2008/12/24
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カテゴリ: TVのはなし
クリスマス・イブは今年最後のラテン・レッスンの予定でした。

急いで仕事から帰ると30分で夕食をかき込み電車に飛び乗って教室へ。

ところがまさにご飯を食べようとした瞬間に電話が鳴ります。

『もしもし、ボクだけど。あのね、先生が骨にヒビ入ったらしくてレッスンなくなっちゃったんだけどどうする?』

どうするって、もう担々麺つくっちゃったしこれからクリスマスディナーでもないよね。大将はまだ仕事あるみたいだし。

というわけで寂しいクリスマス・イブでした。




ケーキもない、チキンもない、ツリーもプレゼントも、ダンスもなしか。サンタだって来ないよな。

発泡酒飲みながら一人ネットゲームでもするかな。(暗いど~)

クリスマスの受難 でお話ししました通り、だいたいクリスマスはついてないんです。






何の気なしに見ていたら、これがとってもいいお話だったんです。

元プロ野球のコーチが高校教師になって、生徒も教師も彼に救われて行くんですね。

NHKの『フルスイング』というドラマでした。




知らなかったんですけど、これ実話だそうです。

打撃コーチ高畠導宏さん。

落合、イチロー、小久保、田口、数多くの選手を育てた名コーチで、50代後半で福岡の高校の教師になりました。

今回のお話は、帰国子女で上手く日本に溶け込めない少女と気の弱い落ちこぼれ教師の物語だったんですが、凄いなあと思ったのは絶対に見捨てないことですね。

彼の人を信じる『ゆるぎない信念』や、心を上向きにする『卓越したコーチング能力』。これはすばらしいです。

コーチングの秘訣として、ご本人が講師を努めた講習会でこんなことをおっしゃってました。

『9割は褒めること、残りの1割は更に上を目指すための道を示してやること。』



タイトル通り、フルスイングですよ。

クリスマスイブなのになんて、腐ってる場合じゃありません。さっそくクカラチャ開始だ。

残念ながらこの高畠さんはもう亡くなられたとのことでしたが、イブに素敵なクリスマスプレゼントをもらった気持ちになりました。

<この本は買いだな>







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Last updated  2008/12/25 07:33:34 PM
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