つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2009年09月15日
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カテゴリ: アート
オルセー.jpg


アール・ヌーヴォー独特の細く流れるような植物的な
装飾を施された家具や宝飾品、食器など。

ダイニングルームとか書斎などのコーナーで、大きめな
家具などを展示しているので、点数はさほど多くない。
だから夢中になって眺めているうちにあっという間に
会場出口まで来てしまう。「えっもう終わり?」と少々
あっけなさを感じた。

七宝のコーナーに、「オルフェウス」を描いた花瓶が

背景にエウデリュケを失い嘆くオルフェウス。足元には
竪琴が落ちている。何ともドラマチックな題材の花瓶で
ある。

ラスター彩という磁器を具体的に知ったのは、今回が
初めて。クレマン・マシエの「大皿」。光の移り変わりで、
虹色に変化する表面が何とも美しい。金工作品のようで
あった。

その他、スイレンのつぼみに寄り掛かるオフェーリアを
表したモーリス・ヴヴァルの「インク壺」も美しい。
ラファエル前派の絵を連想する。つぼみがインク壺に
なっているのだが、その蓋がハエなのが、ポイント。


今回は、チケットを頂いたので出かけた。そこそこは
楽しめたのだが、世田美というロケーションを考えると
自腹ではどうだったかなぁ。





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最終更新日  2009年09月18日 05時26分12秒
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