界の人間になってしもうたがじゃと。
次回、龍馬は京で加尾と再会するようです。
龍馬も、半平太も、以蔵も変わってしまいました。
一番変わっていないのは弥太郎かもしれないですね。龍馬を切れずに大阪から土佐へ戻った彼が、しっかり者の奥さんの膝にしがみついてオイオイ泣くへたれっぷりにちょっとほっとしたのでした
「龍馬伝 22話 龍という女」 2010年05月30日
「龍馬伝 21話 故郷の友よ」 2010年05月23日
「龍馬伝 20話 収二郎 無念」 2010年05月16日