2015/02/10
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テーマ: 社交ダンス(9447)
ラテンとスタンダードの大きな違いは踊りのどこを見せるかということです。

ラテンは個々の身体の絞りとか回転とか素早さとかが見せ場なのに対し、スタンダードは二人の移動で見せる踊りです。

石原講師はレクチャーで、移動で見せるスタンダード種目の上半身・下半身が果たす役割に付いてお話し下さいました。





下半身は腰から下ですが、これがスタンダードの見せ場である移動(ムーブメント)を司っています。

曲がる部分は足首、膝、股関節の左右合わせて6カ所。

まず足の向き、これが非常に重要なんだそうです。


『基本はつま先が平行です。』


ラテンやってる方はつい、つま先が開きがちなんですよ。





人間の足は構造上かかとを合わせるとつま先が開いてしまうそうです。



男性は靴ひもでチェックするといいみたい。

男女がホールドしたときも基本つま先平行なんですって。

気にした事無かったです、わたし。





次に膝ですけど、これはつま先と同じ方向が基本だそうです。

むしろそうでない方向に曲げて体重かけると膝痛めますからね。

O脚やX脚の人は特に注意しないとうちの大将みたいにサポーターなしでは踊れない身体になってしまいます。

ひざはつま先と同じ方向。





最後に股関節。

これも意識した事無かったんですが、足首とひざと同じ割合で曲げるそうです。

単位はよく分かりませんが、『足首とひざが2なら股関節も2』とのこと。

足首やひざが曲がらないまま股関節曲げると『でっちり』踊りになりますね。







立ち方が分かったところでどう動くかのお話に入るのですが、その前に上半身の動きを先にお話ししたいと思います。

『あ、そうか!』

と思った事がありました。

スタンダードは動かさない部分があるということ。


上半身の動くところは首とフレーム。







まず首ですが、スタンダードはローテーションのみなんです。女性はいろんな方向に首動かしますから男性の話しだと思います。

首のつけねを中心に左右に倒したり前後に倒したりという動きはしないんですね。

背骨から頭頂に抜ける軸といっしょに頭が動くので,動くのは左右を見る方向のローテーションしかないんです。

ラテンダンサーはここがあいまいで首がゆらゆらしてる人多いですね。大将もそうです。





フレームは左右のスウェイとローテーションがあります。

首、というより鼻をフレームのスウェイ方向に合わせると綺麗に見えるようです。

ワルツのナチュラルターンも男性ずっと左見てるよりスウェイに合わせて逆見たほうが上手い人っぽいですね。

ホワイティさんたちがビフォー/アフターの実演して下さったんですが、なるほどと思いました。





<まとめ>
1 スタンダードの基本的立ち方はつま先平行
2 ひざはつま先と同じ方向
3 股関節は足首・ひざと同じ割合で曲げる
4 首の動きは基本ローテーションのみ
5 フレームはローテーションとスウェイ






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Last updated  2015/02/11 10:31:15 AM
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