2013/01/18
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テーマ: 社交ダンス(9421)
カテゴリ: 旅行記
<おまけの一日>

東京の大雪が嘘のように、道後温泉はいい天気です。

実はもう一泊したお陰でいいことがありました。

大将が昨晩泊まった温泉ホテルにスマホの充電ケーブルを忘れて来たというんです。

電話してみると『あります』とのことでしたので、松山駅前のビジネスホテルをチェックアウトして道後温泉までまた市電で出かけて行きました。

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折角なので昨日見学できなかった日本で唯一の皇室専用浴室『又新殿(ゆうしんでん)』や、3階の奥の個室にある『坊つちやんの間』も見てきました。

明治時代に建てられた道後温泉本館は、ちょうど夏目漱石が英語教師としてこの地に赴任した時新築だったそうです。

お風呂に入るにも、払った料金で待遇がかなり違うんですよ。

ただお風呂につかるだけなら400円で、そのかわりタオルも石けんもシャンプーもない、普通の銭湯と同じです。私たちはこれで入りました。




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漱石はこの3階個室システムが気に入って、いつも利用していたとのこと。

当時の彼の給料は校長先生より高かったそうですから贅沢できたんでしょうね。

非常に興味深い『マドンナ』のモデルと思われる女性の写真も飾られてました。なるほど美人さんです。

IMG_1038.jpg

道後温泉駅を降りたところにからくり時計があって、ちょうど12時だったので見てきました。

音楽が鳴ってマドンナが現れ、坊ちゃんの登場人物が次々と顔を出します。どんどん伸びて、温泉に入ってる人たちまで登場。これが最終形です。

時計台の右側には足湯があります。

IMG_1044.jpg

この日は祝日の翌日ということで休館日の場所も多く、子規記念館も愛媛県立美術館もそうでした。

飛行機の時間も迫っていましたのであまり回れませんでしたが、最後に立ち寄ったのはここ、子規堂でした。

IMG_1053.jpg

正岡子規と文学仲間だった住職が、寺の境内に子規が17歳まで過ごした住居を復元して資料館として解放しています。

誰もいないみたいなので入り口でウロウロしていると、いきなりマイクの音声で『入場券はこちらです。』と案内されてビックリ。

寺をはさんだ反対側のお札とか売ってるらしい小屋で女性がこっちを見ていました。





ものすごい数の句を詠んでたみたいです。今で言うツイート感覚だったのかもしれませんね。

夏目漱石とも仲が良くて、一緒に碁を打ったり歌を詠んだり、何しろとても社交的な面白い人だったみたいです。



この日も市電の1日乗り放題券を買って楽しく市内観光をさせてもらいました。

市電の中には俳句の投稿箱があるんです。さすが文学の街ですね。

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2017年に愛媛で国体が開催されるそうなので、その時県代表になれたらまた愛媛に来られるチャンスがあるかもしれません。



(おわり)







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Last updated  2013/01/19 12:23:45 AM
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