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2008.02.12

『親密すぎるうちあけ話』'０４・仏

テーマ：ＴＶで観た映画(3817)

カテゴリ：映画　シ

あらすじ

おもむろに長椅子に座った彼女は、いきなり結婚生活の
悩みを打ちあけるのだった。
すっかり冷え切った夫婦関係を一気に告白した女は
当惑顔の男の言葉を待つこともなく、次回の予約をし
早々にオフィスから立ち去っていった・・・。

感想
『髪結いの亭主』

『橋の上の娘』

等で知られる
エロ巨匠パトリス・ルコントによる
精神分析医プレイのすすめ

部屋を間違えた事から始まった
奇妙な男女関係が描かれている。

『仕立て屋の恋』

の
サンドリーヌ・ボネールが演じた
間違えた女は、若くはないが
色気があり、そして謎めいていて
主人公が興味惹かれるのも、無理ないな～。

間違えられた男を演じた
『可愛いだけじゃダメかしら』の
ファブリス・ルキーニは、見るからに生真面目で
この役に、実にハマってた

この二人の診察の顛末や如何に？

確かに、裸も濡れ場も画面には登場せんけど
この映画が、ＰＧ－１２指定ですらないのは

ええのんか？

ってぐらいエロティックやった

言葉とカメラアングルだけで、エロさを表現させたら
右に出る者はいない、ルコント監督の妙技が堪能できたな～

『親密すぎるうちあけ話』公式サイト

ネタバレ感想

なんで精神分析医が当惑した顔してるんだ？
と思ったら、精神分析医じゃなく、税理士やってんな。
あの本に、あの部屋なら、間違えても仕方ない(^_^;)

やがて、誤解は解けるが

カウンセリングごっこ

を続ける二人。

一銭の得にもならないウィリアムが続けるのは
アンナに興味があるからなのは一目瞭然だが

「夫に他の男と寝るようにと、言われている。」

「自分でやって、初めて最後までいった。」

と税理士相手に、挑発的に話すアンナだが
「夫を愛してる」とも語り、真意が掴めなかった。

ウィリアムが困って、タダでは教えない(笑)
モニエ医師に相談に行くと、余計に分からなくなり
アンナとモニエは、グルか！？とも思った(笑)

途中から、どっちがカウンセリング受けてるんだ？
って展開になったのが面白かったな(~_~;)

現在セ○レの元妻に、やきもきされながら
父の仕事を継ぎ、父の家に住み続けてたウィリアムは
最後、ようやく自分の道を歩きだした。

アンナ先生の診療は、成功やん(笑)

良い精神分析医を見つけるのは難しく
良い相手を見つけるのも同様だが
一度に両方見つけて、二人はついてたよな。

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