つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

全て | 徒然 読書 | アート |
2009年01月04日
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カテゴリ: アート
毎年恒例の博物館に初詣。

松梅群鶏図屏風.jpg
江戸絵画のコーナーで、若冲の「松梅群鶏図屏風」
に出会う。東博にこんな作品があったとは知らな
かったので嬉しい。この手のマンガチックなニワトリは、
何度か見ているが、点描の灯篭と組み合わせて
描いているところが面白い。

雪中棕櫚図.jpg

隣の「雪中棕櫚図」もてっきり若冲かと思ったら、
門弟の秦意冲のもの。粘着質の雪の表現など
そっくりである。

雪中老松図.jpg


雪松図屏風」の一部分を切り取ったような感じの絵。
三井を意識して出展しているのかも。

羅浮仙.jpg

岩佐又兵衛の「羅浮仙」。他の画家の描くようには、
艶かしくはないが、豊頬長頤の又兵衛らしさが
よく分かる。

浮世絵のコーナーには、珍しく春信や歌麿の作品が
ひとつも無い。鳥文斎栄之の「風流五節句・元旦」で
満足することにする。

風流五節句・元旦.jpg





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最終更新日  2009年01月04日 21時31分34秒
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