つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2008年01月29日
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カテゴリ: アート
ここでは、高橋由一の作品を27点、常設展示している。高橋
由一といったら、芸大の「鮭」か「花魁」だが、ここで、彼の風景
画なども、はじめてまとまってみることができた。

鯛.jpg

「豆腐」や「鱈梅花」、「鯛」は、鮭に通じるリアルな表現だな
と思いながら眺める。特に「鯛」は、オランダの静物画といっ
てもおかしくない。そこに大根が描かれているのがまさに日本
的である。

「琴平山遠望図」には、宿の露天風呂から眺めた山の姿そっく
りだと感激する。当たり前のことなのだが。



彼の風景画は、まったくはじめて見たのかと思ったのだが、
memeさんのブログを拝見して、私も愛知県立美術館で「不
忍池」を見ていたことを思い出した。だから懐かしく感じたのか。

お気に入りは、「二見ヶ浦図」。夫婦岩が呼応しあって、身体を
くびらせているようにも見える。角度によってはこのように見
えたのだろうか。早朝の光景ということだが、背景の幻想的な
雰囲気にも惹きつけられた。










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最終更新日  2008年01月31日 21時30分34秒
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Re:高橋由一館の常設展(01/29)  
picchuko  さん
はじめまして。足跡からお邪魔しました。
私は香川県に住んでいます。
こんぴらさんへ来られたのですねぇ。
「書院の美」、やはりこんぴらさんで見るのが一番でしょう!!
当時の金刀比羅宮の影響力の凄さですね。
表書院は硝子越しですが、応挙の作品にいつでも会えます。また、うどんを食べに、こんぴらさんの石段を上りに香川までお越しくださいませ。 (2008年01月31日 22時51分01秒)

picchukoさん  
一村雨  さん
はじめまして。書き込みありがとうございます。
上野の芸大で見たときから、こんぴらへ行くなと
予感していました。
本当に現地で見るのがいちばんですね。 (2008年02月01日 05時35分14秒)

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