2007/05/24
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テーマ: 社交ダンス(9046)
高所恐怖症だった女性がたった一週間のイメージトレーニングで恐怖を克服したという話を先日テレビで放送していました。

今日のレッスンでまずいわれたのは、イメージを変えるということでした。

「どんなにステップやタイミングを変えても、持っているイメージを変えない限り踊りは変わって来ないんですね。」

いろんなレッスンビデオを買ってみたり、外人選手の競技会での踊りをテレビデ見たり、漠然とした『上手い選手のイメージ』はあっても、それをそっくり真似出来ないのが現実です。




見るだけで完璧に真似出来たら、いまごろとっくに世界チャンピオンですよ。

どんな風に身体を使ったら、理想のイメージに近い動きが出来るのかを教えてもらうのがレッスンというわけです。




今日のポイントは次の3つ。

1 コントラストをはっきりとつける。

2 ベーシックをきちんとものにする。




強い動き、柔らかな動き、速い動き、それらを交互に組み合わせることで踊りにコントラストをつけていきます。

色で塗り分けていく時に、赤の隣に青その隣は黄色みたいに違う系統の色を持ってくると、一つ一つの色がよりはっきり見えて来ますよね。

さらに強い所はより強く、柔らかい所はより柔らかく、そして速い所は更に速く動くことでメリハリの効いた音楽表現が出来るという訳です。




例えばルンバのファンポジションに開いた時、女性は左手を横に出しますね。そんなんじゃ普通過ぎるんだそうです。

『リンゴをもぎ取って握りつぶすくらいの強さ』

実際先生がやってみせて下さるんですが、白雪姫に出てくる長~い爪の悪い魔法使いが毒リンゴをもぎ取るような絵に見えました。

凄い迫力ですよ。

これはあくまで競技会で使うバリエーションの一つですから、サークルでルンバベーシック習ってる皆さんは真似しないで下さいね。

いきなり毒リンゴの魔法使い出たら、先生もサークルの仲間もサーっと引きます、多分。

「やれば動くんだから、もっと思いっきり使って欲しいです。もっとストレッチ、もっと動かして。」

確かに、競技会で『出し惜しみしてるみたいに見える』って言われたのは、『ここまで使うんだ』っていうイメージがなかったからなんですね。







次のベーシックの話。

いくら競技用のバリエーションといっても、動きの基本はベーシックムーブメントですからそれがきちんと出来てないと安っぽい踊りになってしまうんですね。

大将が指摘されたのは8の字。

これって基本中の基本ですけど、世界チャンピオンがやるのと私達がやるのとではあきらかに違いがあるんです。

女性がゆっくりと柔らかな動きをしているときなんかに男性がこの8の形でヒップを動かしますが、それがきれいだとポイント上がりますよね。



「もっと、こう。もっと。」

先生に後ろから骨盤の両脇つかまれてグリングリン動かされてました。

私が指摘されたのは、これも基本中の基本なんですがオープンフェンシングポジションから後退してカウント2で右足が後ろになるとき、もっと上はそのままでヒップをローテーションし続けるということです。

普段やってるつもりでも全然足りないんですね。今日は筋肉痛きてます。





最後の『ルンバを見せる』ですが、これって前回の『溶ける』よりさらに意味不明でした。

二人が離れた位置からザっと近寄る部分があるんですけど、こう言われたんです。

「そこは強さじゃなくて、ルンバを見せて。」




あれ?

今踊ってんのって、全部ルンバじゃなかった........ですか?




先生が男性役をやってみせてくれました。

私の目の前2センチくらいの距離まで、先生の顔がいきなりザっと近付きます。




ち、近い。

頭抱えられてるから逃げられないし、まばたき出来ないぞ。

そのまま溶けるムーブメント。

ちょいと照れる。(歯磨きして来て良かった)

『ルンバを見せる』っていうのは、男女間の愛情表現を強調して見せるってことでしょうか。

それにしても、照れる.....。

この辺もイメージを変えていく必要がありそうです。














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Last updated  2007/05/24 12:21:45 PM
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