つまずく石も縁の端くれ

つまずく石も縁の端くれ

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2009年11月03日
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カテゴリ: アート
梅花皓月図.jpg


ツイッター情報では、月曜日ということで皇室の名宝展は
空いているようなことであったが、3時ごろは、若冲の
まわりなど、人の列が動かない有様だった。

大混雑の中、若冲の動植綵絵を見ながら、ふと考えた。
はじめて若冲の存在を知ったのはいつだったのかと。

琳派の画家や応挙などには、馴染みがあったのだが
今思えば不思議なことに、若冲のことはまったく知ら
なかった。


この頃は、若冲を「わかおき」と誤読していたかもしれない。

伊藤若冲が自分の中の最初にインプットされたのは、
2003年の森美術館の開館記念展のハピネス展で
「鳥獣草木図屏風」を見たことだと思う。この頃はまだ
ブログを始めていなかったので記録が残っていない。

そのあと、2005年の正月。日本橋高島屋の「大本山
相國寺と金閣・銀閣の名宝展」で「釈迦三尊像」を見た。
その時も強烈な色彩の仏画だという印象しか残っていない。

はじめて、若冲の名前が強烈に残ったのは、千葉市美術館で
「月夜白梅図」を見た時だった。ブログを調べるとそれは
2005年の11月のこと。梅の枝のウネウネとしたくねり

動植綵絵では、「梅花皓月図」と似ている。

その後、2006年の春から夏の半年間の宮内庁の三の丸
尚蔵館で「動植綵絵」の公開。そして、東博の「プライス
コレクション展」で、若冲ブームになった。私もこのブームに
便乗して夢中になったのだ。


この後、奇想の画家を中心とした江戸絵画の追っかけとなった
のであった。








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最終更新日  2009年11月03日 09時31分19秒
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