2010/04/09
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テーマ: 社交ダンス(8732)
カテゴリ: 旅行記
<グエル公園とグリル・アラカルトの巻>

朝早めに行けば教会の中も見られるかもしれないと、世界選手権の翌朝、シッチェスから電車を乗り継いで再度サグラダ・ファミリアに行ってみました。

ところが既に遅く、入場券を買うための行列がこの大きな教会を一周しています。

諦めきれずにちょっと並んでみましたが、なかなか進みそうもないのでついに断念。

復活祭のゴールデン・ウィークですからね。

観光地はどこも混んでるんです。




大将お勧めのグエル公園に行くことにしました。

ガウディの作品の一つで、世界遺産にも登録されたバルセロナを一望出来る公園です。



『こんぴらさんみたい...。』

ただ、こんぴらさんと違うのはエスカレータがついてるんですよ。助かりました。




公園にはたくさんの観光客がいて、一緒に写真撮ってくれるフラメンコ・ダンサーや、ずっとベサメ・ムーチョのギター弾き、扇子やスカーフを売ってる露店があったり、大変なにぎわいでした。

ちょうど日本人の団体さんがいてまぎれて少し説明を聞いてしまったんですが、この公園に使われているタイルは廃材を利用したエコなものだそうです。

この日は夕方から試合だったので、あまり歩き回って疲れたくなかったんですが、見るもの全てが珍しくて広い公園をしっかり歩いてしまいましたね。

グエル公園

昼過ぎにシッチェスの駅に戻り、たまにはホテルじゃないところで食事しようと駅前のモールに入りました。

地下に大型のスーパーが入っていて、1階は魚屋さん、肉屋さん、八百屋さんなどの専門店街になっています。

地中海で捕れるんでしょうね。ウツボなんかも売ってました。




その一角にフードコートのようなちょっとした食事が出来るところがあって、黒板に本日のお勧めランチが書いてありました。



そこで食べてる老夫婦もいるし、お値段も15ユーロでまあまあですから試してみることに。

ところが、これが予想を遥かに上回る凄いアラカルトだったんです。




最初にチキンのパイ包みが出て、野菜サラダがどーんと出たまでは良かったんですが、次が黒くてブニュブニュの見た事無いソーセージがごろっと出て来ました。

美味しいんですけど、脂っぽいしもうこの辺でお肉はいいかなあと思ってたんですね。

ところが続いて存在感のあるチョリソー・ソーセージ。これには参りました。






この日は土曜日で、2時になると周りのお店がいっせいに店じまいを始めましたが、肉攻めはまだ続きました。

ここまでが前菜だったのかな。

その後、皿からはみ出すような本格サーロイン・ステーキが出て来たんです。

大将が病気になってから動物性脂肪を避けて魚ばっかり食べてた私達。

こんなにお肉ばっかり食べて大丈夫なんでしょうか。

私の心配をよそに、大将は久しぶりの好物のお肉を嬉々として食べまくっています。




まだデザートがあるんです。

このお店の人はスペイン語のみだったんですけど、後ろで食べてた老夫婦が少し英語が分かって通訳してくれました。

『チョコアイスかチョコケーキのどちらにしますか?』

肉攻めの次はチョコ攻めか...。(私はチョコが苦手なんです)

『美味しかった?』

なんて聞かれて、愛想笑いしちゃいましたけど、それよりこの老夫婦はこんなに食べて平気なのかな。

私達と同じグリル・アラカルト食べてたんですよ。

パンパンのお腹をさすりながら、このあと試合で踊れるんだろうかと正直不安を覚えました。

(つづく)





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Last updated  2010/04/12 12:25:53 PM
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