つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2008年12月01日
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西国三十三所結縁総御開帳の一環として、11月30
日まで開帳されていた、六波羅蜜寺の本尊、十一面
観音像を見仏してきた。本来は、12年に1度、辰年
にご開帳されるもので、次回は5年後の予定であっ
たのだが、今回はこのイベントで、特別にご開帳さ
れている。

夏に東博の特集陳列「六波羅蜜寺の仏像」展で、こ
の十一面観音がご開帳されることを知り、楽しみに
していたのだ。


大通りの人の流れを避け、裏道をゆったりと歩く。
小学校横の路地を曲がると、極彩色の六波羅蜜寺が
見えてくる。

さっそく本堂に上がり、国宝十一面観音を拝む。5、
6メートル先の厨子の扉が放たれていて、そのお姿
が見える。身体や顔の金箔はかなり残っている。ふ
っくらと膨らんだお腹が優美にくねる。下ろした右
手は膝下まで届く長さ。お顔は聖林寺の十一面観音
に似ているような気もする。額の白ごうが、光を反
射して、ルビーのように赤く輝いていたのが印象的
であった。


観ることができないのが残念であった。

右手からは、カラフルな色取りのヒモが延びていて、
礼拝所まで伸びている。このヒモを触って拝み、観
音様と縁を結ぶという趣向。

六波羅蜜寺の十一面観音は、1,999年に国宝指定と

て拝観することが出来た。

ちなみに、国宝の十一面観音とは、奈良・聖林寺、奈
良・室生寺、奈良・法華寺、滋賀・向源寺、京都・観音
寺 、大阪・道明寺、そして、六波羅蜜寺の7体である。

次回のご開帳は、来年のゴールデンウィーク(4/26
~5/6)に特別拝観。そのあとは2,012年。今回、双
眼鏡を持っていくのをすっかり忘れてしまった。厨
子とかなり距離があるので、双眼鏡が必要だった。

まぁ、今回は国宝十一面観音像、完全制覇と観音様
と結縁を結べたことで満足。

この写真は、本尊ではありません。本尊ともかなり
異なっています。↓

六波羅蜜寺.jpg

(11/30)






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最終更新日  2008年12月02日 06時26分38秒
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