2020/05/19
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テーマ: 社交ダンス(9045)
カテゴリ: TVのはなし
新型コロナウィルスでロケが出来ないことから、テレビ番組も再放送で凌いでいるなどの影響が出てきています。

シーズン3が撮影されていた2007年から2008年にかけて、アメリカでは脚本家組合の大規模なストライキがあって、これまで全22話だったシーズンが全13話に短縮されました。

当時も新規の番組制作にストップがかかって再放送が多かったそうです。

この物語の脚本は本当に良く出来ていて、毎回必ずと言っていいほど予想を上回る展開があるんですね。

脚本家たちは視聴率アップに大い貢献していると思いますし、もっとお金頂戴というのも無理ないなと思いました。





さて、話は短いですが内容はとっても濃いです。

シーズン2 で逃亡劇を繰り広げたリンカーンとマイケル兄弟は最終目的地だったパナマにやって来ました。

合流したサラは、ケラーマンの証言により逆転無罪をアメリカで勝ち取ったことを二人に告げます。

しかし謎の組織には相変わらず追われていました。







SONAは暴動が起きたために看守を置くことをやめ、極悪人ルチェロが牢名主として君臨して刑務所内を仕切っていました。

決闘を申し込まれたらどちらかが死ぬまで戦うという絶対的なルールがあり、囚人たちの間に階級制度のようなものが出来上がっています。

一緒に脱獄して来た殺人鬼ティーバック、看守から身を落としたベリックが別の事件で捕まってすでにここにいました。





マイケルは組織の冷酷な工作員スーザンに目をつけられ、ウィスラーという名の男をSONAから脱獄させることを命じられます。

リンカーンの息子とサラが人質にとられていました。

塀の外は警戒厳重で脱獄を試みた男が目の前で射殺されるのを見たマイケルには、脱獄のいいアイデアが全く浮かびません。





切れ者のFBI捜査官マホーンは組織とつながっていて、彼らを追ってパナマにやって来てマイケルの罠にハマり、同じくSONAに投獄されます。

マホーンは手にかけた囚人たちのことで心を病み、精神安定剤なしではやっていけない身体になっていました。

SONAの劣悪な環境の中、手に入る薬は麻薬だけで、せっかく手に入れた移送のチャンスを逃しマイケルの脱獄計画に乗ることにするんです。





この短い13話の中で、なんと3回も脱獄を試みるんですね。

しかも脱獄計画が次第に広まり、ティーバックやベリック、さらにはルチェロまで自分も仲間に入れろと言って来ます。



脱獄が成功してウィスラーをスーザンに引き渡したとしても、人質や自分たちの命の保障は全くありません。

謎の組織の正体や目的も相変わらず分からないし、ウィスラーも一体何者なのか不明。

マイケルの頭脳は組織の裏をかけるのか。

命がけで自分を救ってくれた弟のために、リンカーンも塀の外で大活躍。

たまらなくスリリングなシーズンでした。


星 面白いドラマを見よう! 星





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Last updated  2020/05/20 12:51:50 PM
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