つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2008年03月01日
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カテゴリ: アート
小布施駅に降りると、あいにく町内周遊シャトルバスは運
休。そこで岩松院~北斎館の観光タクシー(2,900円)を利
用し、まず岩松院へ。

ひなびた山門を越え、
山門.jpg

本堂へ。
本堂.jpg

自動販売機のチケット売り場。そんなに観光客が多いのか。
はたまた人件費削減なのか。
自動販売器.jpg

ここで、20畳の広間いっぱいに描かれた北斎の天井画「大
鳳凰図」と対面。八方睨みの鳳凰といわれる鋭い視線の鳳

のに、まったく色あせていない。補修もしていないとのこと。

北斎の肉筆の鳳凰図は、何点か見ているのだが、とにかく、
この大きさには絶句。はじめてハイビジョンの大画面テレ
ビを見た時のような感動。

鳳凰図.jpg

特に顔の周りの「とさか」の絵の具の盛り上がりなぞ、お
どろおどろしいまでの迫力。江戸時代の89歳の老人の作
品とはとても信じられない。

ちょっとした振動でも、絵の具が落剥するということで、
(天井画なので)、座って静かに眺めるように椅子が用意さ
れている。ほかにお客は誰もいなく、北斎の気迫が降り注
いでいるような空間を独り占めすることができた。


とだが、結局分からずじまいだった。





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最終更新日  2008年03月03日 06時01分25秒
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