2009/05/04
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テーマ: 社交ダンス(9449)
東京銀座にある歌舞伎座が取り壊されるまで1年を切りました。

入り口に『あと364日』みたいな掲示が大きく出ていて、ゴールデンウィークに観光に来られた方々が名残を惜しむようにカメラを構えていました。




5月に入り、私達はいま師匠にパソドブレの大改造をお願いしています。

どうもパソの成績がいまいち伸びないので相談した所、

『いまのルーチンはそれぞれがソロで踊っている所が多いから、200%の力が発揮出来てない。』

と言われてしまいました。

試合でいつも二人がそれぞれ100%の力を出し切ったとしても最高でそこまでで、下手すると片方が70%だったりして悪い方の出来に引っ張られるというのです。




この教室に通い始めて丁度2年になりますが、チャチャ、サンバ、ルンバと新しいルーチンになりました。

それらのマイナー変更が毎週のように繰り返されていつも試合で『ちゃんと間違えずに踊れるか不安』な状態でしたので、ようやく落ち着いてホッとしてたんです。



いま第一ハライトまで出来たんですが、『速い・絡む・難しい』で特に私が難儀しております。




闘牛士って基本的に立ってるイメージじゃないですか。

だから男性はそんなに動かないんですね。

逆にケープ役の私の方が伸びるし、巻き付くし、ずっと小走りみたいな感じでエラく動き回るんです。

『パソって、こんな踊りでしたか?』

というくらい大変。

『いったいいつデビューできるんだろうね。』

『もう第一ハイライト以降は去年作り替えてもらったからこのままでいいよ。』





私達はレッスンのあと上野に移動し、コンビニで缶ビールを買ってオープンカフェでくつろいでいました。

5月の風が木々をゆらして,この季節、外で飲むビールは最高です。



ハトって何でも食べるんですね。

そこへもう一羽のハトが飛来し、うどんの奪い合いになりました。




ちょっと弾力のあるうどんはビヨ~ンと伸びて、まるで綱引きです。

どうなるのかと見ていたら、後から来たハトの口元がすべってうどんを放しちゃったんです。

ゴムのように伸びていたうどんがピシっともう一羽の鳩の背中に張り付きます。



肩越しに張り付いたうどんを取ろうと首を伸ばし、クルクルその場で回り始めました。




『なんかあの不器用さが私達のパソに似てるな。』

鳩は必死で顔を回したり足伸ばしたりしますが届きません。

パニクった鳩はうどんをつけたままとうとう飛んで行ってしまいました。

わたしたちは大笑いしながら鳩のダンスに興じていましたが、実はパソの出だしの部分がこの『鳩とウドン』によく似た振り付けなんです。

大将が鳩で私がウドンか。

お笑いネタにならないように練習しないとな。








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Last updated  2009/05/05 12:04:26 AM
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