2023/11/17
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テーマ: 社交ダンス(8384)
カテゴリ: TVのはなし
ハリー・ボッシュは、正義感の強い、ちょっと血の気の多い刑事です。

ハリウッド映画に事件ネタを提供した報酬で、眺めの良い高台に一人暮らし。

50歳くらいの出世とは縁のない男ですが、鋭い観察力と直感、そして行動力で難事件を解決し、ロサンゼルス市警ハリウッド署殺人課のレジェンドとなっていました。





ボッシュは容疑者を射殺した件で裁判にかけられています。

正当防衛か、過剰防衛か、いつもギリギリの捜査を行なっているので、彼はよくこう言ったことで訴えられているようです。

裁判と並行して職務は続いていて、今回の山は少年の白骨の発見です。

分析によると少年は20年ほど前に殺されていて、虐待を受けていた痕跡がありました。





家族や当時の友人たちの聞き込みを進める中、別件で逮捕されたウェイツという男が、その白骨事件も含めた連続殺人を自白する代わりに死刑を逃れる司法取引を申し出てくるんです。

ウェイツは実際サイコパスで、市長選に立候補するために顔を売りたがっていた地方検事オシェイを出し抜き、現場案内中に脱走。



そしてなぜかボッシュに執着して、先々で彼に電話をかけてくるんです。





ボッシュの母親は娼婦でした。

子供の頃に殺され、まだ犯人は見つかっておらず、今の仕事についたのはその犯人探しの目的もあったのでしょう。

死体はゴミ箱に捨てられていて、ボッシュは施設で少年期を過ごし、軍に入って中東などに派遣され特殊部隊の一員として働いていた経歴を持ちます。

ウェイツも同じ施設出身で、似たような境遇に育ちながら自分とは違った道を歩んでいるボッシュに興味をもったのかもしれません。





ボッシュの別れた妻は元FBI捜査官で、プロファイラーでした。

犯罪者の心を読むプロです。

その才能を活かし、今はラスベガスでポーカーのプロとして大金を稼ぐ生活をしていて、高校生になるボッシュとの娘と中国人のポーカー仲間の夫と暮らしていました。

今でも行き来はあって、彼女にも助けを借りるんです。

ボッシュの本名は、ヒエロニムス・ボッシュというんですが、ルネッサンス期のオランダの画家 ヒエロニムス・ボス と同じ名前だと今更気づきました。







マイクル・コナリーのミステリー小説「ハリー・ボッシュ・シリーズ」が原作です。

人気ドラマにありがちな美男美女は全然出てこないんですが、じっくりと楽しめて脚本もよくできてると思いました。




おもしろいドラマはこれ!










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Last updated  2023/11/17 07:36:40 PM
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