2010/10/17
XML
テーマ: 社交ダンス(9415)
カテゴリ: 競技会関連
<ふりだしにもどる>

『今日はあいにくの曇り空ですけど、晴れてると富士山や南アルプスなんかがきれいに見えるんですよ。』

話し好きの運転手さんが、大会会場の小瀬スポーツ公園体育館に向かう間、山梨名物についていろいろ語ってくれました。

ご当地B級グルメの最高峰を決める今年のB1グランプリで、甲府鳥もつ煮が1位に輝いたそうですね。

『山梨行ったらぶどうだな』なんて言ってましたけど、今年の葡萄はもうそろそろ終わりとのこと。それなら鳥のもつ煮だな。



さてB級グルメならぬこちらはB級スタンダード戦。

出場組数126組でAB二つのフロアに分かれて1次予選が行われました。

相変わらず大将は行方不明で、朝一の試合のしかも第一ヒートなのにフロアに降りてきません。

もう練習時間も終わってしまいました。



ようやく姿を現したときにはまだ手に蝶ネクタイぶらぶら持ってるし、血圧上がりそうですよ。



先週の茨城大会と同様、種目はワルツとスローフォックストロットです。

今回はフロアが少し広いのと、1ヒートの人数を10組程度におさえていたせいで、狭くて踊れないなんてことはありませんでした。

でも全く身体も動かさないでホールドの確認もなく、いきなり1次予選踊っても普通は身体が動きませんよね。

大将は意味不明な自信があるらしく、貼り出された結果も見に行かない強気ぶりです。

『行ってみて落ちてたら戻ってくればいいよ。』

私たちが会場に到着したときにはすでに1階の選手用スペースは埋まっていて、2階スタンド席の周りで陣地を広げていました。

すぐ近くに陣地を広げていた方が通りがかりに声をかけて下さって、なんと同じ教室の方だったんです。

挨拶するのはこれが初めて。

そういえば確かに教室で見かけたことある方々でした。

まさひろ先生に習っておられる長身の上手いカップルで、B級戦に出場されてたんです。



午後のラテンの試合のために体力温存です。



唯一の心残りといえば、スローフォックストロットの『ふりだしにもどる』やり方ですね。

今回はスムーズにフロア1周できちゃったもんで、まだ曲半ばにしてスタート位置に戻って来たんです。

でもそこのところ、まだレッスンで習ってなかったんですよね。

リバース・ウェーブからどうやって最初のフェザーステップに戻っていいのか分からない私達、振り出しに戻っておもむろに一旦停止。



それも周りに誰かいてぶつかりそうになって止まったとかでもなんでもなく、だーれもいないコーナーで1次予選ばかりか2次予選でも同じリスタートをかましたんです。



その同じ教室の方はどんどん勝ち進み、私は2階席から自慢の超音波ボイスで応援させてもらいました。

虹色のドレスが凄くきれいで、観客の噂の的でしたね。

決勝まで進んで優勝でした。

なんかうれしかったです。

でもあんなに上手に踊れるようにならないとB級戦でも優勝出来ないのかと、ちょっと道のりの遠さを改めて実感したりもしました。

『ラテンがんばってくださいね。』

とエールを送っていただき、いよいよ崖っぷちの一発勝負に挑みます。

(つづく)







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010/10/19 07:40:24 PM
コメント(6) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

StarTrees

StarTrees

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: