つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2005年10月25日
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カテゴリ: アート

国宝燕子花図
4年ぶりの公開ということで楽しみにしていました。

この絵との出会いは小学生の頃。当時の趣味は切手収集
でした。そして、ちょうど大阪万博の記念切手の図案が
この絵だった。だからこの絵を見ると大阪万博に行けな
かった悔しさを思い出すのです。

さて、昨年、MOA美術館の紅白梅図屏風の金箔が実は描
かれたものであったという発見があり、秋に竹橋の近代
美術館の琳派展で風神雷神図屏風をはじめ光琳の作品を

した。

この絵の魅力は、やはり多くの人が語るように金を背景
に緑と青の簡潔な色彩と単純な構図で表現された燕子花
の美しさ。離れて全体を眺めても、近くに寄って部分を
眺めても、その美しさを堪能できます。

ここまでくると、メトロポリタン美術館にある「八橋図」
も実物を見たくなりますが、日本に来ることがあるので
しょうか。

さて、在原業平の読んだ歌。
からころも  きつつなれにし  つましあれば
はるばるきぬる  たびをしぞおもふ



そして、同じ燕子花を工芸品に表わしたもうひとつの国
宝、「 八橋蒔絵螺鈿硯箱 」も必見です。
内部の波紋が優美のひとことです。

第二展示室の方は、最初の展示室に比べなぜかとても空


ここにあった、「四季草花図」「伊年印」の数多くの花々
も、繊細で美しくすばらしいものでした。
光琳の「白楽天図」のうねうねした波も楽しめました。

庭園はもみじが多く、もうしばらくしたら、紅葉見物に
もういちど訪れたいと思います





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最終更新日  2005年10月26日 11時08分32秒
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