アレ、ときどき啓人 そらそうよ おーん

アレ、ときどき啓人 そらそうよ おーん

2008.12.12
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カテゴリ: 映画 サ




あらすじ

エスマ(ミリャナ・カラノヴィッチ)は、修学旅行を楽しみにする
サラのため、旅費の調達に奔走している。
そんな中、戦死者の遺児は修学旅行費が免除されると知ったサラは
戦死したと聞かされていた父親の戦死証明書を学校へ提出するよう
エスマに提案するが・・・。


感想

禁煙中の人は
観ない方が良い作品




愛のビンタ
肯定映画



時代は、体罰に否定的な方向に向かってますが
やっぱ、生意気なガキには、ビンタは必要っしょ!


ベルリン国際映画祭で、 金熊賞 を受賞した作品で
内戦の傷痕が、色濃く残るサラエボに住む
母子家庭のエスマとサラを描いていますが


ボスニア紛争で
傷を負った
全ての女性の物語


と言っても、良い作品だと思います。


主演は、『パパは出張中』 のミリャノ・カラノヴィッチ。

真面目な映画に、こんな事を言うのは不謹慎だが
ヒロインと彼女の娘が、美人じゃないのが
ちょっと残念やったな

意地悪な女の子の方が、可愛いかったやん


でも、本当の親子の様に見えたので
良いキャスティングでしたけどね。



ネタバレ感想
マウスでクリックしながら、なぞって下さい。


映し出される女性の顔、顔、顔。
あの女性達も、エスマと同じような傷を負ってるねんな。


サラは、クソ生意気過ぎて、同情よりも
ムカつく気持ちが勝ったな(^_^;)


オッパイが売りの同僚と客が、いちゃついてるのを見て
取り乱すエスマの姿に、舞台がサラエボでもあり
『あなたになら言える秘密のこと』みたいな内容だと
冒頭から、容易に想像がついた。

サラが、レイプで生まれた子だというのも
エスマの態度から予測でき、エスマの友人の
「サラを見ないで死んで良かった」
という台詞で確信していたので
サラが銃を突きつけ、エスマに父親の事を問いただす
クライマックスである筈の場面に
衝撃を感じなかったよな。


その後のエスマの独白シーンは、良かった。
『ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた』でも
そうだったけど、望まない赤ちゃんであっても
抱いた瞬間に、母親の愛情が湧き出てくるもんやねんな。
生物の持つ、子孫繁栄のプログラムの偉大さを感じた。


髪の色が父親に似てると言われ、喜んでいたが
敵の子供だと知って、丸坊主にするサラ。
丸坊主、似合ってるやん。
サヘルも気に入ってくれたようで、良かったやん。



修学旅行の見送りの日、わだかまりの感じる抱擁に
二人の今後に不安を抱かせたが、バスの最後尾から
無愛想ながらも手を挙げるサラ
それに対し、笑顔で手を降るエスマ
希望を感じる終わり方で良かった。


シャヒード(殉教者)の子供だけでなく
内戦の被害者である彼女達の子供達も
修学旅行の費用を免除すべきだよな。
一応、政府から保障はして貰っているようだが
十分とは程遠い状態やねんから。


ペルダが、オッパイ女ではなく、エスマみたいなオバチャンに
惹かれるのが不思議だったが、マザコンだったので納得(笑)

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Last updated  2008.12.12 20:50:33


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